新型コロナウイルスの影響による経済封鎖で、企業の決算にも大きく影響が出ていますね。
特に、緊急事態宣言に伴うが外出自粛の影響により、旅行、ホテル業界、小売業界、外食業界など、すさまじい大打撃を受けています。
私は、優待目的もあり、百貨店銘柄ではJ.フロントリテイリング、小売りでは直接ではありませんがイオンモール、商業系のREITをいくつか保有しています。
小売などの銘柄は、毎月月次を出している上場企業も多いです。
すべからく業績大打撃というわけではなく、盛り上がっている業界もありますね。
すべて把握はさすがにできていませんが、いくつか銘柄をピックアップしてみました。
4月月次が出ていない銘柄もありますので、5月15日時点で適時開示されているもので調べてみました。
コロナショックで儲かっている業界、大打撃の業界
4月月次が出ている銘柄のうち、「既存店」の売上の前年比でどうなっているかを見てみました。
赤い線の上が月次100%を超えており、前年同期比より高くなっています。
グラフが穴ぼこになっているところは、ピックアップしている銘柄のうち、月次が出ていない企業があるためです。
こうしてみると、3月に引き続き、
- アパレル(一部)
- ホームセンター
- ドラッグストア
- スーパー
は、盛り上がっていることが分かりますね。
ファミレス関連も一部盛り上がっています。
逆に、業績が悪化傾向にあるのは、
- ファミレス(一部)
- 居酒屋
- アパレル(一部)
- 百貨店
などがきついですね。
どんな業界が儲かっているか
どんな業界が好調なのか、気になるところですが、私たちの肌感覚に合っている部分が多いように思います。
飲食業界
まずは、飲食業界から見てみます。
ファミレス関連
すかいらーくをはじめとするファミレス関連は、非常に大きな影響を受けていますね。
ペッパーフードは、4月が出ていませんが、かなりきついかもしれません。
ファーストフード
ファーストフード系で見てみると、
ケンタッキー最強!!
ケンタッキーがすごいことになっていますね。
決算では19年度4Qの経常利益は赤転になっていましたが、4月以降は期待できそうですね。
マクドナルドやモスバーガーも好調です。確かに利用しやすいですものね。
ドライブスルーも好調な要因でしょう。
どんぶり系はやや苦戦していますね。
居酒屋
お店を閉めているので、月次を出さない企業も多かったです。
鳥貴族は、前年比3.9%・・・・・96%減です。
すさまじいですね。
こんなむごい数字にもかかわらずきちんと開示した鳥貴族は応援したい気になりますね。
麺類
王将はよく利用していますが、それでもお客さんは減っているように思いましたが、しっかりと数字に表れています。
回転すし
回転すしも営業時間の短縮などもあり、大きな影響を受けていますね。
早く回転すしに行って、お寿司を食べたいところです。そんな日が早く戻ることを祈るばかり。
カフェ
スターバックスに行きたいところですが、非上場。ずっとお店を閉めていますね。
サンマルクが最もひどい状況。お店開いてないし、仕方がありません。。。
小売り業界
次は小売り業界も見ておこうと思います。
スーパー
スーパーは私たちの生活を支えであり、この緊急事態宣言中もずっと開けてくれていました。
時短しているお店もありましたが、概ね好調ですね。
神戸物産の4月月次がさらにすごいことになっているかもしれません。
ドラッグストア
ドラッグストアもおおむね好調ですね。
ココカラファインは月次は悪いんですが、決算は良かったんですよね。
株価も堅調な企業が多いですし、来ては欲しくないですが、仮に来冬にコロナの第二波が想定されるのであれば、株価が落ちた時にはポートフォリオに組み込むのもいいかもしれませんね。
残念ながらどの銘柄も保有していません。
コンビニ
コンビニ業界は、意外といってはあれですが、厳しい状況になっていますね。
オフィスの近くや通勤途上にあるお店などテレワークで影響を受けているのかもしれません。
私は普段コンビニを行かないですが、テレワーク中は逆に行くことが少しあったので、意外な印象です。
家電量販店
インバウンドの影響も受けているのが家電量販店ですが、思ったよりはお客さん来ていますね。
もっとボロボロなのかと思っていました。
ホームセンター
日用品も置いていることも多いので、ホームセンターの客足はおおむね好調ですね。
家具
ニトリも意外と客足が落ちているんですね。
今行かなくてもいいかという心理になるかもしれませんが、人の移動が多い4月に落ちているのは数字以上に打撃かもしれません。
アパレル関連
アパレル関連では、
ワークマン強し!!
ワークマンすごいですね。業績も好調ですし、現在は保有していないのがやや悔やまれます。
紳士服などは影響大きいですね。
ユニクロのファーストリテイリングも大きく減っていますね。私の家の近くの店舗は、お店を閉めていましたので、ユニクロに行きたい気持ちが強くなっています。
ホテルや移動関連
コロナの影響が大きいのがホテルや人の移動(新幹線、飛行機など)ですね。
ホテル業界
ホテル業界では、4月の数字は出ていませんが、引き続き苦戦が想定されますね。
3月の訪日外国人は93%減。。。。
ホテルREITのインヴィンシブルは、分配金を98%減という決算を出しています。
共立メンテナンスの決算が出ていましたが、19年度4Qの決算における経常利益は前年度比86%減と厳しいものでした。
株価はこのところ堅調ですが。
ドーミーインの稼働率は、3月は57.4%と大きく減っていますが、巷のホテルは稼働率20%という数字も出ていましたので、ドーミーインはそれに比べるとかなり良いですね。
共立リゾートについては、3月の稼働率59.5%と落ち込みはしているものの、平時が80%弱ということを考えると想定以上に影響は小さいように思います。
移動(その他)
その他のカテゴリーでまとめました。
JRの下がり具合が半端ないですね・・・・・。JRは経済封鎖が復活すれば、また再び戻るでしょうね。
JALやANAも厳しいですね。JALの月次は過去のものが見れず・・・3月を見逃したのか、見れなくなっていました。
どちらもえぐい下げで、JALは前期下半期を無敗、ANAは今期無配という決断を出しています。
儲かっている業界かボロボロの業界か
月次が良いのは、
- スーパー
- ドラッグストア
- ファーストフード
ですね。
個人的には、強さを見せている共立メンテナンスをポートフォリオに入れたいですが、投資タイミングを逃しています。
今回ピックアップした銘柄以外でも、月次情報を出している銘柄はあります。
投資することの難しさですが、「月次情報」から読み取れることも多いですので、投資するなら毎月チェックしておきたいですね。
投資したい銘柄で、月次情報が出ている銘柄場合は、要チェックです。
ではでは。
将来のお金の不安を小さくしていくためには、資産運用は欠かせません。
資産運用の代表的なツールが「株式投資」。
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