10年以上にわたり、配当金を毎年のように増やしてきた「10年増配銘柄」。
低配当であっても、増配を続けることで、高配当株に化けてくれます。
14年以上増配した銘柄では、今回のコロナ禍での減配はなし。
リーマンショックを乗り越えた銘柄は、コロナ禍も乗り越えています。
10年以上増配を続けている銘柄では、減配はわずか4銘柄という少なさです。
配当金を毎年のように増やしていけるのは、
- 業績が好調であること
- 長きにわたって業績を伸ばせる優れたビジネスモデルを有している
- 配当金を毎年増やす株主還元の姿勢
株主にとって大きなメリットですね。
- 10期以上連続で増配
- 業績好調で今後も増配期待
できる5銘柄を厳選してピックアップしてみました!気づいたらどれも保有していないので、いつか買いたい。
10期以上連続増配銘柄【5銘柄をピックアップ】
増配を続けているのは、今後も増配が続く公算が大きいです。
減配リスクが低く、長期目線で投資できる銘柄と考えます。
12期連続増配!3038 神戸物産
神戸物産という会社はあまり知られていないかもしれませんが、
「業務スーパー」
であれば、知っている方も多いのではないでしょうか。
神戸物産は「業務スーパー」のフランチャイズを展開している会社です。
2020年4月現在、全国862店舗のフランチャイズ店を出店しています。
家計の味方ですね。
12期連続増配で増配を続けておりながら、配当性向はいまだに20%程度とかなり低いです。
毎年10%以上の増配を続けており、増配力がすごいですね。
その神戸物産の業績ですが、すさまじいスピードで業績を伸ばしています。
このコロナ禍でも、家計が厳しくなるなか、業務スーパーは毎月のように前年同月比100%超えを大きく達成しており、客足が途絶えません。
株価もうなぎのぼりですね。
株主優待もありますので、「業務スーパー」をよく利用する方にとってもメリット大です。
指標面では割安ではありませんが、手に入れたい銘柄です。
3038 神戸物産の株式指標 | |
株価 | 6,600円(R2.7.22) 最新の株価はこちら |
PER(予) | 53.40 |
PBR(実) | 16.02 |
ミックス係数 | 855.41 |
配当利回り(予) | 0.4% |
配当性向(予) | 20.2% |
増配率(3期平均) | 26.0% |
営業利益率(予) | 6.5% |
PSR (時価総額÷売上高) | 2.90 |
PEGレシオ (PER÷EPS成長率) | 3.16 |
ROE(実) | 26.6% |
ROA(実) | 8.0% |
営業CFマージン(実) | 6.4% |
10期連続増配!3064 MonotaRO
工場のAmazonともいわれるMonotaROは、間接資材のEコマース会社で国内最大手です。
ネット販売で、1800万点を超える各種工事業関連用品・事務用品を販売しています。
10期連続で増配を続けておりながら、配当性向は30%程度で安定推移です。理想的。
増配率も安定して10%以上を続けています。
業績もうなぎのぼりで、すばらしいですね。
Amazonがなくなると困るように、MonotaROもそのような存在です。
株価も上昇基調で、このコロナ禍でさらに上げてきていますね。すごい。
指標面では割安ではありませんが、魅力的な銘柄です。
株主優待も実施していますので、株主になる楽しみがありますね。
3064 MonotaROの株式指標 | |
株価 | 4,395円(R2.7.22)最新の株価はこちら |
PER(予) | 84.03 |
PBR(実) | 29.46 |
ミックス係数 | 2,475.41 |
配当利回り(予) | 0.4% |
配当性向(予) | 32.5% |
増配率(3期平均) | 15.6% |
営業利益率(予) | 11.9% |
PSR (時価総額÷売上高) | 7.07 |
PEGレシオ (PER÷EPS成長率) | 5.47 |
ROE(実) | 34.0% |
ROA(実) | 21.6% |
営業CFマージン(実) | 6.9% |
15期連続増配!3769 GMOペイントゲートウェイ
国内トップのオンライン決済処理サービス会社であるGMOペイントゲートウェイ。
ZOZOの「ツケ払い」なども手掛けています。
決済処理サービスを手掛けており、約11万店の顧客・加盟店に多様な決済処理サービスを提供しています。
なくてはならない存在であり、ネット市場の伸びとともに今後も業績を伸ばすと思われます。なくてはならない存在。
配当金は、15期連続で増配を続けています。
配当性向は50%に引き上げていますが、まだまだ増配力はありますね。
増配率は安定して15%以上となっており、長期保有で大正解の銘柄でしたね。
業績はすさまじい伸びを示しており、営業利益率20%以上と高収益企業です。
このコロナ禍でも株価はどんどん上がっており、期待の高さが伺えます。
指標面では割高ですが、今後の成長を考えるとそれほど気にしなくてもいいかもしれません。
下げた時に買いに行きたい銘柄。
3769 GMOペイメントゲートウェイの株式指標 | |
株価 | 11,320円(R2.7.22) 最新の株価はこちら |
PER(予) | 136.22 |
PBR(実) | 31.74 |
ミックス係数 | 4,324.25 |
配当利回り(予) | 0.4% |
配当性向(予) | 50.5% |
増配率(3期平均) | 28.6% |
営業利益率(予) | 28.3% |
PSR (時価総額÷売上高) | 22.97 |
PEGレシオ (PER÷EPS成長率) | 3.53 |
ROE(実) | 22.3% |
ROA(実) | 3.8% |
営業CFマージン(実) | 4.1% |
12期連続増配!4739 伊藤忠テクノソリューションズ
総合商社である伊藤忠傘下の伊藤忠テクノソリューションズ(通称CTC)。
コンピュータ&ネットワークシステムの構築・販売、マルチベンダーSIなど。
12期連続で増配を続けており、配当性向は50%程度です。
増配率は10%前後で推移しており、安定して配当金を増やしていますね。
業績は好調で利益率も上昇傾向です。
AWS導入や5G対応など、デジタルトランスフォーメーション(DX)が今後進むなか、市場の追い風もありそうですね。良い銘柄。
株価はコロナ禍でも上昇がすごいです。
指標面ではまだまだ割高とはいえないですね。
4739 伊藤忠テクノソリューションズの株式指標 | |
株価 | 4,180円(R2.7.2) 最新の株価はこちら |
PER(予) | 32.18 |
PBR(実) | 4.17 |
ミックス係数 | 134.13 |
配当利回り(予) | 1.5% |
配当性向(予) | 48.5% |
増配率(3期平均) | 11.9% |
営業利益率(予) | 8.9% |
PSR (時価総額÷売上高) | 2.06 |
PEGレシオ (PER÷EPS成長率) | 3.80 |
ROE(実) | 13.0% |
ROA(実) | 6.8% |
営業CFマージン(実) | 4.6% |
11期連続増配! 4768 大塚商会
システム運用・保守「たよれーる」、オフィス用品の通販「たのめーる」などが主力の大塚商会はCMでもおなじみですね。
11期連続で増配を続けており、配当性向は50%程度です。
20年12月期の増配率は低下していますが、それまでは安定して10%以上の増配を続けており、すばらしいですね。
20年12月期はやや減収予想ですが、基本的に増収が続いています。
株価も好調ですね。
指標面ではそれほど過熱感はありません。
4768 大塚商会の株式指標 | |
株価 | 5,560円(R2.7.22) 最新の株価はこちら |
PER(予) | 24.22 |
PBR(実) | 4.06 |
ミックス係数 | 98.44 |
配当利回り(予) | 2.1% |
配当性向(予) | 50.1% |
増配率(3期平均) | 18.5% |
営業利益率(予) | 7.4% |
PSR (時価総額÷売上高) | 0.00 |
PEGレシオ (PER÷EPS成長率) | 2.02 |
ROE(実) | 17.7% |
ROA(実) | 9.6% |
営業CFマージン(実) | 5.5% |
増配5銘柄まとめ
増配銘柄はほんとに魅力度が高いですね。
では、今回まとめた5銘柄をまとめてみておきましょう。
銘柄(増配年数) | 株価 | PER | PBR | 配当利回り | 配当性向 | 増配率(3期平均) |
3038 神戸物産(12) | 6,600 | 53.4 | 16.0 | 0.4% | 20.2% | 26.0% |
3064 MonotaRO(10) | 4,395 | 84.0 | 29.5 | 0.4% | 32.5% | 15.6% |
3769 GMO-PG(15) | 11,320 | 136.2 | 31.7 | 0.4% | 50.5% | 28.6% |
4739 伊藤忠テクノ(12) | 4,180 | 32.2 | 4.2 | 1.5% | 48.5% | 11.9% |
4768 大塚商会(11) | 5,560 | 24.2 | 4.1 | 2.1% | 50.1% | 18.5% |
この5銘柄の3期平均増配率は、なんと!
20.1%
すさまじい増配率です。
こんな数字で給料は増えませんねw
増配を続けながら、業績も良い銘柄は、配当性向がそれほど高くなく、安定して推移しています。
そして、株価の上昇もあるため、キャピタルゲイン(含み益)とインカムゲインのダブル取りができていることになりますね。
こうした増配を続けそうな銘柄を長期で保有していきたいと考えています。
ではでは。
将来のお金の不安を小さくしていくためには、資産運用は欠かせません。
資産運用の代表的なツールが「株式投資」。
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