沖縄セルラーの2019年3月期決算が発表されました。
我が家は沖縄セルラーの親会社であるKDDIの株主であるため、この動向は非常に気になります。
沖縄セルラーの主要株主はKDDI(51.5%)となっており、沖縄県内でauブランドとUQモバイルを展開しています。
KDDIも安定配当株として人気ですが、子会社の沖縄セルラーも安定配当株として魅力は高いのです。
我が家は保有していませんが、いつか買ってみたいですね。
沖縄セルラーの2019年3月期を振り返ります。
沖縄セルラー 2019年3月期の業績
営業利益は+4.0%
2019年3月期は営業収益・営業利益ともに過去最高益を更新しました。
これで、7期連続の増収増益です。
沖縄の携帯電話市場でシェア5割以上を握っており、安定しています。
営業利益率も19.3%、2020年3月期は19.8%と年々上昇しています。
ドコモやKDDIに比べると、営業利益率は低いものの、安定した配当金を出してもらいたい株主の立場としては、収益が安定しているのが魅力です。
モバイルは過去最高水準の純増数
飽和状態のスマホ市場のなかで、契約者数は過去最高水準に増加しています。
毎年、沖縄に旅行に行きますが、au(沖縄セルラー)のお店は非常に多く見かけ、沖縄でスマホを持つなら沖縄セルラーという選択肢なんでしょうね。
一方、懸念材料は解約率が上昇していること。
auピタットプランなどの新プランの契約数は増加していますが、解約率は若干上昇していますね。
とはいえ、解約率は1%を下回る水準。
継続課金事業でこれほど解約率が低いのはスマホ市場くらいではないでしょうか。
通信会社の強みですね。
19期連続増配を予定
2019年3月期は、1株124円の配当金を130円に増やしたうえで、
2020年3月期は136円と
19期連続の増配
を発表しています。
2002年から保有していれば、配当金は30倍にも膨らんでいたんですね。
こうした増配銘柄をがっちりホールドして、再投資することで資産形成は容易になります。
配当性向は40%程度
配当金を毎年増やしている沖縄セルラーですが、配当性向は40%程度で推移しています。
業績が好調なため、配当金を増やしても、まだまだ余裕がありますね。
配当金の増配率の推移です。
2020年3月期は増配率が鈍化しています。
2020年3月期の業績予想
配当金も増やすので業績も伸びるのかと思いきや、
営業収益は減少、営業利益は微増という予想です。
フリーキャッシュフロー(FCF)は30%もの減少になり、使えるお金が大きく減ることを意味します。
フリーキャッシュフロー(FCF)の推移で見ると、19年3月期が特に多かったんですね。
沖縄セルラーは配当金を増やした!KDDIは?
親会社のKDDIの決算発表は、5月15日を予定しています。
子会社の沖縄セルラーは、増収・増益で、配当金を増やしました。
NTTドコモが新料金プランを発表しましたので、KDDIはなんらかの対応をしてくるはずです。
また、TOBでカブドットコム証券の株を購入するKDDI(4月25日~)ですが、カブドットコム証券は9割の減益と厳しい決算を発表しています。
KDDI株主としては、配当金を増やす増配を発表してほしいですが、沖縄セルラーの状況を見てみると増配はしてくれるかなと。
通信株は、安定配当株として一定割合保有しておきたいと改めて思いました。
ではでは。
将来のお金の不安を小さくしていくためには、資産運用は欠かせません。
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