一般的なサラリーマン家庭の我が家は、毎年の投資金額には限りがあります。
将来の資産形成に向けて株式投資を取り入れています。
個別銘柄の勉強を始めてから、投資したい銘柄は数多くあるんですが、どの銘柄に投資するかが悩みですね。
- 監視銘柄から投資をした銘柄は爆下げ
- 投資しなかった銘柄は爆上げ
こんな悔しい思いをしたことは、1度や2度ではありません。
限られた投資資金を有効活用しながら、資産形成につなげていくことができれば、金銭的な不安感を小さくできますね。
投資資金100万円で考えるポートフォリオを考えてみました。
投資資金100万円で考えるポートフォリオ
100万円は大金ではありますが、個別銘柄に投資をしようと考えると、限られた資金と言えます。
投資する際に大事な点は、
- 投資資金と現金の割合を決める
- 投資先を考える
- 安易な売買を繰り返さない
だと考えています。
100万円をいきなり投資をすると、投資資金がない場合、買い増しするにもどうしようもありません。
何より、「現金」を保有していることで、精神的な余裕が出てきます。
一方、現金を厚くしすぎると、投資に投じるお金が小さくなり、リターンが小さくなってしまいます。
この辺りはバランスや投資家の背景にもよりますが、私の場合であれば、次のようにします。
- 現金30万円を残す
- 残りの70万円を投資する
- 70万円を複数回(20万、20万、20万、10万など)に分けて投資をする
現金を残しながら、投資を続けていくことが大事ですね。
どんな銘柄に投資する?
投資の目的がキャピタルゲイン(値上がり益)であれば、株価が上がりそうな銘柄を、インカムゲイン(配当金)であれば、安定配当銘柄に投資するという感じです。
私は、キャピタルゲインもインカムゲインも両方欲しいので、二兎を追えるような銘柄に投資をしています。
現金30万円を保ちながら、70万円の投資資金を投じるのであればどんな銘柄か。
70万円であれば、1,2銘柄程度の投資先となるので、銘柄選びはかなり厳選されていきますね。
投資先は1,2銘柄を想定しながら、その銘柄がリターンをもたらすかどうかは別の話ですので、常に投資先をストックしておくことが大事です。
という感じですね。
5銘柄の投資先をピックアップ
20万円程度で買える銘柄から考えてみました。単価2000円前後以下の銘柄ですね。
- 自己資本比率 40%以上
- ROE 15%以上
- 営業利益率 13%以上
- 増収率(前期比) 10%以上
で、抽出してみました。
コード | 銘柄名 | 株価 | ROE(%) | 自己資本比率(%) | 売上高変化率(%) | 営業利益率(%) |
4441 | トビラシステムズ | 1994 | 39.1 | 76.33 | 16.53 | 41.36 |
3150 | グリムス | 1831 | 33.1 | 59.37 | 27.61 | 13.6 |
6088 | シグマクシス | 1703 | 29.3 | 52.08 | 20.06 | 13.82 |
7049 | 識学 | 1560 | 18.7 | 59.54 | 37.45 | 16.45 |
4446 | Link―U | 2050 | 17.1 | 86.29 | 23.27 | 32.35 |
グリムスとシグマクシスは保有株です。
※株価は2020年10月9日時点
トビラシステムズ
トビラシステムズは、迷惑電話の自動着信拒否サービスをドコモ、KDDI、ソフトバンクに提供している会社です。
振り込め詐欺などを防いだりするため、警察とも連携しています。
競合他社もいなく、業績も好調ですね。
同社のサービスを利用しているユーザーは、月間1000万人を超えており、かなり順調に増えていますね。
同社のサービスは、各キャリアのオプションサービスとして提供されています。
オプション利用者は約4000万人ですので、まだまだ成長余地があると言えますね。
営業利益率38%(20年10月期予想)と極めて高いですね。
高収益企業です。
また、2020年テレワーク向けの新サービス「トビラフォン Cloud」を販売開始しています。
アプリをダウンロードするだけで、個人のスマホを社用電話として利用することができます。
このビジネスは月額課金のストックビジネスですので、利用する企業が増えれば増えるほどに、収益が積み上がっていきますね。
識学
同社は、マネジメントコンサルティングを手掛けている会社ですが、経営陣・幹部層をターゲットにしているユニークな会社です。
また、識学クラウドによる組織診断や評価制度の運用支援などのサービスを提供するプラットフォームサービスも手掛けています。こちらは月額課金のストックビジネスです。
プラットフォームサービスの月次売上は、前年同月比133~213%と極めて順調ですね。
21年2月期1Qは、講師採用増やマーケティング費用が嵩み赤字決算でしたが、売上高は40%以上の大幅増収です。
4446 Link-u
サーバープラットフォームを手掛けている会社です。
電子書籍・動画配信分野で自社設計のオリジナルサーバーを基軸としたデータ配信が強み。
小学館や集英社などの漫画アプリも手掛けていますね。
業績はすこぶる好調です。
独自のサーバープラットフォームサービスを手掛けており、自社回線による高速配信が可能であり、低コスト。
ストックビジネスを展開しています。
営業利益率32%とかなりの高収益企業です。
漫画アプリのほかに、語学サービスを新たに展開を始めています。
また、リユース事業のマッチングをはじめていますが、リユース事業は今後も市場拡大が見込まれているので、大きな成長ドライバーとなるかもしれませんね。
シグマクシス
シグマクシスは、かつて三菱商事の子会社でした(現在は、三菱商事が同社株を手放しましたので、独立)。
デジタルトランスフォーメーションなどを支援するコンサルティング会社ですね。
日本航空が主要顧客でもあるので、今期は減益となっていますが、今後も成長期待できる銘柄と考え保有しています。
株式投資は資産形成の最高のツール
100万円という投資資金を毎年作っていくことを目標にしていますが、
- 現金30万円を残す
- 残りの70万円を投資する
- 70万円を複数回(20万、20万、20万、10万など)に分けて投資をする
現金を残しながら、投資を続けていくことが大事だと考えています。
また、投資先は今回はサンプルで5銘柄をあげましたが、売上成長力のあるような銘柄に投資していきたいと考え、今年はシグマクシスやグリムスに投資をして保有しています。
小さな金額の投資であっても、コツコツと積み上げていくことで将来の資産形成につながっていくものです。
予算を決め、現金比率を保ちながら、投資を続けていくことが大事ですね。
「退場しない」ようにリスク管理を行いながら、業績の良い銘柄を保有し続けることで、資産形成をしていきたいと考えています。
将来のお金の不安を小さくしていくためには、資産運用は欠かせません。
資産運用の代表的なツールが「株式投資」。
株式投資では、ある程度の資金が必要ですが、何事も「小さく始めること」が大事です。
少額でも投資する良い方法があります。
【LINE証券のメリット】
- 1株数百円から手軽に投資ができる(最低100円から投資ができる)
- 全銘柄買付手数料が無料
LINE Pay・LINEポイントを使って投資ができる(1ポイント1円で入金可能)
- 平日21時まで取引可能
- LINEアプリから取引ができる
- LINE Payで引き落とし設定が簡単
- 投資信託も購入できる
コメント