2021年も早いもので、もうすぐ終わりますね。
今年も配当収入という不労所得を得ることができたので、配当再投資による投資資金を作ることができました。
我が家は教育費の増大を迎える際に、不労所得を増やしておくことで選択肢を作るということを目標にコツコツ投資をしています。
- 配当金は安定して入ってくる
- お金がお金を生むキャッシュマシーン
- 再投資でさらに配当も増える
- 増配によって配当収入が増える
今年の配当収入を振り返り、反省点をまとめます。
2021年の配当収入
まずは、月別の配当収入の推移です。
12月は過去最高の約28万円(税引き後)の配当収入を得ることができ、ちょっとしたボーナスとなりました。
3月決算の企業を多く保有しているので、その中間配当が主な収入ですね。
年初の予想は、税引き後100万円程度を予想していましたが、約140万円での着地となりました。
一部高配当株の売却をしているので、2022年の配当収入は、
- 税引き前 約140万円
- 税引き後 約120万円
を予想しており、今年よりも配当減を想定しています。
月平均の配当収入
月平均当たりの配当収入は、約11.7万円となり、前年割れとなっています。
昨年は、日本たばこ産業を多く保有していたので、配当も多かったのですが、持ち株数を減らしたことで配当収入は減っています。
住宅ローンが月7万円ほどで、管理費や固定資産税月換算で10万円程度であることを考えると、ほぼ住居費を不労所得でペイできている状態ですね(実際には配当で払っているわけではないですが)。
配当収入が鈍化していますが、資産は増えているので、やややきもきしますが、10年後を見据えてコツコツ投資をしていく方針です。
配当金の月別推移を違う形で見たものですが、できれば毎月のように配当10万円というのが目標です。
日本株だけでは限界も感じるので、米国株の投資なども考えておきたいと思っています。
受取配当金の推移
2016年頃から投資を始めており、配当収入を積み上げてきましたが、
累積配当金収入は500万円を超えてきました。
来年以降も継続的に100万円以上の配当があると思うので、この累積配当は増えていく予定。
累積配当金が増えれば増えるほど、すでにキャッシュとして受け取った利益ですので、分厚い防御壁となってきます。
私たちの年金財源の一部を運用しているGPIFの収益の約4割はインカムによるものです。
こうしたインカムが増えると、安定した運用に繋がると考えています。
我が家の場合は、すでにアラフォー世代であり、子どももいることから、大きなリスクを取るつもりはありません。
挽回する時間がないのと、精神的なダメージも大きいと考えるからです。
そのため、分散投資をしながらコツコツと増やしていく方針。
大きく負けないことに主眼を置いています。
これに加えて、株主優待も少しもらっていますので、優待メリットもありますね
GPIFは、次のことを言っています。
インカムゲインは確実に得られる利益であり、景気変動の影響を受けにくい
管理運用法人の収益のうちインカムゲイン(利子・配当収入、13 ページ参照)は、資産の時価変動に関わらず安定的に一定の収益が見込めるものですが、キャッシュとして保有せず、自動的に再投資しています。
これは、長期投資家の場合には、インカムゲインをそのまま再投資に回した方が、長い期間で見れば大きな複利効果が得られるからです。
私に景気の先行きを読む力はないので、毎年安定したリターンを積み上げていくことができればと思っています。
2022年の配当予想
繰り返しになりますが、高配当株を一部売却したことにより、来年の配当は約120万円税引き後と考えています。
今年も年初は約100万円税引き後が、140万円着地だったので、できれば年初予想を上回る配当をめざしたい。
中長期の目標推移です。
ただし、高配当だけが魅力の投資は基本的にはしない方針。
高配当よりも、将来の配当収入の増加を踏まえて、増配銘柄への投資を基本としています。
配当を増やすことで安定度は上がる
これは実感ですが、配当が増えることで安定度は確実に上がっていると思います。
毎月もらえる配当や優待をもらいながら、株価成長力のある銘柄にも一部投資をして、売却益を得ていきたい。
来年の投資方針です。
以下、今考えている投資候補です。基本未保有銘柄です。
3844 コムチュア | |||
株価 | 3,080円 | 営業利益率(予) | 15.2% |
PER(予) | 41.23 | ROE(予) | 19.3% |
PBR(実) | 7.95 | 自己資本比率 | 74.9% |
ミックス係数 | 327.64 | 営業CFマージン | 7.5% |
配当利回り(予) | 1.07% | 配当性向 | 44.2% |
CAGR | |||
2022 | 3年平均 | 5年平均 | 10年平均 |
売上 | 8.4% | 10.6% | 15.3% |
営業利益 | 10.8% | 18.1% | 22.4% |
経常利益 | 10.8% | 17.8% | 21.8% |
純利益 | 9.6% | 17.5% | 25.1% |
EPS | 9.6% | 17.5% | 25.0% |
増配率 | 11.2% | 20.8% | 32.0% |
DX銘柄として生き残っていく銘柄と考えています。
5384 フジミインコーポレーテッド | |||
株価 | 7,450円 | 営業利益率(予) | 23.0% |
PER(予) | 20.93 | ROE(予) | 14.8% |
PBR(実) | 3.28 | 自己資本比率 | 85.3% |
ミックス係数 | 68.72 | 営業CFマージン | 20.8% |
配当利回り(予) | 2.28% | 配当性向 | 47.8% |
2022 | 3年平均 | 5年平均 | 10年平均 |
売上 | 10.2% | 8.6% | 6.2% |
営業利益 | 29.4% | 21.9% | 28.3% |
経常利益 | 27.7% | 21.1% | 27.5% |
純利益 | 27.3% | 21.3% | 32.1% |
EPS | 27.3% | 21.3% | 32.1% |
増配率 | 25.0% | 26.3% | 18.9% |
半導体関連の銘柄として保有したいです。
もっと視野を広げつつも、投資家として一皮むけたい1年としたいですね。
以下、参考にしている本です。
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