安定した配当銘柄を長く持つことで、家計の収入源にもなってきますね。
私も配当銘柄への投資を続けていくことで、配当金という安定感が生活にも非常にメリットになっています。
また、株主優待までもらえると、お得ですし、うれしいんですよね。
我が家もいくつか株主優待をもらっていますが、メリットを強く感じています。
1月権利確定の銘柄で、配当良し、株主優待ももらえる銘柄をピックアップしてみました。
【2022年1月の権利確定日】
- 1月末日が権利確定日の権利付き最終日は1月27日(木)(この日までに株保有が必要)
権利落ち日は、1月28日(金)(この日以降に株を売っても優待がもらえる日) - ※一部の銘柄は、権利付き最終日は1月18日(火)です。
【1月権利確定日】配当銘柄
1月銘柄のうち、気になる銘柄をピックアップしてみました。
コード | 名称 | 取引値 | 配当利回り | 1株配当 | 配当性向 | DOE | PER | PBR | ミックス係数(PER×PBR) |
8068 | 菱洋エレクトロ(株) | 2,026 | 3.95% | 80 | 163.8% | 2.6% | 41.46 | 0.8 | 33.17 |
3246 | (株)コーセーアールイー | 919 | 3.59% | 33 | 36.4% | 5.5% | 10.15 | 1.36 | 13.80 |
9632 | スバル興業(株) | 9,600 | 3.54% | 340 | 30.1% | 2.6% | 8.51 | 1.01 | 8.60 |
1928 | 積水ハウス(株) | 2,373.50 | 3.41% | 81 | 40.0% | 4.3% | 11.74 | 1.33 | 15.61 |
9743 | (株)丹青社 | 1,332 | 3.00% | 40 | 50.8% | 8.2% | 16.94 | 2.3 | 38.96 |
6654 | 不二電機工業(株) | 1,299 | 2.46% | 32 | 71.4% | 1.9% | 29.01 | 0.74 | 21.47 |
2217 | モロゾフ(株) | 5,140 | 1.95% | 100 | 38.6% | 3.4% | 19.82 | 1.17 | 23.19 |
7196 | (株)Casa | 1,404 | 1.85% | 26 | 29.9% | 4.0% | 16.17 | 2.18 | 35.25 |
3193 | (株)鳥貴族 | 2,395 | 0.33% | 8 | 20.2% | -0.9% | 61.13 | 4.08 | 249.41 |
菱洋エレクトロ(株)は、配当性向が100%を超えていますので、配当利回りは高いですが投資対象外です。
配当利回りは、利益のうちどれだけ配当金を出しているかを見る指標で、100%を超えていると利益以上に配当を出していることになります。
つまり、減配リスクが高い銘柄であり、減配になれば株価下落の可能性も高いです。ダブルショックを受けてしまいます。
1928 積水ハウス
積水ハウスは、7年連続で増配を続けており、業績も非常に好調です。
業績も好調。
ハウスメーカーの印象が強いですが、シャーメゾンシリーズなどの賃貸住宅やフィービジネスなどが非常に好調ですね。
配当金は、7期連続で増配を続けています。
配当性向は40%とまだ十分な増配余地を残しています。
株価は非常に上がっているので、少し買いづらい状況です。
指標面では、ミックス係数(PER×PBR)が15倍と基準の22.5以下ですので、まだ割安な水準ではあります。
9743 丹青社
丹青社は、あまり有名でないと思いますが、商業施設や文化施設のディスプレイなどを手掛ける会社です。
「渋谷ヒカリエ ShinQs」「JPタワー学術文化総合ミュージアム」などのディスプレイも手掛けています。ディスプレイとは、例えば、案内サインなども含まれます。
たぶん、ほとんどの人が丹青社が手掛けたものを1度は目にしているはずです。
丹青社に注目したのは、東京五輪関連銘柄。
レガシー施設や関連施設を含めて、受注が順調に進めば、株価の上昇も期待できます。
ライバル乃村工藝社は、東京五輪決定後にテンバガーになっていますね。
丹青社は、配当利回り3%と高いのに加えて、配当金はわずか6年足らずで10倍以上に増やしています。
配当性向50%、DOE(株主資本配当率)8.2%と安定した配当が期待できますね。
DOE(株主資本配当率)=配当総額÷純資産
- (配当総額÷当期利益)×(当期利益÷純資産)
配当性向×ROEで計算することができます。
配当の指標としては、単年度に稼いだ純利益に対する配当の割合を示す配当性向が一般的だ。
しかし、純利益は年度によって変動が大きく、配当性向だけを基準にすると配当金額が安定しなくなることもある。
一方、DOEの場合、ベースとなる株主資本は株主が出資した資本に、これまで蓄積した利益剰余金を加えたストックであり、比較的変動が少ない。
株価はこのところ横ばい圏ですので、高値を抜けてきたときに注目です。
7196 Casa
家賃債務保証の不動産テック会社のCasa。
民法改正により連帯保証人の条項が変わったことで、Casaのような家賃保証債務を手掛ける会社にも注目が集まっています。
連帯保証人を用意できない借主も増えているようですので、Casaのビジネスチャンスは広がっています。
上場して間もない会社です。業績は順調。
配当性向30%と増配余地がありますね。
ちなみに、1月決算銘柄ですが、半期の7月に保有しておくとクオカードの株主優待がもらえます。
買ってみようと思ったんですが、株価がこのところ堅調ですね。
PER16倍、PBR2.2倍、ミックス係数(PER×PBR)が35倍とやや指標面では高めです。
株主優待
上記配当銘柄のなかで、株主優待を実施している銘柄です。
積水ハウスも株主優待を実施していますが、1000株保有が条件ですので、ややハードルが高いですね。
コード | 名称 | 株主優待 |
3246 | (株)コーセーアールイー | クオカード |
9632 | スバル興業(株) | TOHOシネマズ ギフトカード |
1928 | 積水ハウス(株) | コシヒカリ(1000株) |
3193 | (株)鳥貴族 | 食事優待券 |
業績が回復期に入っていますし、使い勝手が良さそうなのは鳥貴族の株主優待です。
高配当REIT
毎月配当に加えて、高配当を狙うならREITも注目ですね。
分配金利回りが非常に高く、安定しているため、人気が高いです。
気になるREIT銘柄をピックアップしてみました。
コード | 名称 | 取引値 | 配当利回り | 1株配当 |
3463 | いちごホテルリート投資法人 | 139,200 | 5.53% | 7,701 |
2971 | エスコンジャパンリート投資法人 | 131,500 | 5.28% | 6,941 |
3459 | サムティ・レジデンシャル投資法人 | 116,400 | 4.73% | 5,504 |
3468 | スターアジア不動産投資法人 | 116,500 | 4.76% | 5,540 |
3292 | イオンリート投資法人 | 149,200 | 4.12% | 6,145 |
3278 | ケネディクス・レジデンシャル・ネクスト投資法人 | 203,600 | 3.99% | 8,129 |
3493 | 伊藤忠アドバンス・ロジスティクス投資法人 | 120,200 | 3.89% | 4,676 |
配当金投資のポイント
配当金を増やしていくことで、キャッシュインが増えていきます。
その配当金を投資に回すことで、配当再投資もできますので、非常に魅力的。
- 配当性向が高すぎないか(90%以上は避ける)
- 配当金は増やしているか(増配基調が続いているか)
- 業績は安定しているか(毎年減益していないか)
1月は銘柄が少ないですが、いくつかピックアップしてみました。
配当収入を増やしてコツコツと収入源を育てていきたいですね。
ではでは。
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