xEV市場の拡大していくのに重要とされるのが、車載用電池ですね。
車載用のリチウムイオン電池は、中国メーカーが強く、国内ではパナソニックが手掛けており同社の世界シェアは3位の水準。
1回の充電で長距離移動ができれば、xEVもガソリン車とそん色なくなるようになりますよね。
脱炭素社会に向けてxEVの市場拡大は欠かせないので注目の市場です。
株価は短期的には下落もありますが、強い市場のなかでキラリと光る銘柄への中長期投資でリターンを得られればと思っています。
短期の動向を予測するのはそもそも自分には無理と思っているので、3年以上は保有できそうな銘柄を物色したいという気持ちになっています。
目先はグロース株(特にマザーズ市場)はめちゃくちゃきついですね。高PERが許容されないような感じです。
大きく伸びる市場の中で、利益を出し続けられるような銘柄として、日本製鋼所(5631)を取り上げます。
車載電池市場の拡大で期待の銘柄
2035年までに、中国や欧州の多くの国でガソリン車の販売が禁止される予定ですので、xEV市場の拡大が想定されています。
車載用二次電池市場では、富士経済によると、
- 2021年見込み 4兆8297億円(2020年比+154.8%)
- 2035年予測 26兆4660円(2020年比 8.5倍)
と巨大市場に成長する予測が出されています。
EV向けのリチウムイオン電池が拡大される見込み。
車載電池は、EVやプラグインハイブリッド(PHV)などに搭載する電池で、リチウムイオン電池が現在は主流です。
リチウムイオン電池は、電極やセパレーター、電解液が主要部材でできており、正極と負極の間をリチウムイオンが行き来することで充放電できます。
このほか、次世代電池である全固体電池の開発は、トヨタ自動車や日立造船などが手掛けていますね。EVへの本格搭載は早くても20年代後半から30年代前半ともいわれています。
このため、リチウムイオン電池が当分主流となりそうですね。
日本製鋼所の強み
リチウムイオン電池のセパレータフィルムの製造装置を作っているのが、日本製鋼所(5631)です。
同社はセパレータフィルム製造装置で、同時延伸・逐次延伸・乾式・湿式すべての製法に対応できる業界唯一のメーカーであり、その
世界シェアはなんと約7割
となっています。
中韓のリチウムイオン電池メーカーの多くは、同社の製品を使っていることが推測されますので、市場拡大に伴って同社の売上・利益にも貢献することが想定されますね。
電池メーカーやセパレータメーカーの投資がさらに増えることから、同社では約2倍となる50~60ラインに向けて設備を増強する計画。
旺盛な需要に対して対応する方針です。
また、これだけではなく、電力の変換を行う半導体であるパワー半導体での活用で高性能・省電力が期待できる窒化ガリウム(GaN)基板を2022年度から市場に供給を開始する予定です。
経済産業省の資料によると日本政府は、2030年までに世界シェア4割(1.7兆円)を目指すとしています。
国策関連銘柄としても注目したい銘柄ですね。
資産運用を始めるにも、まずは証券会社に口座を開設することからですね。
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今後、本格的に始めたいと考えている方は、ネット証券大手の口座も開設しておきましょう。
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資産形成の一歩は、証券会社の口座を作ることからです。
口座開設は無料となっているので、まずは気軽に興味のある証券口座を開設してはじめてみましょう。
指標面
指標面でみると、あんまり魅力的ではありません。
PER23倍とやや織り込んでいる水準かと思われます。
PBRは1.8倍程度。
芝浦機械がPER28倍程度ですので、やや割安かなという感じです。
ただ、パワー半導体の窒化ガリウム(GaN)基板に関しては、まだ始まったところで、織り込まれていないことを想定しています。
財務面では特に心配はないので、EVとパワー半導体と2つの巨大市場で活躍してくれそうな銘柄として注目しています。
株価を見ると順調なんですよね。
直近では大きく下げていますが、長く保有したいので安値で買えればいいなと考えています。
業績面ですが、まだ横ばいの状態。
セパレータフィルム製造装置は、大きく伸びることが想定されるのでここから利益増を期待したい。
25年までの中計を見るとまだ迫力不足感はありますが。
ニッチ分野で強い株を買おう
米大統領選の中間選挙年は、株価が軟調であることが多いようですね。
おまけに干支最弱である寅年です。
資金管理を大事にしながら、2年3年、またその先まで保有できそうな市場でのキープレーヤーである銘柄に投資を続けたいと考えています。
日本製鋼所はかなり有望な銘柄と考えていますので、投資候補としています。
3000円~3500円くらいでいったん買えればなと思っています。
次の決算も注目ですね。
また、同社はこちらの本でも紹介されていましたので、一読をおすすめします。
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