総務省が返礼品は寄付額の3割までという方針(2017)を打ち出してから、4月以降は還元率の高い返礼品が少なくなると思い、ふるさと納税をしてみました。
総務省の通達は法的には縛りはないようですが、従う自治体は増えるのじゃないかなと思います。
色々調べてみると、ふるさと納税をして
『旅行に行ける!』
と、宿泊券などを取り扱っている自治体があるんです。
自治体にとっては、寄付をしてもらって、訪れてもらって、お金を落としてもらえると最高ですよね。ふるさと納税を通じて、実際に足を運んでもらえることは、最もいいことかもしれません。
人によっては気に入って、移住につながるかもしれませんしね。
ということで、「宿泊」できる返礼品を用意している自治体を調べてみました。
ふるさと納税はお得に地域に貢献できる
ふるさと納税は、年々実施している人が増えていますが、まだまだ知っているけどしていないという方が多いようです。
Pickup! 9割の人がふるさと納税を知っていても、実際にはしていないって驚き!
やっぱりやり方とか難しく感じているのかな?と思いますが、実際は超簡単。
好きな自治体に寄付をして、確定申告をすれば、税金が控除されるって仕組みです。
確定申告をしなくても税金が控除される場合もありますけどね。
寄付額のうち2,000円は負担する必要がありますが、それ以外は税金が控除されるんです。
つまり、2,000円の負担でいろんな返礼品を受け取ることができるんです。
年収などによって、2,000円の負担で済む上限額が決まっているので、まずはシミュレーションをすることが大事ですね。
例えば、年収600万円共働きであれば、77,000円が上限額。このうち、2,000円を負担して、75,000円が減税されるんです。
うーん、お得です。地方へ寄付もできて、一石二鳥ですね。
宿泊できる返礼品のある自治体
沖縄県本部町
最低寄付額は10,000円から。
1500円×寄付額に応じた枚数の宿泊割引券がもらえます。
山形県上山市
最低寄付額は5,000円から。
市内の宿泊施設で利用できるので、旅行代の節約になりますね。
新潟県村上市
最低寄付額は10,000円から。
市内の宿泊施設、飲食、お土産代に使えるので、村上市を訪れる際にもらいたい返礼品ですね。
山口県山口市
最低寄付額10,000円から。
山口市内の宿泊施設の割引券として利用できます。
1拍6000円のホテルでも使えますね~。
北海道愛別町 寄付額50,000円
北海道は旅行に行ってみたいところ。「冷の湯」と知られる愛別町への寄付で宿泊券を手に入れることができます。
実質2,000円で泊まることができるので、お得に旅行に行けますね。
≫ 北海道愛別町 協和温泉ペア宿泊券(きのこフルコース付)を見てみる
山梨県富士河口湖町 寄付額 50,000円
宿泊先が指定されている自治体の返礼品も多いなか、Yahoo!トラベルで利用できる宿泊クーポンを返礼品にしています。
自分たちで、Yahoo!トラベルに掲載されているホテルや宿を選ぶことができるので、かなり使い勝手がいい返礼品と言えますね。
長野県小谷村 寄付額50,000円
モンベルで使えるチケットを以前ゲットしたのですが、長野県小谷村は宿泊補助券も返礼品として取り扱っています。
寄付額の50%の宿泊補助券が返礼品となっており、モンベルのチケットも一緒になった返礼品も用意されています。
静岡県磐田市 寄付額55,000円
磐田市が用意している返礼品は、宿泊券に加えて、ディナー券までついているお得な返礼品です。旅行に行くと、美味しい物を食べたくなりますよね。
≫ 磐田グランドホテルペア宿泊券&ディナー券の返礼品を見てみる
高知県四万十町 寄付額30,000円
高知県四万十町は、自然豊かな土地。温泉に行ける宿泊券が返礼品として用意されていますね。
高知も一度訪れてみたい。色んな意味で。
≫ 高知県四万十町 観光協会オススメ宿!「十和温泉」の観光・宿泊券を見てみる
山口県美祢市 寄付額34,000円
山口県美祢市は、1泊2食付きの宿泊券が返礼品として用意されています。2食付とはなかなか豪華です。しかも、寄付額も3万円台とお得です。
長崎県佐世保市
長崎県佐世保市の返礼品も人気が高いのですが、佐世保ワシントンホテル、ホテルリソル佐世保など市内の宿泊施設で利用できる宿泊券をもらうことができます。
寄付額に応じて、宿泊券の枚数が変わってきます。夜景や海を見ることができるホテルもあるので、ホテル選びも楽しみですね。
兵庫県洲本市
淡路島にあるホテルニューアワジでも使える旅行券です。
ホテルニューアワジは利用しましたが、かなり最高の宿です。
ふるさと納税の旅行券が出たのはありがたい限り。
沖縄県那覇市
昨年、沖縄旅行に行って、今年の夏も行きたい!という家族の要望も受けて、夏の旅行は沖縄に早々に決定。
4月以降返礼品の変更が予定されていると知って、すぐさま寄付をしてみました。
その那覇市は、Yahoo!トラベルの宿泊券やJTBの宿泊券などを選ぶことができるんです。
自分たちでホテルを選べるパターンですね。
すぐに利用したい場合は、寄付をする際に「クレジット決済」「カタログ不要」を選んでください。
すると、ポイントがすぐに発行してもらえます。登録している電子メールに「ID」「パスワード」が送られてきますので、それでふるぽにログインしましょう。
ポイントがすぐに発行されていますので、そのポイントを使って、Yahoo!トラベルなどを選びます。
ポイントが発行されただけでは、まだ返礼品の用途は決まっていないので、使うことを忘れずに。期限は1年間で、それを過ぎると失効しますので。
追加で寄付をすると有効期限は延長してくれます。
ご寄附を追加された場合、お手持ちのポイント含め、
我が家は50,000円を寄付して、18,000円分(交換ポイントは100ポイント)をもらいました。これで、安くホテルに泊まることができます。
寄付をすると、即時~1週間程度でメールが届きます。
それをもとに予約をするだけで、ポイントを使うことができますね。
ポイントは2枚に分けて、発行されます。1度の宿泊で5枚まで使えますよ。
例)45,000点分のクーポンを2個注文された場合、22,500点×4枚のクーポンをお送りします(合算した金額の半分ではありません)。
なお、宿泊予約の際に一度にご利用いただける割引クーポンは最大5枚までのため、注文時の数量にご注意ください。
有効期限はありますが、期限内に再度ふるさと納税することで、有効期限を延長することができます。
実質、ポイントの積立ができる方法ですね。
≫ ふるさと納税のポイントを移行する方法&有効期限延長でポイント積立する方法
寄付の自治体以外でも使えてしまう宿泊券
ふるさと納税は、その寄付先の自治体の返礼品がもらえるのが通常ですが、そうじゃない自治体もありました。
いいのかな?とちょっと思いましたが、寄付者としては選択肢が広がっていいんです。
例えば、和歌山県高野町にふるさと納税をしてみると、高野町以外に、和歌山県、京都府、奈良県、四国でも使える(Yahoo!トラベル)ポイントをもらうことができるんです。
旅ゲーターで確認することができます。
えっ!これめっちゃ素敵やん!
と思った次第です。旅行を考えている方は、必見です。
このほかにも、佐賀県大町町、吉野ヶ里町、鹿児島県大崎町、南大隈町、南種子町も、その自治体以外でも使える宿泊券をもらうことができます。
≫ こちらでも確認してみてくださいね。旅ゲーター
また、自治体の多くが寄付をする際に、Yahoo!公共料金を採用していて、Tポイントが貯まるんです。
ヤフーカードを持っていると、Tポイントも貯まりやすいですし、Tポイントで寄付もできるのでさらに便利ですね。
≫ ヤフーカード
ふるなびトラベル(寄付額の30%ポイント)
ふるなびトラベルも、ふるなびグルメポイントと同様に、寄付額20,000円以上2,000円単位ですることができます。
寄付額の30%分のトラベルポイントをもらうことができますね。
まずは、ふるなびへの会員登録をした後、ふるなびトラベルで旅行先を選びます。
あとは、電話で予約をすると「予約番号・必要ポイント」を教えてくれますので(メモしておきましょう)、専用サイトで申し込みをしましょう。
≫ ふるなびトラベル
ふるさと納税をしてみよう
ふるさと納税は、寄付額から2,000円を除いて、税金が安くなる仕組み。
地方に貢献できて、返礼品ももらえて、税金も安くなるのでとってもお得な制度です。
特に今日紹介した宿泊券などの返礼品は、実際に地方に行くきっかけとなるものなので個人的にはいいなぁと思いました。
旅行を行くときには、まずふるさと納税の返礼品を調べてみることも旅行代を安くする方法にもなりますね。
有効期限は寄付日から1年の自治体が多いですが、半年先位は予約できるので実質1年6か月の間に旅行に行けばいいってことですね(個別に確認要)。
税金控除は翌年ですが、実質2,000円の負担で泊まることもできたりするわけです。
宿泊代を抑えることができたら、買い物や食事などにお金を使いやすくなりますね。また、思い出を作れそうだ。
今年は、返礼品で初めて旅行に行ってみます。
ではでは。
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