サンマルクHD(3395)が10年来の株価安値圏に低迷していますね。
外食産業は、コロナ禍で最も影響を受けた業界のひとつで、外食産業の中では、株価も上がっている銘柄もありますが、サンマルクHDは低迷を続けていますね。
そうしているうちに、10年来の安値圏に沈んでいる状況です。
ワクチン接種、新政権の誕生でアフターコロナが期待できるところです。
あまりにも株価が低迷しているので、同社の株主優待の内容を見てみると、非常に使い勝手の良い優待銘柄ですね。
同社の店舗をよく利用する方にとっては、非常に使い勝手の良い優待と言えそうです。
10年来の安値圏に沈んでいるサンマルクHD
まずは、サンマルクHDの株価推移です。
あのリーマンショック後の株価水準と同程度ですね。
コロナ禍前から株価は下落基調でしたが、コロナショックでさらに下げましたね。
しかし、ほぼほぼ安値圏ですので、投資妙味を感じています。
サンマルクのブランド
同社は、レストラン(ベーカリー、パスタ専門店、ドリア専門店、炒飯店)、喫茶店(コーヒーショップ)の複数業態による外食事業を全国に展開していますね。
2021年3月現在、グループ店舗数は864店舗にものぼります。
一番有名なのは、チョコクロのサンマルクカフェでしょうか。
私もいくつか利用している店舗があるので、同社の魅力は分かります。
サンマルクHDの株主優待は20%OFFカード
株主優待は、外食銘柄の場合、割引券が多いですが、同社は20%OFFカードがもらえます。
何度利用しても、20%OFFにしてもらえるので、使い勝手の良い優待と言えそうですね。
利用する回数が多いほどに、同社の優待は魅力的と言えそうです。
私は、他社の優待銘柄で割引券を持っていますが、何度でも使えるので重宝しています。
サンマルクカフェは、ちょっとした休憩時にも使えるので、便利な優待と言えそうですね。
サンマルクHDの配当金
同社は、配当性向35%を目安に、DOEなどを勘案して配当を出す方針です。
DOE(株主資本配当率)=配当総額÷純資産
- (配当総額÷当期利益)×(当期利益÷純資産)
配当性向×ROEで計算することができます。
配当の指標としては、単年度に稼いだ純利益に対する配当の割合を示す配当性向が一般的だ。
しかし、純利益は年度によって変動が大きく、配当性向だけを基準にすると配当金額が安定しなくなることもある。
一方、DOEの場合、ベースとなる株主資本は株主が出資した資本に、これまで蓄積した利益剰余金を加えたストックであり、比較的変動が少ない。
同社の配当金推移ですが、18年3月期からEPSが下落傾向で、配当性向も上がっていましたね。
業績の推移
ちょうど株価も下がっていたときと重ね合わせると、利益成長が落ち、利益率の低下が出ていますね。
株価が下落していたのも納得です。
売上は伸びていましたが、利益面での課題が見えますね。
財務面は鉄壁
同社の財務面は非常に強固で、自己資本比率は67.5%と非常に高いですね。
ネットD/Eレシオも1倍以下と安全圏であり、財務面は問題ないでしょう。
コロナ禍前は、営業キャッシュフローが純利益を上回る質の良い利益(アクルーアル)を出していましたので、その内面は非常に良好な企業ですね。
指標面
指標面では、PER約30倍、PBR0.88倍、配当2.84%とまずまずの水準ですね。
配当は減配リスクもやや高いですが、財務力は良く、アフターコロナを踏まえて、客足が戻り始めると業績も回復しそうです。
サンマルクHDの優待は魅力的
サンマルクカフェなどを展開するサンマルクHDのまとめです。
株価が底値圏かどうかはあとになってしか分かりませんが、今の株価は割安で魅力的ですね。
優待も使い勝手が良く、同社の店舗の利用頻度が高い方は、1枚持っておくのも良さそうです。
優待投資のおすすめ本です。
銘柄分析にはLINE証券がおすすめです。
まだ口座を持っていない方は、この機会に開設しておきましょう。
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