新型コロナウイルスの感染拡大に端を発して、実体経済への影響懸念もあり、株価は大暴落していますね。
私自身、本格的に株式投資を始めて、2018年末の急落を超える、初めての暴落相場に遭遇しています。
これで株式投資をやめるつもりは毛頭なく、今後の記録としても、残しておこうと思います。
完全に備忘録となっています。
また、将来にわたって配当をもらえるであろう保有したい銘柄の状況も記録しておきます。
日経平均株価は高値圏から3000円安
2020年2月28日終値は、21142円でした。一時、21000円割れもありましたが、最後は少し戻しています。
日経平均は週間で2243円78銭(9.6%)下げており、下げ幅はリーマン・ショック直後の08年10月6~10日(2661円)以来の大きさ。
NYダウ平均株価にいたっては、1日の下げ幅としては史上最大となる前日比1190・95ドル(4・42%)安い2万5766・64ドルと大幅続落しています。
国内では、政府が小学校などの臨時休校を要請するなど、異例の事態に発展しています。
ディズニーランドやUSJなども一時閉園に。
騰落レシオは50%台に
市場の値上がり銘柄数と値下がり銘柄数の比率から、市場の過熱感を見る指標で、いわゆる買われすぎ、売られすぎを見るためのテクニカル指標である騰落レシオは、売られ過ぎの70%を下回る53%台になっています。
売られ過ぎのサインが点灯し続けています。
長期で見ても、騰落レシオがここまで下がることはめったになく、個人的には最大の買いチャンスと見ています。
キャッシュポジションを高めていましたが、いくつかの投資はすでに含み損となっており、まだまだ下がるかもしれません。
日経平均株価はPBR1倍付近に
日経平均株価のPBRは1倍付近にまで下がっており、過去の水準から見ると底値圏にあると考えられます。
週明けにはいくつか投資をしていこうと考えています。
過去の急落局面を踏まえると、今回のコロナショックは、まだ小さいものですね。
リーマンショックがいかにえぐかったかが物語っています。
安定配当・買い増し候補
株価の下落は恐怖ですが、安定した配当を手に入れ、優待を楽しみながら、投資を続けていきたい。
魅力的な水準にまで株価が落ちている銘柄が数多くありますね。
2914 JT
配当利回りが7.18%まで高まっています。
ポジションは下げた銘柄ですが、買い増ししていきたい銘柄。
3003 ヒューリック
一等地に数多くの不動産を保有しており、ビル賃貸収入が安定しています。
株主優待も魅力的ですので、家族名義で保有検討。
3244 サムティ
配当利回りが5%を超えており、連続増配株としても魅力。
株主優待は、300株保有でホテル宿泊無料券(シングル)が2枚もらえます。
3254 プレサンスコーポレーション
昨年の社長逮捕で今後の業績にどう影響するか不透明ですが、指標面では激安。
増配力もあり、増配姿勢も強いので、配当利回り5%候補。
今後、3年程度の売上分の用地を確保していましたが、先日の決算では2年分に縮小しており、やや不安も残ります。
3288 オープンハウス
強烈に業績も良く、増配姿勢、増配力ともに良いです。
増配率のすごい銘柄でもピックアップした銘柄。
4348 インフォコム
電子コミックが最大級であり、医療関連の情報システムにも強みのある銘柄。
直近決算でも増配修正しており、業績も好調。
4661 オリエンタルランド
今回の閉園の影響も懸念されますが、オリエンタルランドは今後もなくなることのない会社ですし、保有検討。
6532 ベイカレント・コンサルティング
業績は絶好調のデジタルトランスフォーメーションに関連するコンサルティングが強み。
先日、取り上げた増配力の高い銘柄のひとつ。
7192 日本モーゲージ
フラット35の取次などに強み。株主優待も非常に魅力的ですが、業績も好調なので、買い増ししたい銘柄。
8001 伊藤忠商事
商社のなかでも非資源分野が多く、累進配当も魅力的。
8111 ゴールドウィン
ノースフェイスなどを展開するゴールドウィン。増配力もすばらしく、疲れにくい衣料の研究にも期待。
8424 芙蓉総合リース
連続増配株に加えて、株主優待も魅力的です。
含み損突入していますが、保有方針。
8439 東京センチュリー
芙蓉総合リースと合わせて、増配株であり、株主優待が魅力的。
8591 オリックス
配当と優待で最強に魅力的な銘柄。これ以上下がれば、買い増し候補。
8897 タカラレーベン
配当利回りも高く、業績も好調。優待はおこめ券。
8905 イオンモール
業績の影響は大きそうですが、イオンモールは引き続き保有したい銘柄。
8934 サンフロンティア不動産
連続増配株であり、配当余力も十分。
9432 NTT
NTTがここまで下げるのは久しぶりなので、絶好の機会かと考えています。
9433 KDDI
連続増配、株主優待も魅力。
9437 NTTドコモ
将来の増配も考えると、配当利回り5%候補。
9658 ビジネスブレイン太田昭和
業績も好調で、増配力も素晴らしい銘柄。この下落相場で、爆上げしてる。
株価下落は投資のチャンスと捉えて投資をする
今回の株価下落で大きく資産を減らしました。
損切りルールを守れていなかった銘柄は被害を拡大させています。一方、損切りルールを守れた銘柄はその後のさらなる下落を回避できました。
含み益も減ってきており、精神的にはしんどいところですね。
分散投資とはなんなのか?
それを考えさせられる一週間でした。
幅広く分散するよりも、目の届く範囲で集中したほうがいいのではと最近考えていましたが、今回の暴落でその考えはより明確に思うようになっています。
幅広い分散投資は、投資家の知識不足を補う手段である。
聞こえは良いし、多くの専門家も分散投資を勧める。
だが弱気相場では、ほとんどすべての銘柄が値を下げる。
そしてそのなかには二度と回復しない銘柄があり、そのような銘柄の損失は五〇%かそれ以上に膨らむ。
つまりいくら分散投資をしても、確実な防衛計画を持って自分の口座を守るために売りのルールに従うことに比べると、安全性は低い。
二〇~三〇銘柄を持っているときに、そのうちの三~四銘柄を売却したところで、残りの銘柄も大きく損失を出しては何も変わらないだろう。
引用:オニールの成長株発掘法 【第4版】
大きな損失を食らう前に、買い値を下回った場合は売ることを考えることが大切ですね。
30%も下げれば、43%も上昇しないとスタートラインにも立てないのです。
損切りときに知っておきたいこと。
— ジン@配当と優待好き💹 (@jin_walletplus1) January 28, 2020
含み損を抱えたら取り戻すのに必要なリターン。
✅▲5%→5%のリターン
✅▲10%→11%
✅▲15%→18%
✅▲20%→25%
✅▲25%→33%
✅▲30%→43%
✅▲35%→54%
✅▲40%→67%
✅▲50%→100%
含み損が大きくなるほどにハードル高くなる。https://t.co/1jEtJsBYML
運よく、今回の暴落相場のまえに売却をしていたこともあり、キャッシュ比率が高まっています。
こういう相場は退場しないことが大事。絶対に乗り切る٩꒰。•◡•。꒱۶
— ジン@配当と優待好き💹 (@jin_walletplus1) February 28, 2020
フルポジ状態であれば、かなり弱気になっていたと思いますが、株式比率を下げていたおかげで、割と冷静です。
最後に、大きな損失を出して打撃を受ける前に損切りをするべき重要な理由がもう一つある。
それは今後の決断力と勇気を失わないためである。
保有株を取り巻く状況が悪化し始めたときに素早く損切りをしないでいると、その後の売買判断をするときに必要となる自信がいとも簡単に失われてしまう。
もっとひどくなると、損切りをせず損失を膨らませてしまい、しまいには降参して失意のうちにマーケットから去ったため、何が間違っていたのかも知ることなく、誤った手法を正すこともないまま、素晴らしいチャンスを与えてくれるアメリカの株式市場の持つ未来への可能性を、一切あきらめてしまうことになる。
引用:オニールの成長株発掘法 【第4版】
勇気は現金(投資資金)がもたらせてくれます。
決断力は、精神が参るような含み損を抱えないでおくことで保持できます。
業績が良く、配当を出し続けられるような強い企業への投資を継続し、退場しないように運用したい。
今は絶好の投資機会と考えますが、さらなる下落が予想されるなら、投資しないことも大事。
この暴落相場の経験を次に活かし、配当収入の増加に向け、投資をしていきます。
完全な備忘録ですが、コロナショックによる1週間の暴落の件でした。なお、上記銘柄は、私の個人的に興味のある銘柄であり、買いを推奨するものでは一切ありません。
退場しないことで、投資を続けられるのです。
ではでは。
将来のお金の不安を小さくしていくためには、資産運用は欠かせません。
資産運用の代表的なツールが「株式投資」。
株式投資では、ある程度の資金が必要ですが、何事も「小さく始めること」が大事です。
少額でも投資する良い方法があります。
【LINE証券のメリット】
- 1株数百円から手軽に投資ができる(最低100円から投資ができる)
- 全銘柄買付手数料が無料
LINE Pay・LINEポイントを使って投資ができる(1ポイント1円で入金可能)
- 平日21時まで取引可能
- LINEアプリから取引ができる
- LINE Payで引き落とし設定が簡単
- 投資信託も購入できる
コメント