6月株主優待銘柄のなかでアイリックコーポレーション(7325)に着目してみました。
株主優待プレミアムポイントを導入している企業で、優待利回りも高いですね。
プレミアムポイントは、ポイントを使って家電や食品などの商品と交換できるので、人気の高い株主優待ですね。
私もファイバーゲートやLib Workでもらった経験がありますが、なかなか良い優待ですね。
アイリックコーポレーションの
- 業績まとめ
- 株主優待
について、まとめてみました。
アイリックコーポレーションの業績まとめ
アイリックコーポレーションは、来店型保険ショップ「保険クリニック」運営する保険販売会社です。
2018年に上場した会社ですね。
ショッピングモールなどで保険ショップを展開していますので、コロナ禍による緊急事態宣言に伴う店舗休業などでやや苦戦しています。
ただ、業績は増収が続いていますね。
利益率はやや低下しています。
セグメントを見てみます。
LINE証券を使ってみました。主力は保険販売ですが、続いて保険ショップのフランチャイズや金融機関向けのOCRなどのソリューション事業、スマートOCRを主とするシステム事業の3事業を展開しています。
利益率は、ソリューション事業が30%を超えており、高い収益力を誇りますね。
保険販売事業
オリコン満足度一位にもなった同社は、コンサルティングから保険成約までワンストップで手掛けており、50%を超える高い成約率も同社の収益を支えていますね。
21年6月2Q時点で、46店舗を展開しています。
コロナ禍によって来店数に影響は出ていますが、医療保険などの需要が高まっているようですね。
保険は保険外交員から加入する人がかつて90%を超えていたようですが、現在は50%台にまで下がっています。
来店型保険ショップは、複数の保険商品を取り扱っているので、加入を検討している方にとっても複数の商品を比較できるメリットがありますね。
ソリューション事業:フランチャイズ店の増加
また、全国に同社のフランチャイズ店舗を展開しており、21年6月期2Q時点で192店舗を展開してます。
私は来店型保険ショップを利用したことは、若い時に何度かありますが、最近は利用していません。
ただ、よくお店は見るようになりましたね。
来店している人も多く、保険に対するニーズは高い様子が伺えます。
保険は複雑ですし、どの商品がいいのか、入るべきかどうかなど色々と悩むものですからね。
システム事業:スマートOCRに注目
3つ目の事業は、スマートOCRです。AI-OCRですね。
同社は保険証券のOCRを手掛けることから、非定型のOCRに強みを持っています。
令和2年に実施された国勢調査や、国税庁の確定申告の源泉徴収票読み取りにも同社のサービスが採用されています。
発注の仕様書の水準を満たす高いレベルのAI-OCRが採用された実績ですね。
また、価格面でも低価格であったことから入札で勝ち取ったようです。
ROEの推移
ROEはやや低下しています。利益面でやや苦戦しているのが分かりますね。
株主優待!プレミアム優待ポイント
株主優待を見てみましょう。
プレミアム優待を導入しており、ポイントに応じて、商品と交換できるのは魅力的ですね。
同社は、株数に応じてポイント数が変わります。
最も優待利回りが高いのは100株保有ですね。
株主優待株数 | 優待金額 | 優待利回り | 配当利回り | 総合利回り |
100 | 3,000 | 2.54% | 1.02% | 3.55% |
200 | 4,000 | 1.69% | 1.02% | 2.71% |
500 | 5,000 | 0.85% | 1.02% | 1.86% |
1,000 | 10,000 | 0.85% | 1.02% | 1.86% |
総合利回りは3%を超えます。
【2021年6月の権利確定日】
- 6月末日が権利確定日の権利付き最終日は6月28日(月)(この日までに株保有が必要)
権利落ち日は、6月30日(水)(この日以降に株を売っても優待がもらえる日)
アイリックコーポレーションの株価と指標面
株価の推移ですが、ボックス相場が続いています。
AI-OCRが国勢調査や国税庁に採用されたことが好感され、株価はやや上がってきていますね。
同社は、自己資本比率90%近くあり、有利子負債ゼロと鉄壁の財務力です。
アイリックコーポレーションのまとめ
アイリックコーポレーションは、なかなか魅力的な銘柄ですね。
特に、AI-OCR事業はまだ収益化ができていないですが、2022年以降の課金が始まることで収益かも期待できそうです。
- 株主優待はプレミアム優待【6月優待】【総合利回り3%以上】
- 来店型保険ショップで直営・FCで全国に200店以上を展開
- 高い収益力(営業利益率20%以上)
- AI-OCRは国税庁などで採用
時価総額は100億円程度の小型株ですので、今後の成長が楽しみな企業と言えます。
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