3月は株主優待を実施する企業が1年で最も多いので、投資先を選ぶ際にも楽しみがありますね。
我が家も、いくつか株主優待をもらっていますが、生活にとってプラスになっていることやのんびり保有することができるので、株主優待も魅力に感じています。
3月決算の銘柄のなかでも、保有している、または、気になる優待銘柄をピックアップしてみました。
以前、フォロワー様に聞いて実際にもらってよかった優待ランキングのなかにも入っている銘柄もありますね。
株主優待だけでなく、業績の安定度を見るためにもEPS推移と配当金推移も合わせて、掲載していますので、投資する際の参考にしてみてください。
3月の株主優待で総合利回り3%以上の銘柄【7選】
3月決算の銘柄のなかでも、7銘柄を選んでみました。
配当利回り、優待利回りは、2020年2月19日終値で計算しています。
8591 オリックス
株主優待のなかでも、人気の高さでは異次元の高さにあるオリックス。
フォロワー様に聞いたランキングでも断トツの1位!!
100株保有で5000円相当(優待利回り2.6%)のカタログがもらえます。
しかも、3年以上継続して保有すると10000円相当(優待利回り5.2%)に跳ね上がるので、保有し続けたい銘柄です。
我が家は家族で保有しているので、次回からは4名義分もらえるので、楽しみでしかありません。
また、株主カードをもらうこともできます。
株主カードの提示により、プロ野球公式戦優待価格観戦、レンタカー利用料30%割引(一部除外有)、水族館入場料10%割引、ホテル・旅館宿泊割引などオリックスグループのサービス割引を受けることができます。
非常に魅力的なオリックスですが、配当金も魅力的です。
配当利回りは約4%と高く、また、安定配当を出している点も魅力度をあげてくれます。
配当性向は30%台と配当を持続し、増配する余力のある銘柄です。
3月決算銘柄で、優待狙いでもダントツの魅力的な銘柄と言えます。
9433 KDDI
国内2位のauを展開するKDDIですね。こちらも人気です。
100株保有で3000円相当のカタログをもらうことができます(優待利回り0.88%)。
5年以上継続で保有すると5000円相当のカタログがもらえるようになり、優待利回りもアップしますね(優待利回り1.48%)。
KDDIの魅力は優待だけでなく、
18期連続増配
という国内屈指の増配銘柄であることです。
配当利回り3.4%と高く、増配が続きながらもEPSも上昇しており、無理なく増配をすることができています。
配当性向は徐々に切り上がっていますが、それでも40%台と十分な増配余力を有していますね。
長期保有できる安心銘柄と言えます。
8935 エフジェーネクスト
さて、ここからは気になっている銘柄です。
マンションデベロッパーであり、東京都心・神奈川エリアを中心に不動産開発を手掛けているFJネクスト。
100株保有で1500円相当の百貨店セレクトをもらうことができます(優待利回り1.34%)。
1000株保有と投資額は大きくなりますが、同社が手掛ける温泉旅館の優待利用券をもらうこともできます。
FJネクストは、配当利回り3.95%と高配当株という点も魅力。
5期連続で増配を続けています。
配当性向はわずか22%程度と低く、また、自己資本比率61%と高く健全財務です。
不動産という業種なので、景気敏感株であり、リーマンショック後は最終赤字にもなっていますが、財務力は定評です。
8877 エスリード
森トラスト子会社で、マンションデベロッパーのエスリード。
関西を中心に、マンション販売を手掛けています。また、民泊や学生寮の開発も手掛けています。
100株以上でカタログギフト3,000円相当をもらうことができます(優待利回り1.6%)。
エスリードは自己資本比率63%と財務基盤もしっかりしていますが、安定配当株としても魅力的です。
2010年3月期以降減配をしておらず、このところは増配もしています。
業績が好調なので、EPSは右肩上がりですが、配当はそこまで増やしていないので、配当性向わずか10%台です。
優待と合わせて、安定配当がもらえる銘柄と言えます。
5807 東京特殊電線
古河電気工業の子会社の電線メーカー。今期業績は、3Qで通期予想に対して86.4%の進捗率となっており、好調です。
ここはクオカードが3000円分をもらうことができます(優待利回り1.13%)。
1年保有すると5000円に大幅アップ(優待利回り1.9%)する点が魅力的です。
業績面では、リーマンショックのときにはボロボロの大赤字が続いていましたので、景気後退期には弱い銘柄です。
クオカードは魅力的な銘柄。
3167 TOKAI HD
静岡県を基盤に生活インフラサービスを展開するTOKAI HD。CATV事業者として売上高は全国2位(100万件超)、宅配水(アクア)は静岡県トップを誇ります。
フォロワー様に聞いた優待ランキングでもランクインしていました。
株主優待は、色々選べるようになっていますが、格安SIMのLIBMOが人気のようです。
2011年上場ですので、EPS、配当金推移は2012年3月期から掲載しています。
配当金も安定しており、魅力的ですね。
3397 トリドールHD
最後は、丸亀製麺のトリドールHD。
かつて保有していましたが、いまは保有していないので、再参入を狙っています。
株主優待は100株保有で、4000円相当(年2回)をもらうという太っ腹です。
4月以降は、株式分割により100株保有で3000円相当になります。
配当金推移とEPS推移です。
業績が悪化していましたが、マーケティング会社・刀(ユニバーサルスタジオを立て直した森岡さんが社長)との連携により、業績は急回復しております。
優待も使いやすいので、魅力的な銘柄です。
3月決算で優待が魅力的な銘柄
3月は魅力的な銘柄が多いので、投資する楽しさもありますね。
今回、ご紹介した銘柄の一覧です。
コード | 銘柄 | 配当利回り | 優待利回り | 総合利回り | 優待(100株) |
8591 | オリックス | 3.99% | 2.6% | 6.6% | 5000円相当 |
9433 | KDDI | 3.39% | 0.9% | 4.3% | 3000円相当 |
8935 | FJネクスト | 3.95% | 1.3% | 5.3% | 1500円相当 |
8877 | エスリード | 2.14% | 1.6% | 3.7% | 3000円相当 |
5807 | 東京特殊電線 | 2.30% | 1.2% | 3.5% | 3000円相当 |
3167 | TOKAI HD | 2.81% | 2.0% | 4.8% | 2000円相当 |
3397 | トリドールHD | 0.47% | 3.0% | 3.5% | 8000円相当 |
TOKAI HDは2000円相当で計算しています。
総合利回りは、いずれも3%を超えており、魅力的な銘柄たちと言えますね。
やはり、オリックス、KDDIは保有し続けたい銘柄です。
私は、上記のなかでは、エスリードやトリドールHDが気になっています。優待の内容が良かった東京特殊電線ですが、業績を見ると不安定なので、私は外すかなという感じです。
株主優待のある銘柄は、保有するきっかけにもなるので、配当が良く、業績の良い銘柄に投資して優待ももらいたいものですね。
ではでは。
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