政府の後押しもあり副業する人も増えてきていますね。
そして、企業に属さない個人事業主、いわゆるフリーランスの方も増えています。
厚生労働省は2018年1月に「副業・兼業の促進に関するガイドライン」を作成しています。
モデル就業規則の禁止規定を削除し、「原則的に副業を認めるべき」と方針を180度転換していますね。
収入が増えることはいいことですし、企業も役所も副業解禁を積極的にしてほしいですね。特に、趣味的なものでも収益化しやすいので、労働副業とは別枠で考えてほしいものです。
さて、収入が増えれば必ず確認してもらいたいのが、「税金」です。副業でも、所得が年間20万円を超えると確定申告が必要です。
最高税率45%にものぼる所得税がありますので、収支の管理は欠かせません。
そこでおすすめしたいのが、会計ソフトです。freeeやマネーフォワード クラウド確定申告、弥生などいくつかありますが、自分に合うものだったらなんでもいいです。
私はいくつか試してfreeeが便利だったので、freeeを使っています。
freeeをおすすめする5つの理由
freeeをおすすめする5つの理由です。- 収支管理がクラウド上でできる
- 銀行、クレジットカードとの連携ができる
- スマホアプリが使いやすい
- 税額シミュレーションができる
- 簿記知識がなくてもできる
私が気に入っているのは、スマホアプリの使いやすさです。
これは抜群の使いやすさではないでしょうか。
所得を圧縮することで支払う税金が減るので、私たちの手取りが増えることになります。
この手取りを増やすためには、経費計上がカギとなります。
ついついレシートをもらってもあとで帳簿につけるのが手間に感じることがありますよね。
そこで、便利なのがfreeeのスマホアプリです。
レシート撮影機能があるので、忘れないうちに、撮影して経費計上をしておけば、経費漏れを防ぐことができます。
確定申告前にレシートや領収書を集める時間はもったいないですよね。
普段からしておくことでかなり楽チンになります。
レシートの管理は大雑把でいいので、こちらの商品を買って、ファイルで管理しておきましょう。7年間は保存義務があります。
コクヨのファイルがおすすめです。今すぐ購入しておきましょう。
銀行、クレジットカードとの連携
収入の振込先の銀行や経費計上のためのクレジットカードを登録しておけば、自動で記録してくれます。
便利すぎます!
私はExcelで管理していましたが、過去には転記ミスもありましたが、銀行振込の数字なのでこうしたミスは確実に防げます。
正確に把握する必要があるので、こうした会計ソフトは便利です。
自分の時間を節約してくれます。
クレジットカードも同様で、自動でデータをあげてくれるのでめっちゃ楽。
また、経費によっては電気代や家賃など家事按分するものは、最初に設定しておけば、あとは自動で按分してくれるのも楽チンでs。
家事按分できるものの一覧
●家族名義でも経費にしてもよい。
●按分するときには、合理的に説明できるように。
●持ち家の場合も、住宅ローン金利は経費にできる。住宅ローンの元本返済は経費にできない。
●固定資産税や不動産取得税も経費にできる。
●マンションであれば、管理費や修繕積立金もできる。
●電気代、スマホ代、NHK受信料
●印刷代、インク代、プリント料金
と言った具合です。
税額シミュレーションも大事
私は別途税金のシミュレーションをしていますが、freeeには「税額シミュレーション」をする機能がついています。
冒頭に申し上げたように、収入=あなたが使えるお金ではありません。
- 収入ー経費ー所得控除=所得金額
- 所得金額×税率=納税額
この納税額をきちんとプールしておくことが超重要です。
税金を滞納すると重いペナルティが待っています。延滞税は、納期限の翌日から2か月を過ぎると年14.6%もかかってきます。
そのため、収入がある場合は例えば、1ヶ月ごとに納税額を確認し、その分の現金をプールしておきましょう。この現金には決して手をつけてはいけません。
副業や個人事業主が支払う税金です
副業や個人事業主が支払う必要の税金です。
- 所得税(税率5%~45%)
- 住民税(税率10%)
- 個人事業税(例:広告業 税率5%)(開業届のある場合)翌年経費計上可能
- 消費税(売上が1,000万円を超えた場合、2年後に納税が必要)
- 国民年金保険料(個人事業主の場合)
余談ですが、副業収入を雑所得で申告をしている場合、「事業所得にしなさい」という税務署の指導はありませんが、逆の場合はあります。
副業の時間を作ろう
せっかく副業によって収入が増えているのに、帳簿管理で時間を取られるのはなんだかもどかしいですよね。
freeeを使えば、そうした帳簿管理の時間をグッと圧縮することができます。浮いた時間を副業の時間に充ててもいいですし、のんびりお茶を飲んで心を休める時間にしてもいいかもしれません。
いずれにしろ、「時間を創出」するマシーンとして、会計ソフトの導入は必須です。
毎月わずか10分ほどfreeeを立ち上げて、作業するくらいで済んでいます。最高です。もう、はっきり言って。ホント。
私はfreeeを使ってるのでfreee推しですが、マネーフォワード クラウドなど、クラウド会計はそれぞれ無料登録で試してみることができるのでぜひこの機会に試してみてくださいね。
年末や確定申告の時期に慌てないために、今すぐしておきましょう。
ではでは。
この本は経費に対する事例も豊富で手元に残しておきたい一冊です。
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