ふるさと納税で、ポイント制を導入する自治体が増えていますね。
今までふるさと納税は、寄付をする際に返戻品である「特産品」を選ぶことが普通でしたが、ポイント制が導入されたことで、ますます使い勝手がよくなっています。
ふるさと納税は2015年に控除される上限額が2倍になったことで、ふるさと納税による寄付額が倍以上に増えて、爆発的な人気となっています。
ポイント制の自治体を利用すると、もっと利用しやすく、使い勝手がよくなっていますので、その点を簡単にまとめたいと思います。
初めてふるさと納税をされる方は、参考にしてみてください。
ふるさと納税のポイント制度とは?
ふるさと納税のポイント制とは、簡単にいうと、寄付(ふるさと納税)をすることでポイントを利用して、返戻品をもらうことができる制度です。
今までは、
寄付金額 ●万円に対して特産品
ポイント制を導入している自治体では、
寄付金額 ⇒ ポイント付与 ⇒ポイントを使って特産品ゲット
JTB西日本が運営している「」というふるさと納税のサイトで、ポイント制を採用している自治体を確認することができますよ。
何がメリットなの?
メリットを簡単にまとめると、次の3点です。
●メリット1●
寄付をしても、すぐに特産品を選ばなくていい
ポイントを利用して特産品をもらうため、寄付した時期に捉われずに特産品を選ぶことができます。寄付はしたけどお目当ての特産品がない・・って経験している人は多いと思いますが、寄付と特産品選びのタイミングをずらすことができるんですね。
●メリット2●
私はポイント制の最大のメリットであると思っています。
ポイントには、1年間または2年間有効という自治体が多いのですが、
ポイントを加算することができる
年間でふるさと納税できる上限額は所得によって決まっています。
参考 「ふるさと納税の限度額を計算しよう!確定申告が不要になってさらに便利に。」
例えば、今年5万円寄付をして、来年も同じ自治体に5万円寄付をするという場合、ポイント制でなければ、5万円の寄付に対する特産品が2つもらえることになります。
しかし、ポイント制の場合は、加算することができるので、例で言えば10万円分の特産品を狙うことができるわけです。
同じ自治体にすることが前提ですが、より大きな金額の寄付による特産品を狙うことができますね。
ポイントが2年間有効の自治体を狙うと最大3年分のポイントを利用することができますね。
●メリット3●
3つ目のメリットとしては、カタログが送付されるのでそれを見ながら特産品を選ぶことができることですね。
ネットの場合だとわかりづらいし、イチイチホームページを見に行くという作業があるので、それから解放されます。
ただし、1点注意点としては、寄付した年のカタログはもらえますが、それ以降はもらえないので結局はホームページから選ぶことになります。
メリット2であるポイント加算を狙うのであれば、カタログがもらえるメリットはないと言っていいですね。
ポイントを使った特産品の選び方
ポイントを使った特産品の選び方です。
まず、寄付をするとカタログや寄付金証明書が送られてきます。
それとは別の日にJTB西日本から「ID」と「パスワード」が記載されたハガキが送られてきます。
ふるぽのサイトにアクセスして画面右上の「マイページ」をクリックすると、ログイン画面が出てきますので、はがきに記載された「ID」と「パスワード」を入力します。
マイページでは、次のことが確認することができますよ。
①保有するポイント
②ポイント有効期限
③獲得ポイント
④利用したポイント
ポイントを使う場合も、マイページからできます。
どの特産品が利用できるのか、かなり分かりやすいです。
「取扱い時間外」「ポイント不足」は、特産品として選べないとすぐにわかります。「選択する」は、今選べる特産品のことですね。
この点、ふるさとチョイスの場合、チョイスではまだ特産品がある状態でも、いざ自治体のHPに確認に行くと品切れだった・・・という場合があるんですが、ふるぽの場合はそれがなさそうですね。
ふるぽポイントの有効期限が切れるときは?
ポイントの有効期限間際になると、ハガキで連絡をしていただけます。
これで初めて知りましたが、有効期限内に追加で寄付をすると、ポイントが合算されて、さらに有効期限が延長されるんです。
ポイントを貯めていくことができるので、便利ですね。
実質、ポイントの積立ができる方法と言えます。
また、ふるぽで貯まっていたポイントは、ふるさとチョイスで貯まるようになっています。
ふるぽ内のポイントをふるさとチョイスに移行し、有効期限を延長する方法をまとめています。
参考 ふるさと納税のポイントを移行する方法&有効期限延長でポイント積立する方法
ふるさと納税はポイント利用することで便利度アップ
ふるさと納税は、ポイント制を採用している自治体を選ぶことで、ますます便利になっていますね!
税金を安くしてもらって、なおかつ、特産品をもらうことができるので、すごくいい制度です。特にサラリーマンであれば、確定申告が不要のワンストップ特例制度も利用しやすいですしね!
ふるさと納税を利用する際には、クレジットカード払いをすることでクレジットカードのポイントも貯まるので、積極的にやっていきたいものです。
まずは、今すぐふるぽに登録して、ふるさと納税をしてみましょう!
初めての方は、まずは、ふるさと納税をするには、寄付できる上限額を確認しておくのが鉄則です。上限額の確認方法は、「ふるさと納税の限度額を計算しよう!確定申告が不要になってさらに便利に。」にまとめています。
ふるさと納税で確定申告が不要になる方法については、「【ふるさと納税】確定申告が不要になるワンストップ特例制度の利用方法と注意点とは?」を参考にしてください。
ではでは。
コメント