注目していたフロンティアインターナショナル(7050)の23年4月期1Q決算が出ましたね。
昨年は東京五輪などもあったので弱く出るかなと予想していた部分もあったんですが、1Q自体は良い決算でしたが上期予想がすごく弱かったですね。
保有していたのですが、いったんPTSで売却して冷静になろうと思います。
1Q決算の振り返り
1Q決算は爆益決算を出してくれまして、すこぶるよかったです。
売上、利益成長共に申し分ないでしょう。
ここ2年の同社の1Qは、通期の15%未満だったので1Qはもともと弱いにもかかわらず、良い決算でした。
今期は通期予想は出していませんが、上半期予想を出しています。
あ、あれれ・・・・
売上 22.2%減
営業利益 28.3%減
とめちゃくちゃ悪い予想ですね。
昨年は、東京五輪があったので特需的な部分はあったと想定され、弱くなると思っていましたが、想像以上の悪い数字です。
8月のコロナ第7波の影響もあるでしょうけど、それにしても弱い。
2Qだけで見ると、
- 売上 80億円-44.87=35.13(昨年67.6、一昨年46.9億円)
- 営業利益 8.65億円ー5.71=2.94(昨年11.4、一昨年4.8億円)
と比較しても、めちゃくちゃ弱いですね。。。。
控えめに見てるのかもしれませんが。
決算書類は全部目を通していたのですが、今さらながら国策のBPO案件は、コロナ関連のようですね。
コロナ特需で業績が伸びていた部分も否めず、前回の記事で投資対象とせずと判断したセレスポと同様だったのかも。
想像力不足を痛感・・・。
この3ヵ月で現預金69億円→43億円とめちゃくちゃ減ってますね。
CF計算書はついていませんが、未払い法人費用などでそのままでて言った感じですね。
資産は126億円から105億円と減っており、負債は49億円から28億円まで減っています。
自己資本比率は上昇していますが、キャッシュリッチに魅力を感じていた部分もあったのでなんだか残念な気分。
四季報予想は強いけど
四季報予想では、PER7倍程度とかなり割安な水準です。
企画プロデュースではトップ企業であり、財務も良く期待もできそうですが、コロナ特需があったのかもと思うと、投資を迷ってきました。
2Qが予想通り弱いとなると、コロナ後のイベント増加のプラス部分とコロナ特需はがれたマイナス部分とがどう出るかですね。
コロナ特需以上に成長できそうだったら、激安銘柄と言えそうですが・・・。
中期経営計画の27年4月期には、BPO含むヒューマンソリューション事業は22年4月期の83億円から235億円に伸ばす計画。
同社最大の成長ドライバー事業ですから、この分野の事業が伸びているのかは見ておきたいところですね(今回の決算は内訳不明ですが)。
まだまだ決算書を読み込めてなかったなと反省。
四季報で見つけた高配当株の記事はこちら。
また、PER×PBRで見た超割安銘柄の記事はこちら。
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