ふるさと納税は、会社員にとって手軽に簡単にできる節税方法と言えます。
ふるさと納税歴10年と、毎年のようにしています。
また、夫婦共働きなので、夫婦ともにふるさと納税をすることで、自治体からのお礼品をゲットしています。
何かと話題のふるさと納税ですが、夫婦共働きであれば、ふるさと納税もたくさんできるので、かなりおすすめできる方法です。
ふるさと納税の上限額の計算方法
ふるさと納税は、ざっくりいうと、
- ①1万円寄付をして
- ②3,000円のお礼品を受け取れて
- ③8,000円の税金が控除される
3,000円の返礼品を受け取るのに、1万円も払ってばかじゃないかと思いがちですが、8,000円分は税金控除されますので、実質2,000円の負担。
2,000円の負担で3,000円ものが手に入るというわけです。
50%のリターンですね。
ちなみに、年収による上限によりますが、
1万円寄付しても
5万円寄付しても
自己負担2,000円は同じ、です。
5万円寄付して、15,000円分の返礼品を受け取って、48,000円の税金が控除されます。
2,000円に対するリターンは7.5倍ですね。
しかも、ノーリスクです。
夫婦共働きの場合は?
ふるさと納税は、”個人”でするものです。
このため、夫婦共働きでも、独身でも、計算方法は同じです。
夫婦共働きだからといって、所得を合算して、ふるさと納税限度額を計算することはありません。してはいけません。
それぞれで計算すればOK!
というわけです。
ちなみに、専業主婦や夫婦共働きでも、配偶者特別控除を受けている場合は、夫(又は妻)の納税額が下がりますので、影響を受けます。
例えば、上記は早見表ですが、
夫婦共働きで、
年収700万円であれば、
107,000円が限度額の目安です。
これが、高校生の子どもが一人いる場合、扶養控除を受けるので、
84,000円が限度額の目安と、23,000円もの限度額が下がることになります。
夫婦共働きであっても、それぞれで限度額を計算しておきましょう。
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気を付けたい医療費控除
医療費控除は、所得控除の一種で、税金を安くできる方法です。
これは、家族分の医療費も含めて、医療費控除を受けることができます。
通常は、所得の高い夫(または妻)で申告するほうがお得ですね。
気を付けたい住宅ローン控除
住宅ローン控除を受けている場合、夫婦共働きが増えているので、ペアローンを組んでいる場合もあると思います。
それぞれ住宅ローン控除を受けている場合、ふるさと納税の限度額が下がる場合があります。
住宅ローン控除は、税金控除という最強の節税方法なので、これをフルに受けれるほうがいいですね。
こちらの記事では、住宅ローン控除を踏まえたふるさと納税限度額の確認方法を紹介しています。
夫婦共働きならこんなにお得!!
ふるさと納税は、夫婦共働きだと、ダブルで節税できるのでめちゃお得です。
こんなにお得!!
- 夫 年収600万円 77,000円が限度額(約23,000円分の返礼品)
- 妻 年収300万円 28,000円が限度額(8,400円分の返礼品)
- 夫婦合計 105,000円が限度額
- 返礼品 約31,400円分(自己負担2,000円×2)
簡易的ですが、表にしてみました。
左から右に見るのがあなたの年収。
左側の上から下に見るのが配偶者の年収。
合計のふるさと納税限度額が確認できます。
繰り返しになりますが、夫婦それぞれで計算してくださいね。上記は目安です。
ダブルインカムは、節税策も強力ですね。
夫婦ともに年収700万円であれば、合計216,000円分もの寄付ができます。
ふるさと納税はいつまで?
ふるさと納税は、メールアドレスがあれば3分くらいで登録完了します。
手持ちのクレジットカードを利用して、寄付すれば完了です。
大手ふるさと納税サイトは、
です。
夫婦共働きだと、ふるさと納税でもらえる返礼品も選ぶ範囲が増えるので、この機会にぜひ登録しておきましょう。
税金控除のほうは、
ふるさと納税をした翌年に確定申告するだけです。
方法も簡単なので、ほとんど手間いらずです。
そして、ふるさと納税の期限は、
12月31日23:59分まで
です。
クレカ納付なら年末ギリギリまでOKです(経験あり)。
来年の確定申告で税金を安くできるので、ふるさと納税をしておきましょう。
以上、夫婦共働きのふるさと納税でした。
限度額は、夫婦それぞれ計算してくださいね。間違っても所得合算で計算しないように。
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