株式投資は、将来の資産形成に向けて重要なツールですが、大きな失敗をしないことが大事です。
勝つことよりも、「生き残り続けること」を重視していくことです。つまり、退場しないことです。
先日、こんなつぶやきをしました。
投資を始める際にチェックしておきたいこと(絶対ではないので、柔軟性必要)
— ジン@配当と優待好き💹 (@jin_walletplus1) July 18, 2020
✅余剰資金で投資する
✅生活費6が月分は現金で用意する(6か月は例え)
✅一定の現金比率を保つ(30歳なら30%など)
✅少額から始める
✅一括投資しない
✅レバレッジかけない
✅熱くならない
✅自分で考え判断し行動する
これから投資をしていくにあたり、重要なルールについて取り上げます。あなたに合うものがあれば、取り入れてみてください。
投資を続けるための重要な3つのルール
投資を長く続けるためには、決定的なダメージを受けないことが大事です。
そのためには必ず守るルールがあります。
ルール① 余剰資金で投資する ルール② 生活費を現金で用意する ルール③ 一定の現金比率を保つ |
ルール① 余剰資金で投資する
投資によって儲かることもあれば、損をすることもあります。
値動きのあるリスク資産への投資をすることで、リターンを得られる可能性があるわけです。
このため、「余剰資金」で投資することは鉄則です。
なけなしのお金で一発勝負をしてはいけないのです。
余剰資金とは、生活費である資金以外のことです。
もし、あなたが1年後に住宅ローンを借りる予定であれば、そのために用意している頭金も投資に振り向けるべきではありません。
投資で大きく失敗すれば人生を左右しかねません。
ルール② 生活費を現金で用意する
給料などの収入源の安定度、資産の状況などによって、各々変わってきますが、
生活費を現金で用意しておく必要があります。
最低でも生活費の6か月分以上、できれば12か月分を現金で用意しておくことが重要です。
この○ヵ月以上というのは、状況によって違うので柔軟に考えてください。
あなたが20代前半で独身であれば、生活費の3か月分もあればいいかもしれません。投資でお金を減らしても、取り戻すための十分な時間を有するからです。
あなたが40代後半で子どももいるのであれば、生活費の12か月分は現金で用意しておくほうが無難でしょう。
画一的に考えるのではなく、ご自身の状況によって考えることが大事です。
ルール③ 一定の現金比率を保つ
生活費を現金で用意し、余剰資金があるのであれば、投資をしていくことをお勧めします。
その余剰資金のなかでも、一定の現金比率を保つことを強く強くお勧めします。
現金比率が高いほどにリターンは小さくなるものですが、現金比率を低くするほどにリターンは大きくなります。
20歳であれば現金比率20%、30歳であれば現金比率30%など年齢によって考え方もあります。
現金比率を保つには、「心の余裕を保つ」ためです。
すでに生活費を現金で用意したうえでの余剰資金です。
一括投資でそのまま上がれば、最もいいわけですが、損切りしなければならないかもしれません。
「追加投資をできる状態に」しておくことで、冷静な自分を作ることができます。
投資を始めるためのルール
一定の現金を保つことができれば、いざ投資を始める準備は完了です。
投資を始めるためのルールを大きく2つ挙げておきます。
ルール④ 少額投資で始める ルール⑤ レバレッジをかけない |
ルール④ 少額投資で始める
少額投資で絶対に始めること。
これが投資を始める際の最も重要なルールです。
- 失敗したときの損失額が小さい
- 投資を始めやすい
- 分散投資をしやすい
冒頭に申し上げたように、生き残り、退場しないことが大事です。
このためには、少額投資で始めることで慣れていきましょう。
少額で投資をしていく「ドルコスト平均法」というものがあります。
これは、買付単価を平均化させること、そして、投資機会を分散する時間分散をするメリットがあります。
ルール⑤ レバレッジをかけない
これも、生き残り、退場しないためのルールです。
レバレッジをかければ、投資資金以上に大きなリターンを得ることもありますが、投資資金以上に損失を出すこともあります。
株式投資は、投資した資金以上に損失をすることはありません。レバレッジは例外です。
最後は自分で決めよう
投資をする前の準備は、
- 現金を用意すること
生活費を現金で用意し、余剰資金をねん出する。
余剰資金のうち、現金比率を保つことです。
退場をしないために、
- 少額投資で始めること
です。
そのうえで次の2点も忘れてはなりません。
ルール⑥ 熱くならない ルール⑦ 自分で考え判断し行動する |
ルール⑥ 熱くならない
買った株は往々にして下がることもあります。
その際に買付単価を下げるために、ナンピン買いをしたり、あるいは、損失を早く取り戻すために投資をし続けることがあります。
えてしてこういう場合は、損失を広げるだけです。
「休むも相場」
という投資格言があります。
熱くなりすぎずに、冷静な自分を作ることが大事です。
冷静な自分でいるためには、ルール③の現金比率を保つことが有用です。
ルール⑦ 自分で考え判断し行動する
最後のルールです。
最も重要、最重要です。
どの投資をする際にも、自分で考え出すこと。
そして、自分で判断し、行動することです。
投資するのは、まぎれもなく自分の資金です。自分が稼いだお金を投資資金に振り向けるわけですから、自己責任のもと、投資をしましょう。
まとめ
投資で失敗を避けるための重要なルールです。
【投資を続けるための重要なルール】 ルール① 余剰資金で投資する ルール② 生活費を現金で用意する ルール③ 一定の現金比率を保つ
【投資を始めるためのルール】 ルール④ 少額投資で始める ルール⑤ レバレッジをかけない
【自分で責任を持つためのルール】 ルール⑥ 熱くならない ルール⑦ 自分で考え判断し行動する |
これから株式投資を始める方は、自分でルールを設けてはじめてみましょう。
初心者向けの投資におけるおすすめ本も読んでおきましょう!
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