6月は20銘柄以上の株主優待が届き、過去最高となりそうです。
クロス取引は一切していませんので、すべて現物株で保有しています。
基本的に、配当力のある銘柄や株主優待のある銘柄に投資をしているので、あまり頻繁に売買はしません。
とはいえ、買った銘柄が「ちょっと違うな」と思ったときには、すぐに手放すこともあります。
買う前には、良い面が多く見えるわけですが、いざ購入すると違うことが見えてくることもあるからです。
ただ、多くの場合売った後は、どんどん上がってしまうことも多いので、なるべく売らないことを大事にしています。反省も多いです。
平日は、普段、仕事をしているので、株価チャートを見ることもできませんし、株価だけで判断すると今まで良かった試しがないので、日中の動きはノイズだと考えています。
頻繁な売買ではなく、売買回数をなるべく減らして、投資をすることを目指していますが、中長期で保有するためには、保有メリットがあることが重要です。
株価が上昇することは前提として、保有期間中に配当や株主優待があると投資のモチベーションを上げてくれます。
今日は、保有メリットのあるもらってよかった株主優待をいくつかピックアップしてみました。
保有メリットが生まれる株主優待
単月で20銘柄以上と、こんなに株主優待をもらったのは初めてですが、その中からもらって良かったと感じる銘柄を取り上げたいと思います。
6月に届いたものベースです。
メリットを感じるのは、優待があることで生活コストを下げやすい優待
がいいですね。
8905 イオンモール 3,000円ギフトカード
イオンモールは、100株保有で3,000円のギフトカードをもらうことができます。
ギフトカードのほかに、カタログにすることもできますが、私は有効期限のないギフトカードを選択しています。
家族がいる方は、家族で保有すると投資額を抑えながらも、ギフトカードを多くもらえますね。
500株まで積み上げれば、5,000円相当となりますが、100株×2名義であれば6,000円相当をもらうことになるからです。
イオンモールやイオングループ各店で利用することができるので、かなり重宝する優待と言えます。
株価は20万円以下、PER13倍、PBR1倍、配当利回り2.8%程度。
指標面も割高感はなく、配当も高いので、優待と合わせて魅力的ですね。
7164 全国保証 3,000円クオカード
株価はやや高いですが、独立系の住宅ローン保証会社として、営業利益率70%超えの超高収益企業です。
その全国保証ですが、3,000円のクオカードをもらうことができ、1年以上継続保有すると5,000円のクオカード(またはカタログ)をもらうことができます。
1年保有すると、5,000円分のクオカードをもらうことができるので、なかなか大きな金額です。
クオカードは、書店やコンビニなど使い勝手の良い優待ですので、いくらもらっても嬉しいくらいです。
また、全国保証は連続増配銘柄としても注目です。
22年3月期で10期連続増配を予定しており、中期経営計画においても増配計画ですので、今後も増配は続くと想定されます。
配当性向もまだ30%台と十分な余力がありますね。
また、繰り返しになりますが、営業利益率70%台と上場企業の中でもトップクラスの収益力を誇り、抜群の高さを誇ります。
増収率はやや鈍化していますが、安定して増収増益が続いていますね。
7605 フジ・コーポレーション 三菱UFJニコスギフトカード
タイヤ専門店の『タイヤ&ホイール館フジ』を手掛けるフジ・コーポレーション。
まだまだ小さな会社ではありますが、成長力と割安さを備えた優良株です。
同社の株主優待は、1年以上継続保有することが要件ですが、200株保有で5,000円分の三菱UFJニコスギフトカードがもらえるので、かなりお得です。
私は現行の優待制度が残り続ける限り、保有するつもりです。
21年夏号の四季報では、
【上振れ】多雪で冬タイヤ絶好調。夏タイヤも好始動し、ネット通販が想定超の伸び。出店なく1移転だが、3番目の自動倉庫フル稼働しタイヤ・ホイール販売12%増へ。単価下落補う。営業増益幅拡大。21円配か。22年10月期は1〜2出店目指し着実増。
ネット通販がかなり好調のようですね。中古車市場は活発化していますし、タイヤ需要も底堅いと考えます。
何しろ、同社は出店空白地がたくさんありますので、長期での成長が期待できます。
株価1,292円、PER9.34倍、PBR1.47倍、配当1.35%、自己資本比率62.2%と指標面では、文句なく、割安に放置されているように思います。
時価総額270億円と小型株なのも好みですね。
私は単元株が20万円以下の銘柄を一つ基準としているので、その点でも魅力の銘柄です。
8425 みずほリース
リース大手のみずほリースは、100株保有でクオカードをもらうことができます。
- 2期未満 3,000円
- 2期以上 4,000円
をもらうことができ、使いやすいクオカードである点は魅力的ですね。
株価3805円、PER8.1倍、PBR0.9倍、配当2.9%と指標面でも魅力的ですね。
取得単価ベースでは配当6%以上となっており、クオカードも考えると9%程度の利回りと申し分ありません。
現行の優待制度が続く限り、保有し続ける予定です。
20期連続で増配を続けている連続増配銘柄である点も頼もしいですね。
21年夏号の四季報においては、
【領域拡大】みずほ銀の親密先と組んで産業工作機械等でIoT活用など付加価値高いサブスク型サービス提供図る。再エネはエクイティ投資や事業運営にも拡大狙う。
IoT関連(サブスク)と再エネ投資と、これからの事業展開が楽しみなワードが出ていますね。
同業他社と比較しても、指標面でも割安です。
のんびり保有できる銘柄と考えていいでしょう。
6971 京セラ
京セラは、コンデンサーなど電子部品大手ですね。
私は単元株は保有していないのですが、同社は1株で株主優待をもらうことができるので、保有しています。
- セラミック包丁
- フライパン
などが割引価格で買うことができ、カタログを見るとなかなか良さそうです。
また、同社が運営するホテルの割引価格で宿泊できるのも良いですね。
株主優待を手に入れてみよう
先月は、株主優待だけで10万円分以上の優待を受け取ることができました。
コツコツと投資をしているだけですが、こうして優待により生活コストを少し下げることができるのは、精神的にもメリットがあります。
クオカードは好みですが、外食銘柄も気軽に外食できる機会を作ってくれるので、嬉しい優待です。
株主優待をもらう際にも、
- 業績が好調な銘柄
- 株価チャートが右肩上がり(下向きでない)
- 優待廃止リスクに備えて分散投資
- 配当+優待=総合3%以上
などを参考に銘柄を保有しています。
もちろん、失敗はありますが、一時的な下げの時に買っておけば、あとは含み益を得ることもでき、保有期間中は配当と優待という保有メリットを受けることができますね。
資産運用を始めるにも、まずは証券会社に口座を開設することからですね。
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今後、本格的に始めたいと考えている方は、ネット証券大手の口座も開設しておきましょう。
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