株価の上昇は読めませんが、配当金は確実にキャッシュとして入ってくる利益なので、高配当株への投資を中心としています。
愛用しているバフェットコードを利用して、スクーリングをしてみました。
- 配当利回り 4%以上
- 営業利益率 10%以上
- ROE 10%以上
配当利回りを4%以上としているので、銘柄もかなり絞られます。
我が家は、とにかく高配当利回りへの投資を最優先し、配当金を増やしていきたいと考えています。
年間120万円(月10万円)程度になれば、ポートフォリオのバランスも実行していこうと考えています。
高配当!配当利回り4%以上の銘柄
配当利回り4%以上は、ほかにもありますが、収益性(営業利益率)と資産の効率性(ROE)をそれぞれ10%以上として絞ると、わずか16銘柄となりました。
銘柄コード | 会社名 | 優先市場 | 業種 | 決算月 | 売上高 | 営業利益 | 当期純利益 | 営業利益率 | 純利益率 | ROE | 時価総額 | PER(会予) | PBR | EV/EBITDA | 配当利回り(会予) | 自己資本比率 |
8628 | 松井証券 | 東証1 | 証券、商品先物取引業 | 3 | 32,210 | 18,532 | 12,908 | 57.5 | 40.1 | 13.6 | 304,255 | – | 3.2 | – | 7.1 | 11.6 |
8035 | 東京エレクトロン | 東証1 | 電気機器 | 3 | 1,130,728 | 281,172 | 204,371 | 24.9 | 18.1 | 26.7 | 2,398,849 | 8.9 | 3.1 | 5.8 | 5.7 | 64.5 |
2914 | 日本たばこ産業 | 東証1 | 食料品 | 12 | 2,139,653 | 561,101 | 392,409 | 26.2 | 18.3 | 14.6 | 5,836,000 | 15.5 | 2.2 | 9.1 | 5.1 | 53.6 |
3245 | ディア・ライフ | 東証1 | 不動産業 | 9 | 16,476 | 2,071 | 1,329 | 12.6 | 8.1 | 15.4 | 17,445 | 8.2 | 2 | – | 4.8 | 38.2 |
8897 | タカラレーベン | 東証1 | 不動産業 | 3 | 110,851 | 12,597 | 7,367 | 11.4 | 6.6 | 17.6 | 41,788 | 6.6 | 1 | 10.8 | 4.7 | 22.2 |
2121 | ミクシィ | マザーズ | サービス業 | 3 | 189,094 | 72,359 | 41,788 | 38.3 | 22.1 | 25.6 | 214,274 | 6.9 | 1.3 | 1.3 | 4.5 | 91.2 |
3299 | ムゲンエステート | 東証1 | 不動産業 | 12 | 63,568 | 7,122 | 4,276 | 11.2 | 6.7 | 21.3 | 16,317 | 6.9 | 0.8 | 10.7 | 4.5 | 27.8 |
7148 | FPG | 東証1 | 証券、商品先物取引業 | 9 | 21,071 | 13,417 | 9,580 | 63.7 | 45.5 | 35.5 | 103,234 | 10 | 3.8 | 7.8 | 4.5 | 37.3 |
3242 | アーバネットコーポレーション | ジャスダック | 不動産業 | 6 | 16,085 | 1,668 | 988 | 10.4 | 6.1 | 13.3 | 8,548 | 8.3 | 1.1 | 12.2 | 4.4 | 26.1 |
7270 | SUBARU | 東証1 | 輸送用機器 | 3 | 3,405,221 | 379,447 | 220,354 | 11.1 | 6.5 | 14.2 | 2,593,658 | 11.8 | 1.7 | 4.6 | 4.3 | 54.4 |
7729 | 東京精密 | 東証1 | 精密機器 | 3 | 88,194 | 17,283 | 12,717 | 19.6 | 14.4 | 13 | 116,620 | 9.1 | 1.2 | 4 | 4.1 | 73.7 |
5015 | ビーピー・カストロール | 東証1 | 石油・石炭製品 | 12 | 12,641 | 2,988 | 2,035 | 23.6 | 16.1 | 18.5 | 36,181 | 24.9 | 3.3 | 15.9 | 4.1 | 79.3 |
4668 | 明光ネットワークジャパン | 東証1 | サービス業 | 8 | 19,383 | 2,615 | 2,042 | 13.5 | 10.5 | 14.5 | 28,943 | 39.6 | 2.1 | 12.2 | 4 | 76.3 |
3447 | 信和 | 東証2 | 金属製品 | 3 | 16,586 | 2,307 | 1,460 | 13.9 | 8.8 | 12.5 | 15,056 | 10 | 1.3 | 7.5 | 4 | 55.8 |
6384 | 昭和真空 | ジャスダック | 機械 | 3 | 11,824 | 1,814 | 1,539 | 15.3 | 13 | 18.5 | 9,748 | 9.4 | 1.2 | 3.8 | 4 | 60.4 |
8898 | センチュリー21・ジャパン | ジャスダック | 不動産業 | 3 | 4,077 | 1,206 | 905 | 29.6 | 22.2 | 16 | 13,221 | 14.5 | 2.3 | 9.3 | 4 | 87.5 |
このなかでは、日本たばこ産業(2914)とFPG(7148)を保有しています。
ミクシィってこんなにも高配当株だったんですね。
ゲームをしないのですが、収益率も高い企業です。営業利益率は、38%もあります。
ただ、モンスターストライク以降のヒットが見当たらず、2016年3月期をピークに毎期売上が下がってきています。
ゲーム業界は当たれば大きいですが、ブームが終われば、次がないとジり貧です。
安定した配当金を創出できる原資を生み続けられる企業のほうが好みです。
日本たばこ産業へ集中
上記のうち、利回り5%以上に絞ると、
- 松井証券 7.1%
- 東京エレクトロン 5.7%
- 日本たばこ産業 5.1%
の3社のみです。
松井証券や東京エレクトロンも気になる銘柄ですが、利回り5%を超える日本たばこ産業への投資が第一メインです。
米国株を除けば、国内株では増配・高配当銘柄として随一ではないでしょうか。
収益率も高く、キャッシュフローも安定しています。
たばこ事業は、じり貧です。売上高の拡大は見込めません。
ただ、それでも、リピーターの多い商品ですので、なくなることはないと思っています。
株価は3,000円を割れば追加購入してきましたが、2,900円台が定着していますので、2,900円割れで追加購入していきたいと考えています。
松井証券の配当政策
配当性向60%以上100%以下且つ純資産配当率(DOE)8%以上を基準
松井証券は高い収益率を誇っていますが、やや下落傾向ですね。
配当金も増配したり、減配したりとしていますので、今の利回りが続かないと思ったほうが良さそうです。
我が家は増配銘柄への投資を重要視していますので、例え利回りが高くても、投資先からは外れることになります。
東京エレクトロンの配当政策
当社の配当政策は業績連動型を基本とし、親会社株主に帰属する当期純利益に対する配当性向50%を目処とします。ただし、1株当たりの年間配当金は150円を下回らないこととします。なお、2期連続で当期利益を生まなかった場合は、配当金の見直しを検討します。
半導体事業は、景気の影響を大きく受けますが、このところ業績は急拡大していますね。
それにつれて、配当金もどんどん増やしてくれています。
配当金は、業績に連動しますので、景気が逆回転したときには、問答無用で減配してくるのではないでしょうか。
日本たばこ産業(JT)の配当政策
株主還元方針につきましては、積極的な事業投資を継続しながらも、起こり得る環境変化にも対応できる強固な財務基盤を維持しつつ、中長期の利益成長に応じた株主還元の向上を図ってまいります。
具体的には、1株当たり配当金について、安定的・継続的な成長を目指してまいります。
日本たばこ産業は、たばこが主事業なので、将来の見通しは明るくありません。
しかし、継続的な値上げにより収益は確保していくことでしょう。
15年連続の増配銘柄でもあり、安定配当が見込めます。
この3銘柄では、やはりJTに投資したいと考えますね。
配当金で家計を下支えする
将来、配当金に対する課税が上がるかもしれませんが、それはそのとき。
今は、家計を下支えする安定した収入源作りに注力しています。
働き方改革により、また、自分の意識改革もあり、これまで副収入的にあった残業代はゼロとなっています。
私の周りでも残業代を当て込んで生活している人は多く、賃上げが名目3%あったとしても(うちはないけど)、残業代カットのほうが堪えているのではないでしょうか。
給料以外の収入があると精神的に安定してきます。
やはり、キャッシュ・イズ・キングですw
暴落時にも耐性がある
配当金というキャッシュフローを重視しているので、株価の上げ下げには一喜一憂しませんが、株価が暴落したときにはやはり気になりますね。
米国の金利上昇による景気後退懸念から、株価が暴落しました。
そのなかでも、高配当株の下げは限定的ですね。
米国市場で見れば、AmazonやApple、Google(親会社アルファベット)など株価上昇をけん引してきたIT銘柄がNYダウ平均よりも大きく下げています。
しかし、翌日は米国市場では、MO、BTI、PMともにNYダウよりも下げています。
日本市場では、ドコモ、KDDI、JTともに日経平均よりも下げていますね。
株価の調整はいったん終わるかもしれませんし、まだまだ下げるかも知りません。
ただ、連続増配銘柄への投資を継続するという方針は変わりません。
株価後退期に入ったときこそほど、高配当株の威力は発揮するように思います。
相場が上がっても下がっても、資金を投入し続ける確かなキャッシュフローを大事にしたい。その一助に配当金はなります。
株価が下がっても配当金は安定して入金され、それを原資に株数を増やせるわけですから。
ではでは。
日本たばこ産業を買い増ししました。この時期、12月決算の銘柄であることも魅力。
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