10年に1度は暴落が来ると言われて、リーマンショックから10年が経過して、暴落来ないんじゃないとも思われましたが、しっかりと来ています。
NYダウ平均株価は、コロナショックで株価が高値から35%も減少しています。
たった1か月で高値から35%も下がるとは。
— ジン@配当と優待好き💹 (@jin_walletplus1) March 21, 2020
【ダウ平均】-913.21 (-4.55%) 19173.98 pic.twitter.com/b1yFMKKZUU https://t.co/I7a0gTaqBK
コロナショックによる不安と、景気悪化懸念による下げですが、今後は実際に景気悪化(企業の業績悪化、雇用不安、消費停滞など)が現実になってくれば、さらに下げてくる可能性もありますね。
私も暴落体験は、初めてなので、過去の暴落相場がどのくらい続いたのか調べてみました。
株価の下落は長く続くか
コロナショックによる株価下落からわずか1か月ほどです。
すさまじく長く感じます。
今思うと兆候は1月末の下落、2月中旬の窓を挙げた下落がサインだったのかなと思います。
ITバブルの崩壊
2000年にITバブルが崩壊しましたが、高値から株価の大底までの期間は、
約2年7か月
となっていました。
めちゃくちゃ長いですね。その間、チャートに表れているように、大きく上げては、下げてを繰り返しています。
また、ITバブルのときの高値を更新するのには、約4年も要しています。
日経平均で見てみると、大底まで約3年となっていました。
このころは、銀行の金融危機などもありましたね。
ちなみに、ITバブル前の高値を更新するのに、日経平均は約15年を要しています・・・・。
リーマンショック
約10年前の暴落であったリーマンショックの場合は、高値から大底まで
約1年5か月
を要しています。
この間に、53%も下落しています。すさまじい下落です。
高値を更新するのに、約4年を要していますが、大底からは一転して高値を更新し続けているので、投資でお金を増やすチャンスだったとも言えます。
日経平均株価で見てみると、高値から大底まで
1年8ヵ月
となっていました。
そして、高値更新までは約6年を要しています。
暴落相場は短期では終わらない
記憶に残るような大暴落相場は、早々起きるものではありません。
おおよそ10年に1度の感覚で起きています。
そして、その暴落相場は、短期では終わっていません。
コロナショックも異例のスピードで株価下落が進んでいますが、最大のチャンスだと思っても、まだまだ下がっていけば、傷を負いかねないなと思います。
大底で買いたいという欲はありますが、どこが大底かは分かりません。意外にすぐに株式市場は、落ち着くかもしれません。
まだまだ下がるかもしれません。人の移動が止まっていますからね。
鉄道や航空、トラック、物流などの輸送株(全20銘柄)から構成されるダウ・ジョーンズ輸送株平均株価の動きをチェックが大事だと考えます。経済が動き出すためには、ヒト・モノの動き始めますからね。
そして、大暴落のあとは、すさまじい上昇相場が訪れるのも事実です。
投資資金があれば、必ずこの上昇相場を活かすことができるはず。10年に1度のチャンスが訪れたといっても過言ではないですね。
下落相場に活用できるETF
最近知ったのですが、インバースというETFがあります。
これは、株価が下がれば、利益が出る設計となっています。
コロナショックのあとは、株価が下がりまくっていますので、大きく上昇しています。
東証に上場している日本株のインバース型ETFの原指標となる主な株価指数としては、TOPIX(東証株価指数)、日経平均株価、JPX日経インデックス400があります。例えば、原指標がTOPIXである場合、TOPIXが1%上昇するとインバース型ETFは1%下落し、逆にTOPIXが1%下落すると1%上昇するように設計されています。
引用:東証マネ部
ただ、デメリットしては、長く保有すると指数の乖離が出てくることです。
注意するべき点としては、「インバース型ETF」の対象指標は、原指標の日々の変動率と逆の変動率となるように設計されています。そのため、2営業日以上離れた期間で比較した場合、複利効果により必ずしも対象指標の変動率が原指標の変動率と逆の変動率と一致せず、長期に保有した場合には原指標の変動率とずれが生じるという性質がある点です。
また、原指標が上昇・下落を相互に繰り返す場合、複利効果によりインバース型指標は逓減していくという特性があり、このような場合、投資者は利益を得にくくなる点にも注意が必要です。
引用:東証マネ部
今のように一方通行で下落しているのであれば、活用できるかもしれません。
ただ、日経平均株価は、もう高値から30%以上も下落していますので、どこまで下落余地があるか、ですね。
株式の比率と現金の比率を重視
「休むも相場」という格言もありますが、忍耐強く、次の上昇相場を待つことも大事かもしれません。
渡米や米国からの入国禁止措置を出すなど、人の移動を止めています。経済が止まっています。移動の制限が長引けば、この影響は、リーマンショックを超えるかもしれません。
投資の比率と現金の比率を確認しておきましょう。更なる下げも想定しながら、投資資金を切らさないようにしておきたいものです。
必ず必ず買いの出来高が増えるときが来ますので、その初動で買っていければ、いいですね。
過去の暴落時のチャートを見てわかるように、上がり始めてから買っても十分にリターンを得ることができます。
こちらの本は、少し高いですが、過去の下げ相場の状況やアノマリー、投資のタイミングなども詳細に書かれており、非常に勉強になる本です。
過去の暴落相場を経験していないので、書籍で読んで、今は優良株を発掘する時間にしています。
ありえないくらいの高配当も生まれているので、減配リスクの低い銘柄は少しずつ買っています。ただ、まだまだ下げを覚悟しながらの投資です。
ではでは。
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