スノーピークは、キャンプやアウトドア用品を手掛ける新潟県三条市に本社を置く会社です。
コロナ禍において、キャンプ人気に火がついてさらに業績を伸ばしていますね。
私自身は、キャンプ未経験ですが、最近はソロキャンプに興味を持って、ググったりしているところです。
キャンプ用品って色々あって、面白いですね。
キャンプといえば、スノーピーク!と思って、まずはスノーピークに投資をしています。
株主関係書類の封筒のシックなブラックを使っていてなんだかカッコいいですね。ZOZOも確か黒だったような・・・。
ワークマンも一時期の人気で株価が大きく上がった後は、成長は続いているものの成長力鈍化で株価は低迷しています。
スノーピークも同じ道を辿るのかもしれませんが、まだ時価総額は800億円程度のオーナー銘柄とあって、期待は十分持てそうな気がしますね。
スノーピークの業績推移
スノーピークの業績を見てみましょう。
16期連続で増収を続けており、一過性の人気だけでなく、きちんと顧客のすそ野を広げながらしっかりと成長していることが分かります。
営業利益率も10%を超え始めていますね。
純利益率も10%を超えています。
- スノーピーク 10.6%
- アルペン(3028) 4.7%
- ヒマラヤ(7514) 2.3%
- ゴールドウィン(8111) 11.8%
- デサント(8114) 5.2%
アパレル関連の同業他社と比較しても、高い部類ですね。
ノースフェイスが人気のゴールドウィンも高いです。
これが定着してくると、同社の基盤はさらに強固になりそうですね。
私はゴールドウィンにも投資をしていますが、同社のノースフェイスは日本と韓国しか販売ができないため、海外売上比率が3%程度と極端に低いことです。
この点、スノーピークは海外展開を進めており、人口減少が続く日本以外にも販路を増やしている点は高評価ですね。(まだ売上の7割は国内ですが)
キャッシュを稼ぐ力は強い
私は投資をするうえでは、キャッシュを稼ぐ力を見るようにしています。
どんな企業も(家計もですが)キャッシュが尽きた時が終わりです。
売上よりも利益、利益よりもキャッシュともいわれますので、その現金創出力を見る営業キャッシュフローマージンは重要指標です。
同社の場合は、純利益よりも営業キャッシュフローが高いアクルーアル(質の良い利益)を出しており、営業キャッシュフローマージンも基本的にはプラス推移で良いですね。
もう少し高いほうが安心感はありますし、在庫が増えたりするとこの指標は悪化するので、下がってきたら確認すると良さそうです。
財務は盤石
自己資本は右肩上がりで増えていますし、ネットD/Eレシオはマイナス(1倍以下だと優良)とかなり健全です。
全く問題なさそうですね。
手元キャッシュは月商2か月弱と少なめですが、現金が入りやすい小売業ですのでこんなものでしょう。
中期経営計画
2024年までの中期経営計画において、海外売上比率40%を掲げています。
海外でもキャンプ需要は高まっているようですので、期待したいですね。
国内だけでなく、海外でも伸びていければ、楽しみな会社です。
株主還元も
配当も増配基調ですが、配当性向はまだ10%程度とそこまで重視してない様子が伺えます。
株主優待は1年継続保有が要件ですが、同社製品を買う際の割引券がもらえます。
成長資金を確保しながら、配当を増やしていってくれればいいですね。
まだ成長ステージで配当性向を30%程度にする段階ではないと思います。
スノーピークの成長は楽しみ
指標面では、株価2283円、PER26倍、PBR6.2倍となっており、同業他社と比較してもすこぶる高い水準ではないです。
株価が落ちてきているので、指標面では割安感が出てきましたね。
四季報による安値平均PERは19倍なので、まだ下げ余地はあるといえそうですが、私はとりあえずやや含み損とはいえ保有方針。
- 根強いファン層がいる
- キャンプ需要の高まりで成長期待(すでに市場は織り込んでいると思いますが、さらに伸びるか)
- 指標面では一時ほど高くない
- 海外展開に期待
- 配当はイマイチだが、長期で見たい
- 株主優待は1年継続保有が要件
小売業のほうが爆発的なヒットがある場合は大化け期待もありますね。
月次動向も出していますし、やや成長鈍化も見られますので注意は必要ですが、しばらく見ておこうと思います。
将来のお金の不安を小さくしていくためには、資産運用は欠かせません。
資産運用の代表的なツールが「株式投資」。
株式投資では、ある程度の資金が必要ですが、何事も「小さく始めること」が大事です。
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