今日は、日経平均株価が大暴落しましたね。
個別銘柄に多く投資をしているので、ポートフォリオはかなり痛みました。
新型肺炎の影響が拡大していることが要因のようです。世界中に飛び火しており、パンデミック状態?なのか、暴落しています。
株価の下落を楽しむくらいがいいですが、個人的にはキャッシュポジションを運よく厚くしていたこともあり、新規で欲しい銘柄の買い注文を出していましたが、刺さらず。保有株では、サムティ(3244)を買い増ししました。
一方、新規で投資していたジャストシステム(4686)は、8%下落の損切りラインに抵触したため、損切りという悲しい結末に。しかも、そのあと急上昇したので売らなければよかったという展開。。。泣
自分の備忘録として残しておきます。
日経平均株価、NYダウ平均株価も暴落
日経平均株価は、終値781円安(▲3.34%)の22605円となりました。
始値からわずか6分で600円近くも下がり、売りが売りを呼ぶときはすごいですね。
NYダウ平均株価は、1000ドルも下がり、久しぶりに見た大きな下げです。
株価が急落すると、恐ろしくなりますが、逆に欲しい銘柄が下がれば安く買えるチャンスと考えています。
損切りの重要性
損切りというのは、お金は減るし、自分の失敗を認めることになるので、非常に辛いものです。
ただ、塩漬け株を経験した経験からは、損切りは資産を守るために極めて重要なものだと今は理解しています。
10%下落すれば、11%の上昇が必要です。
50%失ったら、その損失を取り戻すのに、100%のリターンが必要です。
これがいかに難しいか。
損失 | 元に戻すのに必要な利益率 |
5.0% | 5% |
10.0% | 11% |
15.0% | 18% |
20.0% | 25% |
25.0% | 33% |
30.0% | 43% |
35.0% | 54% |
40.0% | 67% |
50.0% | 100% |
もし、ルール通り売りをしていれば、下落相場から私たちの資産を守ってくれます。
損切りときに知っておきたいこと。
— ジン@配当と優待好き💹 (@jin_walletplus1) January 28, 2020
含み損を抱えたら取り戻すのに必要なリターン。
✅▲5%→5%のリターン
✅▲10%→11%
✅▲15%→18%
✅▲20%→25%
✅▲25%→33%
✅▲30%→43%
✅▲35%→54%
✅▲40%→67%
✅▲50%→100%
含み損が大きくなるほどにハードル高くなる。https://t.co/1jEtJsBYML
買い値まで上がるだろうとか淡い期待を持ちがちですが、自分の買い値がどれだけ正しいタイミングで買えたかは疑わしく、さっさと手仕舞いすることが重要だと考えています。
もし、本格的な大暴落が来たとしても損切りしておけば、それ以上資産を減らすことはありません。
8%損切りであれば、92%の資産は守ることができます。
市場平均でさえリーマンショックのときのように、50%下がることもあるので、個別株であればなおさらです。
含み益が出ていれば、買い値以下で売り注文を出しておけば、買い値を下回ることはありません。上がってたうちに売っておけばよかったという後悔はあったとしても、資産は守れます。
私は、退場するほどの大きな資産下落を経験しないことが最も重要だと考えています。
そのために、損切りルール(買い値から8%)を設けています。守れていない部分もあるんですが。
株価が下落するのは、
- 銘柄の選択が誤っているか
- 買いのタイミングが誤っているか
のどちらかだと思いますので、銘柄選択を誤らなければ、買いの精度を上げることが損を少なくするコツだと感じます。めっちゃ難しいので、日々勉強。
良いタイミングで買うことができれば、含み益が増えていますし、「買いたい」欲求を抑えて、ぐっと我慢して、買いの精度を上げることが大事ですね。
損切りルールは大事ですが、3%など小さくしておくと、損は小さくて済みますが、しょっちゅう損切りすることになるので、資産は増えていきません。
尊敬する投資家のはっしゃんさんの「成長が続く限り何年でも保有し続ける利大損小の優位性」の記事は何度も読み返しており、損切りの重要性、利確をさっさとしないことを改めて認識しています。
基本は保有方針・配当銘柄への投資
私は、安定配当株と配当の増加が見込める成長株と分けて投資をしています。
安定配当株は、配当金というキャッシュを定期的に運んでくれますし、業績が安定していれば、配当の持続性もあります。
また、配当利回りは低くても、業績が好調で配当成長株は、業績が良いため、保有不安は小さくなります。
いずれも、損切りルールは大事ですが、業績が不安定で、財務に不安のあるような銘柄は外し、「配当金を出し続ける」銘柄を良いタイミングで買えれば、基本的にプラスしかありません。
そうした銘柄に投資をしているので、今日のような暴落相場でも狼狽売りはもちろんなく、決算書類を読み返していると、惚れ惚れするのです。
今後の課題
買いの精度を上げる。
これに尽きます。
安心して保有できる銘柄、特に、ストックビジネスを有する銘柄への投資を重視し、買いたい欲求を抑え、買いの精度を上げて投資をしていきたい。
ときに「持たざるリスク」を強く意識してしまうことがあるのです。
今は幅広く銘柄を見ており、投資したい銘柄ストックが増えているので、上がってしまえば、固執しないことも大事ですね。
株式投資は難しいですが、将来の資産形成に必要不可欠であり、これからも兼業投資家としてできることに注力し、成長していきたいと考えています。
自分への備忘録として、今日の記事を残しておきます。
ではでは。
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