株主優待銘柄が好きで保有株もいくつかあるのですが、優待廃止の情報が日々入ってきます。
2021年9月末までの1年間で見ると、
75社の企業が優待を廃止
しており、過去10年で最も多くなっています。
市場再編などもあり、優待狙いの投資には気を引き締めて投資をしていく必要があると考えています。
優待廃止の衝撃
21年9月末の導入社数は1476社と2年連続で減っています。
75社が優待を廃止していますが、42社が新たに導入をしていますね。
衝撃的だったのは、柿安本店の優待廃止です。
株主還元の方法を検討と事前にアナウンスされていましたので、
- 増配
- 自社株買い
- 優待拡充
- 優待廃止
の選択肢が想定されていました。
個人的には優待拡充するのではないのか?と想定していたのですが、まさかの優待廃止でした。
クオカード優待は近鉄エクスプレスなどが廃止をしていますが、自社製品でないクオカードは優待を導入しやすいし、廃止もしやすいため、廃止リスクがあります。
一方、自社製品の優待は廃止リスクが低いと考えていましたので、柿安本店の優待廃止はなかなか衝撃的だったんです。
東証再編で1部上場は2200人以上必要であるのに対し、プライム市場は800人以上でいいので優待導入の優先度は下がることになります。
保有している優待株を点検してみる
私もいくつか優待株を持っているので、優待が廃止されたとしても保有し続けたいか?を考えてみます。
3397 トリドールHD
同社の優待はかなり重宝しているので、優待目当てで投資をしている銘柄です。
とはいえ、同社のグローバルで戦う飲食成長企業として、成長も楽しみなので、優待がなくなったとしても保有したい銘柄です。
優待が廃止されるとかなり心は揺らぎますが、業績次第ってとこですね。
3387 クリエイト・レストランツ
ここは完全に優待目当てで投資をしているので、優待が仮に廃止されたら保有することはないです。
かごの屋を利用するときに優待によって食費を抑えることができているので、願望としては引き続き優待を続けて欲しい銘柄です。
3830 ギガプライズ
クオカード優待を出している銘柄で、成長株かつ優待ありで保有をしています。
ただ、この1年間は株価も下げ続けており、株主としては非常にきついです。保有株数はかなり減らしました。
優待うんぬんよりも、業績の動向が大事な銘柄。
株価は1年間下げ続けていますが、業績は伸びているので割安になっていると考えています。
1431 Lib Work
Lib Workもかなり優待が魅力的な銘柄ではあるのですが、株価は1年間下げ続けていますね。
この間、業績は伸びていることや小型株として期待しているのですが。
含み損に入っているので心は揺らぎますが、引き続きしばらく見守りたいと考えていますが保有株は半分に減らして様子見です。
優待は改悪したりしているので、当面は優待もこのままかなと思っていますが。
7337 ひろぎんHD
ひろぎんHDも優待目的で保有していたのですが、やっぱり改悪されましたね。
個人株主数が6万人以上と激増しており、廃止リスクが高いと見ていましたが、1度ももらうことなく撤退になりそうです。
株主優待投資の転機か
繰り返しになりますが、4月4日からは市場区分はプライム、スタンダード、グロースの3つの区分に再編されます。
市場再編は期待してたんですが、最上位であるプライム市場へは東証一部の約8割である1840銘柄が分類され「なんじゃそりゃ」という感じです。
お茶を濁したような感じですね。
東証二部やジャスダック、マザーズからのプライム市場への上場はなんとゼロ!
なんとも期待外れ感も漂いますが、
- 東証1部上場 2000人以上の株主
- プライム市場 800人以上の株主
となります。
プライム市場では、1日平均売買代金や流通時価総額なども基準となりますが、流通する株の比率を高めれば良いので、「株主数」にスポットを当てる意義は薄れています。
優待廃止の流れは来るかもしれませんので、今一度保有銘柄を見直し、優待目当ての投資先の業績が悪い場合は、注意が必要と言えそうです。
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