沖縄セルラーは、県内50%の携帯電話のシェアを持つ優良企業です。
スーパーのサンエー、沖縄銀行、沖縄セルラーは、毎年就職ランキングの上位に入っています。
沖縄には毎年のように旅行に行っていますが、成長国のようにまちが活気づいています。
沖縄セルラーは、KDDIの子会社なので、株主優待もau walletマーケットの商品がもらえるの魅力ですね。
au、UQモバイルブランドを展開している超優良企業です。
19年連続の増配株
沖縄セルラーは、3月期決算です。
年2回の配当金を出していますので、6月と12月に配当金を受け取ることができます。
親会社のKDDIと同様に、増配にも力を入れており、2020年3月期の増配で19年連続の増配を予定しています。
株を保有するだけで、配当金を増やしてくれる増配株は、家計のキャッシュフローを作ってくれます。
米国では25年以上の増配している企業が120社もありますが、日本では花王くらいです。
10年以上増配している企業も増えてきており、沖縄セルラーもその1社ですね。
沖縄セルラーの増配率
沖縄セルラーの増配率推移です。
2011年から2013年は鈍化していますが、7期連続で増収増益と業績が上向いたことに伴い、増配率も上昇しています。
2019年3月期は124円配当を130円に引き上げたうえで、2020年3月期も136円への増配を予定しています。
2019年3月期には過去最高の業績を叩き出しています。
配当性向
配当性向は、利益のうち配当金にいくら回すかを示す指標です。
高いほど配当余地が小さいことを示しますが、沖縄セルラーは40%程度で推移しています。
業績も好調、増配率も40%程度と増配余地が十分にありますね。
さきほどのグラフの再掲になりますが、配当性向は40%前後で推移しています。
まだまだ配当金を増やしてくれることが期待できます。
沖縄県は人口が増える
日本の人口は減少していますが、沖縄県は高い合計特殊出生率もあり、人口が増えていきます。
2040年まで人口が増え、30年後の2045年でもほぼ横ばいです。
全国で15%以上人口が減るのに比べると、沖縄の人口は明るいですね。
沖縄県で携帯電話50%のシェアを持つ沖縄セルラーにとっては、人口増加はプラス面として働きます。
業績
売上、営業利益も堅調に推移しています。
auピタットプランが好調のようですね。携帯1人2台持ち需要もうまく取り込めているようです。
沖縄に行くと、auの看板をよく見ます。
2020年には新オフィスが完成する予定で、また、データセンターも併設します。
IoT関連企業の集積地をめざしていますね。
2019年2Q決算速報
通期計画の130億円に対する進捗率は57.4%となり、5年平均の56.3%とほぼ同水準です。
決算期 | 区分 | 売上高 | (前年比) | 営業利益 | (前年比) | 当期利益 | (前年比) | EPS |
Jun-18 | 1Q | 16,217 | 4.90% | 3,504 | 13.10% | 2,482 | 17.50% | 90.9円 |
Sep-18 | 2Q | 16,426 | 5.30% | 3,665 | 8.10% | 2,648 | 12.90% | 97.0円 |
Dec-18 | 3Q | 17,372 | -0.20% | 3,309 | -2.80% | 2,143 | -8.70% | 78.5円 |
Mar-19 | 本 | 16,998 | 1.70% | 2,471 | -3.30% | 2,053 | 11.60% | 75.2円 |
Jun-19 | 1Q | 16,620 | 2.50% | 3,585 | 2.30% | 2,488 | 0.20% | 91.1円 |
Sep-19 | 2Q | 16,810 | 2.30% | 3,861 | 5.30% | 2,672 | 0.90% | 97.8円 |
配当利回り
株価が3,500円の場合(2019年4月24日時点)
配当利回りは3%前後で推移しています。
3%を超えをしてほしいところですね。
業績好調なので、株価も堅調です。
株価の推移
株価は3500円前後で推移しています。
通信株はこのところ軟調ですね。
中期で見ると、2年前の2016年7月あたりが投資時ですね。結果論ですが。
高配当株にありがちな配当落ちを乗り越えて、株価も上昇しています。
やはり、業績が好調な企業は株価もついてきますね。
連続増配によるキャッシュフローが増えること、株価上昇によって資産が増えることと株主にとっては良い銘柄です。
株主優待はKDDIと同様
株主優待は、親会社のKDDIと同じで、「au WALLET Market」より、「全国47都道府県のグルメ品」からご自由にお選びいただけるカタログギフトがもらえる優待制度です。
100株以上保有していると、3,000円相当(5年以上株式保有で5,000円相当に)。
1,000株以上だと、5,000円以上相当(5年以上株式保有で10,000円相当に)。
保有期間 | 5年未満 | 5年以上 | |
---|---|---|---|
保有株式数 | 100~999株 | 3,000円相当 | 5,000円相当 |
1,000株以上 | 5,000円相当 | 10,000円相当 |
5年以上継続して保有することで、内容がグレードアップするのはうれしいですね。
KDDI株は、夫婦で保有しているので、株主優待も2つもらえました。
連続増配株で収入を増やす
連続増配株は、配当金という安定した収入源を作ってくれます。
我が家は、「配当金」収入を増やすことに注力しています。
配当金再投資、一部はグロース株に振り向け、資産拡大をめざします。
配当金は、下落時はプロテクターのような役割を果たしてくれます。また、株価下落時には高配当が支えとなってくれます。
通信株や生活必需品株は、景気に左右されにくい業種なので、不景気時も増配の期待が高いです。
不景気だから海外旅行を控えようかなと思う人はいても、ドコモやKDDIのスマホを解約しようと思う人は少ないでしょう。
ドコモ、KDDIはもう少し買い増ししていきたいですし、沖縄セルラーは保有したい銘柄です。ただ、株価が高いので今はぐっと我慢です。
ではでは。
【沖縄セルラーの決算情報】
【親会社KDDI】
比較記事です
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