新NISA2年目となる2025年。
我が家は住宅ローン年間返済額を目標に配当金投資を始めて数年が経ちますが、今ではその目標を達成することができ、配当金収入は増加し続けています。
税金面では不利な配当金ではありますが、NISAを活用することによってそのデメリットではなくなります。
非課税枠内であれば、配当金に対する課税はなく、収入UPに繋がりますね。
安定した収入源に育った配当金を考えると、今後の投資方針も配当金(配当利回り)を一つの指標として投資先を選び続けることになります。
配当金投資に関する本を見かけることも多くなりましたが、自分に合う投資手法を見つけて、それを愚直に続けることでメリットが生まれてきますね。
時間はかかりますが、精神衛生上は非常に良い投資手法だと思います。
割安高配当株の投資先候補
四季報を見ながら、今回、指標面でも割安の高配当株をピックアップしました。
今回の四季報は、過去10年の配当歴も掲載されているので、投資先を選ぶ際にも便利ですね。
5105 TOYO TIRE
タイヤ国内4位のTOYO TIREを挙げます。
過去10年非減配であり、増配回数は4回と少なめですが、近年は増配が続いています。
指標面では非常に割安であり、配当利回りも高いですね。
SUV用の強みを持っており北米市場でも強いです。
私も同社の強みを見つけて、指標面の割安さや高配当からポートフォリオに組み入れました。
三菱商事グループとも連携しており、期待が持てる会社です。
時価総額 | 3,769億円 | PER(予) | 6.3倍 |
---|---|---|---|
配当利回り(予) | 4.50% | PBR(実) | 0.86倍 |
5411 JFEHD
国内2位の鉄鋼メーカーです。
鉄鋼メーカーは景気変動リスクが高く、先日も減配を発表しているため、高配当が維持されるかどうかは不透明な部分があります。
そのため、現在の高配当利回りは魅力的とも言えますね。
同社に着目したのは、同社の持分法会社であるインドのJSWスチールです。現地ではタタに続く2位であり、成長著しい会社。
人口ボーナスでは今後世界1位となるインド市場で、JFEの虎の子となりそうです。
指標面でも割安であり、減配リスクはあるものの、成長力のある会社と見て保有しています。
時価総額 | 11,379億円 | PER(予) | 8.7倍 |
---|---|---|---|
配当利回り(予) | 5.62% | PBR(実) | 0.45倍 |
5970 ジーテクト
ちまちまと買っていたらホンダ・日産統合ニュースにより急騰してしまったホンダ系部品メーカーのジーテクト。
DOEを配当指標としており減配リスクは低い銘柄です。
過去10年では10年連続で増配を続けており、非常に魅力的な銘柄です。
しかも、株主優待(クオカード)もあるので、長期保有にはうってつけの銘柄です。
今後は更に増配を続けることが想定されること、PBR0.4倍と極めて低い水準であり、長期保有にもってこいの銘柄と言えそうです。
時価総額 | 772億円 | PER(予) | 7.6倍 |
---|---|---|---|
配当利回り(予) | 4.21% | PBR(実) | 0.40倍 |
7313 テイ・エス テック
こちらもホンダ・日産統合ニュースにより株価が上がっていますが、運よくその前に購入して保有している銘柄。
ホンダ系の4輪シートメーカーであり、過去10年増配が続いている銘柄です。
指標面でも極めて割安ですが、キャッシュリッチ銘柄でもあります。
自己資本比率72.5%と極めて高く、時価総額2000億円強に対してキャッシュは1500億円も保有しています。
株主優待も実施しているので、ジーテクトと合わせて長期保有に適している銘柄といえそうだ。
時価総額 | 2,444億円 | PER(予) | 18.7倍 |
---|---|---|---|
配当利回り(予) | 4.62% | PBR(実) | 0.71倍 |
8194 ライフコーポレーション
さきの4銘柄の中では配当面では見劣りしますが、過去10年非減配の食品スーパートップ級のライフコーポレーションに着目しています。
四季報で次の記載に着目した。
健康配慮の『ビオラル』は30年度売上400億円(23年度70億円)目標。他スーパーとの差別化、採算改善に貢献。
売上規模はまだまだ小さいですが、今後着目のPBブランドと言えそうです。
PERは過去3年来安値圏であり、配当利回りが3%を超えてくれば投資妙味がありそうです。
価総額 | 1,738億円 | PER(予) | 9.7倍 |
---|---|---|---|
配当利回り(予) | 2.84% | PBR(実) | 1.15倍 |
家計のキャッシュインとなる配当金収入
日経平均は4万円前後と高いですが、まだまだ割安な銘柄がありますね。
配当金収入は家計にとって強い味方となります。含み益が大きくなれば売却して再投資すれば、さらに配当金収入を増やすこともできます。
正直時間はかかります。
私が配当金をもらったのは2016年7万円程度でした。
今では300万円以上に育っており、配当再投資の力が出てきているように思います。
繰り返しになりますが、株価が大きく伸びる成長株投資と比較すると地味で、資産の成長スピードも遅いです。
私もそうした投資に憧れ、焦ったこともありましたが、結果としては失敗であり、愚直に高配当株投資のみすればよかったなと思います。
性格にもよると思いますが、一定の配当収入が出てくると、家計の安定度、老後や教育費などのライフプランへの対応などもしやすくなると思います。
1株でも投資できる環境があるので、コツコツ投資することも大事ですね。
NISAを活用して余剰資金で株を持つことで将来のリターンを生んでくれます。
コメント