好決算銘柄の成長株は、買いが買いを呼ぶ循環になると株価の上がっていくので注目ですね。
先日はこの3銘柄に注目しました。
私は基本的には、決算の良い銘柄しか買わないようにしています。
悪い決算を出す銘柄は、売りが売りを呼ぶこともありますので、手を出さないのが無難です。
投資先の成長を信じて保有するわけですから、良い決算が続くことが大事ですね。
今回も好決算銘柄の中から3銘柄を取り上げたいと思います。
好決算銘柄を監視しておこう
好決算で株価が急騰するような銘柄も多いのですが、高値掴みにならないか不安になることもあります。
振り返ると、高値と思っても明日の安値ということも多く、株価がスルスルと上がることも多いですね。
3962 チェンジ
チェンジは保有していたのですが、1年間にわたる株価下落が続き、含み損も大きくなったので機械的に損切りしました。
そのため今は保有していない。
保有しなくなったと思ったら好決算→株価上昇となんだか悔しい思いですが、再エントリーも考えながら興味深く決算を読んでいました。
同社の成長のエンジンは、ふるさとチョイスを展開するトラストバンクを子会社化したことで、収益力もすさまじいものとなっています。
LoGoチャットなど自治体特有のネットワーク環境であるLGWAN環境で利用できるチャットシステムも展開していますね。
成長のエンジンは、子会社のトラストバンクですが、トラストバンク以外にも様々な分野で投資をしています。
中期計画である24年9月期には、営業利益160億円を目標としていますね。
ふるさとチョイスやLoGoシリーズなどの自治体向けサービスは、安定成長が期待できますね。
株価2400円、PER38倍程度と成長株としては、割安なところでしょうか。
3993 PKSHAテクノロジー
今回の決算発表で初めて知った銘柄です。
それもそのはず四季報チェックの際には株価が上がっている銘柄のみを見ているのですが、同社の株価は右肩下がりの状態でした。チェンジと同じですね。
AI SaaSの継続的な売上が40億円規模にまで成長しており、その9割以上はストック収益です。
自動応答エンジンやクレジットカードの不正検知などAIを活用したサービスが好調ですね。
今後もAI分野は市場拡大が期待できる分野で、同社は東京海上やドコモ、JR東日本など大手企業と取引先となっています。
メドピアとも合弁会社を作っていますね。
AI SaaSが成長フェーズに入っているので、PKSHAの成長が期待できますね。
IT成長企業の日本株は多いのですが、同社はPBR2.7倍程度と他社と比較するとかなり割安ですね。
資産規模も大きく、キャッシュも100億円以上保有し、自己資本比率80%と好財務の企業です。
6095 メドピア
医師向けの情報サイトの広告収入などが主な収益源となっていますね。
コロナショック後に爆上げした銘柄ですが、チェンジ同様に大失速で株価は下落の一途を続けていました。
決算が良かったので跳ね上がりましたね。
自己資本比率80%と財務面は全く問題なく、MedPeer会員数は14万人超と医師の3人に1人が利用していますね。
集合知PFであるメドピアや予防医療、患者と薬局やかかりつけ医を繋ぐ支援アプリなどを手掛けていますね。
今後は介護分野にも参入することで、売上高CAGR40%成長をめざしています。
PER46倍、PBR12倍と指標面での割安さはありませんが、医療ITど真ん中の企業でもありますし、今まで株高で注目していなかったのですが、監視銘柄としました。
高成長が期待!
くしくもチョイスした3銘柄すべてが9月決算企業ですね。
チェンジやメドピアのように、コロナで爆上げ後に長らく株価下落が続いていた銘柄。
決算でまだまだ成長が続くことが確認され、見直し買いが入っていますね。
高成長株は、期待外れとなると株価下落のスピードも早いので、慎重な投資が求められます。
一方、成長が続き株価が上昇トレンドに入れば、信じられないくらい上がることもあるので、株式投資の醍醐味ですね。
今回の決算は、好決算の銘柄も多いので、監視銘柄が増えそうです。
最後におすすめ本です。
この本は何度も読みかえしていますが、そのたびに発見があり、良い本を買えたなという思いです。
ぜひ読んでみてください。
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