ジンです。
住宅ローンを組む場合に加入が必要な団信特約。でも、フラット35だけは任意なんですが、この任意がくせものです。
住宅ローンを組むときに「フラット35」を考えられている方は、団信特約について知っておく必要がある注意点がありました。
今日は、フラット35の団信特約についてまとめます。
photo credit: woodleywonderworks via photopin cc
フラット35の団信特約制度の注意点とは?
団信特約制度って?
団信特約って住宅ローンを組まれていない方も聞いたことはあるかもしれませんね。住宅金融支援機構によると次の通り書かれています。
機構団信特約制度とは、ご加入者に万一のことがあった場合、残りの住宅ローンがなくなる保障制度です。
なんかあったら住宅ローンを払わなくていいよーって制度です。
団信が活躍するときとは?
団信が活躍するときは以下のときです。住宅ローンを組んでいる、我が家で言うと私に次のことがあった場合、住宅ローンはきれいさっぱりなくなるわけです。
①死亡したとき
②所定の高度障害状態になったとき
また、三大疾病特約を付与しているときは、次のときも住宅ローンがなくなります。
①がん
②急性心筋梗塞
③脳卒中
三大疾病特約を付与する場合は、その分保険料は高くなりますよ、もちろん。
フラット35は団信加入は任意
住宅ローンを組む場合、団信特約は加入される方がほとんどかなと思います。
フラッ355以外の住宅ローンを組む場合は、強制的に加入することになりますが、フラット35を組む場合は団信特約をつけるかどうかは任意です。
また、フラット35の場合は別途特約料の負担があります。
2017年10月1日以降 フラット35の団信が変わります!
団信特約の注意点
注意しなければならないことは3つ!
フラット35を借りる場合、この団信特約について注意しないといけないことが3つあります。
①住宅ローン借入時にしか団信に加入できない
そうなんです。フラット35を借りてしまった後は、「いや、やっぱ入りたいんですわー」って言ってもダメ!。住宅ローンを借りるときに判断しないといけないのです。
もうひとつ注意点としては、団信を付けた場合です。
②団信の内容を途中で変えることができない。
つまり、三大疾病特約を付けていなくて後で三大疾病特約を付けることはできません。
また、三大疾病特約を付けていて、保険料の負担が重いから後で三大疾病特約を外すこともできません。
そして、最後に団信特約保険料は、
③生命保険料控除の対象とならない。
結構注意点がありますね。注意点は3つです。
【フラット35の団信加入の注意点】
- 住宅ローン借入時にしか団信に加入できない(借りた後に加入できない)
- 団信の内容を途中で変えることができない
- 生命保険料控除の対象とならない
団信に加入しない場合に必要な書類
「フラット35の借入れに伴う機構団信特約制度府加入に関する申出書」
っっつーーなんという長ったらしいタイトルなのか、この申出書を住宅ローン本審査を受けるときに提出する必要があります。
フラット35を借りる予定です。手数料が安いことと金利が低いとこで借りたいですね。
融資手数料は、ほかの銀行の半分以下なのでフラット35を借りる場合は絶対こちらがいいですよ。
団信と一般の生命保険料の比較
気になるのがやっぱり保険料です。団信特約の保険料と一般の生命保険料どっちがお得なのか?
団信特約の保険料は住宅金融支援機構のサイトでシミュレーションできるので絶対すべきです。
借入額3,400万円35年でシミュレーションするとこのとおりとなりました。
なんと総額2,372,800円!!
住宅ローンの負担が重い借入当初は月1万円する計算です。
んと、高いですわ。
一般の生命保険でいいと思う!
それで、この団信特約制度って必要なのかってことなのですが、
一般の生命保険で十分
だと思う。
住宅ローンを3,000万円借りるのであれば3,000万円の死亡保険に加入すればいいと思う。そのほうが保険料もはるかに低いですし。
所定の高度障害状態になった時とか、三大疾病のときとかは?なんて心配もありますが、ものすごく低い確率です。
三大疾病も心筋梗塞や脳卒中になったら住宅ローンが消えるわけではないですよ。
60日以上言語障害が続くなどすごく重い要件をクリアーした場合のみなので注意が必要です。保険会社からすると保険金を支払う確率が低いと踏んでいるわけですからね。
ということで、我が家は団信特約は加入しない!って結論になりました。
保険のビュッフェのように、無料相談できるところで、話を聞いてもらうと不安が和らぎますね。
では。
≫「フラット35の団体信用生命保険は必要?加入時の年齢で判断しよう。」
コメント