将来の資産形成と収入源を作るために、株式投資をしています。
私が投資先として魅力的に感じているのは、配当金を増やしている「増配株」です。
配当性向(1株利益のうち配当金を出している割合)が低く安定している銘柄で、業績が伸びているような銘柄は特に投資候補と注目しています。
四季報を活用して、増配を続けている銘柄のなかで、未保有の4銘柄をピックアップしてみました。
投資候補としてチェックしていきます。
連続増配株に投資して将来の収入源を作ろう!
四季報を読んでいた見つけた銘柄のなかで、増配株をいくつかリスト化しています。
そのなかで、今日は次の条件を満たしている4銘柄です。
- 3期連続で増収増益
- 3期連続増配
- 配当性向が一定
配当金もない袖は振れないので、しっかりと業績を上げ利益を上げながら、株主に還元している銘柄が良いですね。
加えて、配当性向が一定である銘柄は、無理せずに配当金を業績に応じて増やしている銘柄と言えますので、投資候補とです。
配当性向が上がりながら増配している銘柄は、
- 業績が伸びていない
- 事業への投資資金を回すのが小さくなる
というデメリットがあるため、銘柄にもよりますが、投資対象から外しています。
2491 バリューコマース
Zホールディングス(ヤフー)の子会社であるアフィリエイト会社です。
アフィリエイトのYahoo!ショッピングが好調なこともあって、業績が伸びていますね。
二ケタ増収が続いており、好調さが伺えます。
営業利益率もどんどんアップしていて、高収益化が進んでいます。
連結配当性向30%以上という配当政策を取り入れています。
配当性向は高くても37%と、ほぼ配当政策通りですね。
業績が伸びないと減配しますが、業績の伸びとともに増配を出してくれる政策です。
わずか過去4年で配当金を10倍にしてくれています。
主力のアフィリエイトは、コロナ禍でやや減退していますが、代わりにモール出店ストア向け広告配信サービス「ストアマッチ」(課金型クリック)が伸びてきていますね。
ECサイト支援も始めていますね。アフィリエイトが戻ってくれば、さらなる業績の押し上げは期待できますね。
3837 アドソル日進
老舗のIoTシステムサービス会社のアドソル日進。
過去最高の営業利益率を更新し、株価もすこぶる堅調です。
芦屋市役所にテレワークができるシステムを導入しており、他自治体からも引き合いがあるようですね。
また、最先端の研究として、人工知能AIを活用したサービス提供を見据え、国立研究開発法人の産業技術総合研究所が取り組んでいる「AIの品質ガイドライン」プロジェクトに参画しています。
配当性向は35%以上という配当政策を取り入れています。
そして、11期連続で増配を予定しており、今後も増配が期待できそうですね。
株主還元に手厚いです。
EPS鈍化によりやや増配率が下がってきていますが、同社の参画するAI関連、IoT分野は今後の成長市場であるので、同社の取組には注目です。
自己資本比率は58%と財務基盤も厚いです。
6062 チャーム・ケア・コーポレーション
有料老人ホームを運営しているチャーム・ケア。
介護付き有料老人ホームに経営資源を注力しており、客室の安定増加とともに、業績が伸びていますね。
2040年には3人に一人が高齢者となる時代が間違いなく到来しますので、市場環境は同社にとってプラスです。
入居率の平均は96.9%(20.6月期通期)と極めて高く、安定した収入を得ています。
上場後に株式2分割を4回実施し、16分割しています。保有するだけで株数が増加しまくっていますね。
そして、配当金ですが、この5年間増配を続けて、配当金を10倍に増やしています。
増配率も高く、今後も増配が期待できる銘柄です。
現在の売上高は250億円ほどですが、中期目標で500億円、長期目標で1,000億円を掲げており、もし達成することができれば、株価もさらに伸びそうです。
近畿圏から首都圏にも進出しており、中長期では伸びていきそうですね。
4369 トリケミカル研究所
最後に取り上げるのは、トリケミカル研究所です。半導体材料・試薬メーカーです。
半導体や太陽電池向けに、化学材料を提供しており、半導体、光ファイバーなど幅広く使われていますね。
スマートフォンの高機能化やデータセンター需要増により、同社の製品は非常に引き合いが強い状況が続いています。
業績はすこぶる好調で、株価も非常に堅調。21年1月には4分割を予定していますので、投資しやすくなります。
営業利益率も20%を優に超えており、高収益企業に変貌しています。
時価総額は1200億円程度ですので、最強の化学メーカーである信越化学工業(7.3兆円)から見ると小ぶりですが、その分上昇期待がありますね。
配当金については、8期連続増配をしています。
この8年間で配当金はなんと、
34倍
にも増やしています。大株主に同社の社長も入っていますので、株主還元には積極的です。
ただ、配当性向は15%程度と低く安定していますので、無理した増配は一切していません。
増配力の高い銘柄を見つけてみよう
今日は4銘柄をピックアップしてみました。
いずれも業績申し分なく、事業環境良し、今後の成長も期待できる銘柄ばかりですね!
改めて配当金の増やし方を見ると異常なまでにすごいw
- 2491 バリューコマース 5期連続増配(4年で配当金10倍!)株価は10倍
- 3837 アドソル日進 11期連続増配(直近8年で配当金8倍!)株価は24倍
- 6062 チャーム・ケアCP 5期連続増配(5年で配当金10倍!)株価は15倍
- 4369 トリケミカル研究所 8期連続増配(8年で配当金34倍!)株価は48倍
最後のトリケミカル研究所は、特にすごいですね。こうした銘柄をつかんで持ち続けることができたら、配当金は34倍になっていますが、株価は48倍にもなっていますからね。
もし、8年前に投資できて保有していれば、配当金と含み益でウハウハ銘柄と言えます。
例え、低配当でも業績が好調で、配当性向が一定で、安定増配をしている銘柄は、株価の上げもすごいですね。
今日取り上げた4銘柄は、増配した期間でいずれもテンバガー株となっていました。
四季報を今すぐ読んでみよう!
将来のお金の不安を小さくしていくためには、資産運用は欠かせません。
資産運用の代表的なツールが「株式投資」。
株式投資では、ある程度の資金が必要ですが、何事も「小さく始めること」が大事です。
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