3年ほど前に株式投資をしたときは、「高配当株」への投資を重視していたのですが、現在は「高配当」より配当金を毎年増やしていくような「増配株」への投資を重視しています。
配当性向がバカみたいに高い銘柄は論外ですが、業績が伸び、配当金を増やしているような銘柄は、業績に自信のある証拠でもあります。
言うは易く行うは難しではありますが、将来も伸びそうな銘柄を見つけ、長く保有することで結果的に「高配当株」をポートフォリオに入れることができると、資産形成としてはかなり成功と言えるのではないでしょうか。
莫大な含み益と投資額に対してすさまじい高配当利回りを手に入れることができるのですから。
増配が続く銘柄は高配当になる
増配を続けて、高配当になっている銘柄をピックアップしてみました。
7508 G-7HD
G-7HDは、フランチャイズ展開をしている会社ですが、「業務スーパー」「オートバックスセブン」を展開しています。
業務スーパーのフランチャイズをしている上場企業はほかにもありますが、G-7が店舗数トップですね。
配当金の推移を見てみましょう。
増配が続き「配当性向が30%程度で安定」しているので、理想的ですね。
配当金が増えているにもかかわらず、配当性向が安定しているのは、利益成長している証拠です。
12年度の1株配当金は10円。現在は1株50円と配当金は5倍となっています。
株価は約200円でしたので、そのまま保有をし続けていれば、
配当利回りは25%
にまで上昇しています。
株価は12倍
とテンバガーになっていますね。
3038 神戸物産
「業務スーパー」を展開する神戸物産も見てみました。
株価の上げもすさまじいのですが、配当金も安定して増えています。
しかも、配当性向はわずか20%程度と低いですね。
10年度の配当は1株2.5円ですが、今期は25円と10倍に配当が増えています。
当時の株価は150円くらいですので、
保有し続ければ、
配当利回り16%
にも上がっていますね。
今の株価は5800円に上昇していますので、
株価は38倍
と、すさまじい含み益が実現できている計算です。
こんな銘柄持ちたいわ・・・
3064 MonotaRO
ネット工具大手のMonotaROです。
CMもガンガン見ておきながら、投資できていませんでしたわ。
10年度の1株配当金は1.41円ですが、今期は17円にまで増えています。
実に配当金が12倍にも増えていますね。
10年度の株価は60円程度ですが、現在の株価は5600円にまで上昇しています。
実に93倍にも増えており、
保有し続けていれば、
配当利回り28%
にもなっています。
テンバガーどころか100倍バガーになっているようなすごい銘柄ですね。
2412 ベネフィット・ワン
10年度の1株配当金は3.13円ですが、今期は28円にも増えています。
実に9倍にもなっていますね。
10年度の株価は90円くらいですが、現在の株価は2800円になっています。
株価は31倍にも上昇しており、
配当利回りは31%にもなっている計算です。
2127 日本M&Aセンター
M&A大手の日本M&Aセンターは、今期(20年度)の業績予想は出ていませんが、配当も増やしている銘柄ですね。
10年度の1株配当金は2.08円ですが、今期は26円にまで増えてます。
実に12倍になっていますね。
10年度は100円くらいの株価ですが、現在は6400円にまで上がっています。
配当利回り26%
株価は64倍
すさまじいですね。
M&Aは菅総理も中小企業、地銀の再編を言っていますので注目の銘柄です。まだこれから伸びそうですね。
10年の長期投資で手に入れる高配当
10年投資し保有し続けるのはかなり難しいです。
どんな銘柄にも、上げ下げはありますので、これだけ株価が大きく上がって、増配が続いている銘柄を見つけられていても、保有し続けるのが大変ですね。
含み益たっぷりで、取得単価ベースの高配当を持つことができれば、資産形成としてはかなり良いですね。
安定したキャッシュフロー(配当金)が、しかも高利回りで実現されていますし、売却によって実現益もできる選択できる状態。
これからどんな銘柄が期待できるのでしょうか。(分かったら苦労はないw)
6541 グレイステクノロジー
私が保有している銘柄では、グレイステクノロジーというマニュアル作成代行の会社があります。
従業員一人当たりの売上高の伸び率トップで日経新聞にも取り上げられていました。
17年度の1株配当は4.17円で、今期はまだ配当予想を出していませんが、前期(19年度)は15円と
約4倍に配当
を増やしています。
今期(20年度)は業績予想、配当予想を出していませんが、安定して増配が続く銘柄と考えています。
6196 ストライク
以前保有していていまは持っていませんが、再度エントリーしたい銘柄にM&Aを手掛けるストライクという会社があります。
上場以来配当金を増やしてきており、5年間で約5倍に配当を増やしていますね。
今後5年間で配当がさらに増えていけば、株価ももっと上がってくるでしょう。
3923 ラクス
経理計算のクラウドサービスなどを提供しているラクスは、9期連続で配当を増やしている銘柄。
配当利回りは低いですが、株主還元である配当金を増やすことをしっかり意識している会社です。
また、業績もすこぶる調子が良いので、長期保有していきたい銘柄ですね。
ストックビジネス銘柄なので、そう簡単には崩れないとみてます。
配当金は安定した収入源に育つ
私は給料以外の収入源を持ちたいので、配当金収入を増やすことは重視しています。
ただ、目の前の配当金を重視するあまり、資産の増加に目を向けなかった過去の自分がいるので、その反省点として、「増配株」への投資を重視しています。
- 配当金は魅力的!
- だが、それ以上に含み損を抱えては投資としては失敗
⇒ 資産の増加(含み益)と配当収入が増えるのが大事
資産の増加と配当金収入の増加という二兎を追えるのが「増配株」への投資だと考えています。
もちろん、将来の配当がどうなるかなんてのは分からないわけですが、銘柄選びとそれを保有し続ける忍耐力が試されますね。
株式投資を通じて、人生の選択肢を増やせるようにしていきたいと考えています。
以上、配当利回りは低い投資先であっても、長期保有でとんでもない高配当株に化けることもあることのお話でした。
ではでは。
将来のお金の不安を小さくしていくためには、資産運用は欠かせません。
資産運用の代表的なツールが「株式投資」。
株式投資では、ある程度の資金が必要ですが、何事も「小さく始めること」が大事です。
少額でも投資する良い方法があります。
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