高い成長力のある銘柄を長く保有することで、大きな利益を得ることが可能なのが株式投資ですね。
中にはPERが100倍を超えるような割高な銘柄もありますが、だからと言って投資対象外というわけではありません。
私は安定した配当銘柄にも投資しつつ、成長株に資金を振り向けています。
どんな銘柄が過去に大きく上がったのか、業績やビジネスモデルを見てみるとヒントがあるかもしれませんね。
そうした銘柄に投資し、ずっと握り続けることは至難の業でもありますが、いつかテンバガーという銘柄を握ってみたいものです。
この記事では、
- テンバガーになった銘柄を3銘柄
- これからテンバガー期待の3銘柄(候補?!)
をピックアップしてみました。
過去にテンバガーを達成した高成長株
テンバガーとは、株価が投資価格から10倍になった銘柄です。
株式投資の醍醐味のひとつがこの大きな値上がり益の期待があることですね(逆テンバガーもありますので、リスクヘッジはもちろん大事ですよ)。
いつかはテンバガー株を手に入れたいと思いますが、過去のテンバガー株にもヒントがあるのかもしれませんね。
エムスリー
ソニー子会社として、医療情報サービス会社のエムスリーです。
私もかつては保有していたんですが、売却してからすでに3倍・・・・(´;ω;`)
メディカルプラットフォームとして、医師への情報提供、医療関連会社マーケティング支援、治験支援、電子カルテ等の開発などを手掛けています。
また、医療従事者等向け人材サービスなども展開しています。
みてください。
このすさまじいチャートを。コロナショックでさらに加速していますね。
業績の推移を見ていると、売上高・営業利益はどんどん伸びています。
営業利益率は下がっているとはいえ、25%を超える高収益企業です。
2007年以降で見てみると、売上高の平均増収率は29%にも上り、営業利益も24.8%の平均増益率となっています。
すさまじいですね。
21年3月期は予想が出されていませんが、またぶっ飛んだ数字を出してくれるんだろうと思います。
安定して20%を超える増収を続けているのは、投資家の期待を裏切らずに成長している数字と言えますね。
うーん、すごい。すでに時価総額は4兆円を超えています。
MonotaRO
工場のAmazonとも呼ばれるMonotaROもすごい銘柄です。
時価総額は1兆円を超えていますね。
12年当初に保有していても20倍以上に上がっています。
間接資材のEコマース会社、国内最大手で国内に420万の登録口座があります。
利用している中小企業にとっては欠かせない存在ですし、個人の利用も増えているようでうsね。
売上高・営業利益ともにきれいな右肩上がりです。
2007年12月期以降の平均増収率は22.7%、平均増益率は34.5%とすさまじい伸びですね。
これだけ伸びているのにもかかわらず、勢いがとどまることがありません。
ワークマン
話題のワークマンもテンバガー株ですね。
ワークマンプラスが大ヒットして、急激に株価も上がりました。
また、ワークマンレディース、ワークマンレインウェアなども展開するようですので、消費者の心を掴めばがっちり伸びるかもしれません。
私も保有していましたが何度かお店を訪れても買いたい服がなかったのでいったん売却してしまいました。
ワークマンはフランチャイズビジネスを展開していますので、高収益です。
アパレルメーカーとしては屈指の利益率を誇ります。
売上原価が高いものの販売単価は低く抑えていますので、「安いのにモノがいい」のがワークマンで、消費者にも受け入れられていますね。
2007年3月期以降の平均増収率は8.5%、平均増益率は14.1%となっています。
特にこの3年程度がグンと伸び始めたところです。
気になる未来のテンバガー株候補?!
気になる未来のテンバガー株候補として3銘柄をピックアップしてみました。
と言いながら、3銘柄ピックアップしてチャートを見てみると、すでに2銘柄はテンバガーを達成していましたが、どうか最後までお付き合いください(ごめんなさい)。
チャームケアコーポレーション
有料老人ホーム運営会社しているチャームケアコーポレーション。
日本の高齢化率は26%程度ですが、今後20年間で35%程度にまで上昇する高齢大国ニッポン。
59ホーム・4002室、2020年5月現在で展開しています。
そのチャームケアコーポレーションですが、入居率も95%前後と高く安定して推移しています。
売上や営業利益も右肩上がりですね。
2011年6月期以降の平均増収率は20.7%、平均増益率は44.1%とすさまじい業績をたたきだしています。
平均増収率が20%を超えているというのは、エムスリーやMonotaROに類似している点ですね。
まだ時価総額は340億円足らずです。
2015年9月の底値からはすでに10倍以上に値上がりしており、テンバガー株でしたね。
それにしてもすさまじい業績の推移です。
安定して20%を超える増収率はすごいものがありますね。
PER23倍とまだまだそれほど高くなく、非常に良いように思います。
チェンジ
気になっている銘柄のチェンジです。以前もご紹介しましたが、子会社にふるさと納税最大手の「ふるさとチョイス」を展開するトラストバンクを有しています。
企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)支援をしている会社として、今後も期待が持てますね。
すでにPER200倍超えと過熱感もありますが。
2015年9月期以降は平均増収率65.6%、平均増益率96.4%と非常にすさまじい業績成長です。
これだけ高い成長が今後も続けられるかは分かりませんが、投資家の期待は高いですね。
株価も昨年からわずか1年でテンバガーを達成していました。
9月権利日で優待もありますね。
エルティーエス
最後に、エルティーエスという会社をピックアップしてみました。
ロボテックス・AI・ビジネスプロセス可視化を活用してDX推進や働き方改革などを手掛ける会社です。
業績のほうは、安定して伸びてきていますが、まだ営業利益率が8%程度と物足りない水準です。
2018年12月期以降は、20年の予想も含めて、平均増収率27.6%、平均増益率30.2%と成長力のある銘柄ですね。
すさまじい業績の伸びよりも、安定して20%増収が続けられるような会社のほうがじわじわと株価も伸びていいかもしれません。
株価はコロナショックで大きく下げましたが、その後急騰していますね。
私も期待して少し保有していますが、営業利益率8%は最低限として、今後収益率も伸びるビジネスモデルだと考えています。
時価総額は180億円程度と、今日ピックアップした銘柄では最も小粒です。
テンバガー銘柄は高成長が当たり前
投資家の期待を超えるような増収・増益が続いている銘柄はテンバガーを達成していますね。
エムスリーやMonotaROのように、増収率が20%を出し続けているような銘柄は、注目ですね。
チャームケアなどもそれに当たりますね。
将来の業績を予想することは難しいですし、また、保有し続けることも難しいですが、増収が続きそうな銘柄を見つけ、長く保有し株価が上昇すれば、資産増加につながりますね。
MonotaROのように増配している場合は、配当金で投資元本の回収なんて言うことも可能です。
夢がありますね。
私もいつかはテンバガー株を掴んでみたいです。
成長株を見つける方法は、資産数億円を築かれたエナフンさんの本がとても参考になりますので、ぜひ読んでみてください。
ではでは。
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