「1000万円を貯める」と聞くと、遠い世界のように思いますね。
1,000万円というのはひとつの目安で、それだけの金融資産があると、安心感が出てきます。
1000万円を貯めようと思うと、毎月1万円ずつ貯めたとしても、1000ヵ月かかります。83年です。
無理ですね。その前に寿命が来ます。
それだけ大きなお金ですが、1,000万円を作るのに、投資をしていくことで時間を短縮できます。
- 月1.8万円
- 年利3%
- 30年積立
これで1,000万円に到達します。
同じ期間、仮に年利5%のリターンであれば、1,500万円の金融資産を作ることができますね。
積立は早く始めて、長く続けることで、大きな資産を築けるんですね。
1,000万円を作るために
私が最も投資を始めたことで、後悔している点は2点です。
- もっと早く始めればよかった
- 長く続ければよかった
この思いがあるので、長く投資を続けようと考えています。
お金の不安はなかなかなくならないものですが、平均的なサラリーの場合、その労働収入と預貯金だけでは資産を作っていくことは難しい部分があります。
30代、40代で1,000万円以上の資産をつくることができれば、大きいですね。
金融広報中央委員会の調査によると、
- 30代の金融資産 529万円
- 40代の金融資産 694万円
となっています。
別の統計である総務省の家計調査を見てみると、
- 30代の金融資産 667万円
- 40代の金融資産 926万円
となっており、1,000万円を作ることはできていません。
老後に不安を感じる時代ですが、金融資産を作っていくことが重要な時代となっているように思います。
その際に、投資による複利運用が大きな力を生みます。
金融広報中央委員会によると、株式投資をしている人の割合は、
- 30代では10%程度
- 40代では8%程度
と、ほとんどの人がしていません。
それだけ投資は私には関係ないという方も多いのかもしれません。
少額投資からでも始められる時代
毎月1万円、2万円と言ったように、積立投資をしていくのに便利なのが投資信託です。
一定の信託報酬(毎年かかるコスト)を払う必要はありますが、市場平均と連動するような投資信託であれば0.1~0.3%程度と非常に低いですね。
また、楽天証券であれば、毎月5万円までは楽天カードを利用して積立もできるようになっています。1%分の楽天スーパーポイントがもらえるので、非常にお得ですね。
LINE証券のように、LINEから金額単位で投資することもできます。また、LINE証券のようにTポイントを利用して投資できる証券会社も現れていますね。
数百円からでも投資ができ、1株からでも投資ができるので非常に便利な証券会社です。
投資をするうえで重要な長く続ける方法
毎月1万円、2万円の投資を続けるだけでも、大きな金額となりますが、それには時間がかかります。
20年後、30年後に1000万円になっていると思っても、20年積立をするのは並大抵のことではありません。
一番は積立する仕組みを作っておくこと。
個人型確定拠出年金iDeCoであれば、60歳まで引き出せないデメリットはあるものの、掛け金がそのまま節税になるのでメリットも大きいですね。
ただし、途中で引き出せないという資金ロックリスクがありますので、iDeCoも良いですが、まずは「つみたてNISA」を利用するほうが良いでしょう。
いつでも、売却して現金化することも可能です。
年40万円の投資までは、20年間非課税というメリットがありますので、なるべき長く続けるのが大事です。
投資を続けることの威力
積立投資にこだわる必要はありませんが、月1.8万円の投資を30年年利3%で運用ができれば、1000万円を超えます。
月2.5万円を20年年利5%で運用することができれば、同様に1,000万円を超えます。
アメリカ市場の代表指数であるS&P500の過去20年のリターンは6.1%となっています。
もし、20年前に投資をしていれば、月2.5万円で約1,200万円になっています。
過去30年は9.7%のリターンですので、仮に30年月2.5万円を積立続けることができていれば、元本900万円が5300万円にまで成長しています。
まずは積立を続けることが大事
- S&P500の過去20年のリターン 6.1%
- S&P500の過去30年のリターン 9.7%
- 月1.8万円 30年積立(年利3%) 1000万円超!
- 月2.5万円 20年積立(年利5%) 1,000万円超!
- 月2.5万円 30年積立(年利9.7%) 5,300万円超(元本は900万円)!!
複利ってすごいですね。
30代、40代のみなさーん!
少額投資だからといってあなどるなかれ。
まずは、コツコツと始めることが大事ですね。
楽天カードを使って積立をすると、カードの還元率分がお得ですね。
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