連続増配銘柄は、配当金が毎年増えていくと、取得ベースでの利回りも上がっていくのが魅力的ですね。
3月決算企業の連続増配銘柄100銘柄をまとめたのですが、その中から大和ハウス工業(1925)に着目してみました。
最近はテレビCMも見なくなったように思いますが、大和ハウスは大手ハウスメーカーとして有名ですね。
就職活動のときに受けたりしてました。
さて、その大和ハウスですが、
- 国内最大手の住宅総合メーカー
- 連続増配銘柄
- 株主優待あり
- 指標面で割安
となっていますね。
大和ハウス工業についてまとめてみました。
大手ハウスメーカー大和ハウス工業
大和ハウスといえば、ジーヴォが有名ですね。
カタログを見てもおしゃれな家で、こんな家を建てれて住める人はうらやましいです。
外観もかっこいいですね。
とはいえ、同社の戸建て事業は売上の12%程度、利益の6%程度と実は小さいんですね。
今では物流センターなどの事業施設や、賃貸住宅(「D-room」)、商業施設が稼ぎ頭となっています。
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大和ハウス工業の業績推移
さて、同社の業績推移を見ておきましょう。
私は同社のD-roomのネット接続サービスを手掛けるギガプライズの株主なので、大和ハウス工業の業績はとても関心を持っています。
2010年頃に同社の担当者と話したときは、「戸建て意外に何でも受けるようになった、特に物流センターは取りまくっている」というのを聞いたのですが、それ以降業績を伸ばしていますね。
20年度は、コロナ禍の影響で賃貸住宅にも影響が出て、業績を落としていました。
大和ハウス工業の株主還元
同社は、配当性向30%を目安に配当金を出しています。
22年3月期は減配予想でしたが、一点増配に転じましたね。
配当金は毎年のように、増やしており、
22年3月期で、
12期連続の増配
を予定しています。
10期以上増配を続けている3月期決算銘柄は、51銘柄しかありませんので、その一つですね。
増配銘柄の詳細はこちらにまとめていますので、ぜひ後で読んでみてください。
大和ハウスの株主優待
同社は100株から優待があります。
ダイワロイネットなどのホテルなどで使える便利は優待ですね。
大和ハウス工業の指標面
指標面では、PER10倍以下となっています。
グレアムのミックス係数22.5の半分程度と指標面では割安と言えますね。
配当利回りも4%程度あり、高配当株・増配銘柄です。
同業他社との比較
大和ハウス工業のほか3銘柄ほどピックアップして、比較してみました。
PERの低さでは、大和ハウス工業が最も低いですね。
時価総額では最も大きいのが大和ハウス工業となっています。
効率的な経営ができているかを見る指標ROEでは、大東建託がずば抜けています。
株主還元の比較では、いずれも高配当銘柄で、大和ハウスは他社とそん色ない水準で配当を出していますね。
指標面での比較
指標面で比較してみると、グレアムのミックス係数は11.2と最も割安ですね。
株価は30万円を超えているのでやや高いですが、配当も良く、指標面では魅力的です。
12期連続の増配株の威力
12期連続で増配を続けている大和ハウス工業ですが、他社と比較してみても配当の増え方がすごいですね。
なんとこの約10年で
7倍にも配当金を増やしています。
積水化学工業も12期連続、積水ハウスも10期連続増配中ですが、大和ハウス工業がすごいですね。
大東建託は10期増配を続けていましたが、コロナ禍の影響で減配となっています。
積水ハウスはグラフ上2021は2022年1月期です。
株価の比較
これだけ業績も伸ばし、配当も増やしているので、株価も堅調かと思いきや違っていました。
週足チャートで見てみると、株価は下がっていますね。
規模面では大きいので株価も伸びにくいのかもしれません。
大和ハウス工業は株主還元厚く指標面割安
大和ハウス工業について、まとめておきます。
同社は指標面、配当、優待ありとなかなか魅力的です。
ただし、株価が軟調である点は投資する際には注意が必要ですね。
このところは3,000円弱のラインで反発していますので、ボックス相場が続いています。
急激な成長株ではありませんが、物流、データセンター、商業、賃貸住宅と稼げるポートフォリオを構築しており、なかなか魅力的な銘柄と言えます。
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