コツコツと不労所得である配当金目的の投資を続けています。
売却益は一回限りの利益ですが、配当金は継続的な収入となる点が魅力的ですね。
配当金投資に目覚めたのは、2017年頃からと記憶していますが、この約2年間投資をしていくなかで、色々と反省点も出ています。
我が家は、JTや英ブリティッシュアメリカンタバコ株など、たばこ株の比率が高い状況です。
投資し続けているのは、簡単に挙げると(これだけではもちろんないですが)、
- 配当利回りが高かった
- 減配リスクが低い
- 高く安定した利益率を誇るビジネスモデル
- シーゲル銘柄
などが主な理由です。
高い配当金収入を得る一方、株価下落により資産価値が大きく目減りしています。
反省点は、特定の銘柄への集中投資をしすぎた点、買い出動が早すぎた点ですね。
配当金投資はバランス良く
JTの配当利回りが7%近くと、異次元の高さを見せていますが、手っ取り早く配当金を増やそうと思うと、JTへの投資は最有力です。
ただ、株価の下落が止まらない状態ですので、資産毀損という面もあります。
配当再投資をしていけば、トータルリターンでプラスになるでしょうけど、途中下車してしまいかねません。
途中下車してしまうと元も子もありません。
下がり続けるタバコ株
世界3位のたばこメーカーであるJTの2年チャートです。
もう半値くらいになっていますね。
どこまで下がるんだろ。
続いて、米国のアルトリアグループ(MO)です。
フィリップモリス・インターナショナルとの合併話がでて株価が下がっていますね。
こちらも下げ基調が止まりません。
英ブリティッシュ・アメリカン・タバコの2年チャートです。
最後に、フィリップモリスインターナショナルの2年チャートです。
あれ、ここだけ、そこまで下げていないですね。唯一持っていない銘柄(かつて持っていましたが)。
JTなどのたばこ株が大きく下げているのは、
- ESG投資の加速によるたばこ株の下落
- たばこ人口の減少
- 政府の規制(米国)
などがあり、企業自体の業績が極端に悪化しているわけではありませんが、株価は大きく売り込まれています。
ESG投資が大きな理由の一つと考えられますが、
日本取引所がプロデュースしている東マネ部によると、
ESG投資とは、
ESGとは、環境(Environmental)、社会(Social)、ガバナンス(Governance)の3つの頭文字「E」「S」「G」をつなげたものです。
そして、ESG投資とは、これら3つの要素に対する企業の取組み状況に基づいて投資対象企業を選別する投資手法のことです。
つまり、CO2の排出量削減など環境(E)に配慮した経営を行っている企業、女性の社会進出支援など社会(S)に配慮した経営を行っている企業、そして、社外取締役の採用などガバナンス(G)に配慮した経営を行っている企業に投資をする、という投資手法です。
たばことかアルコールとかそういう企業への投資を排除しようという流れです。
JTなどたばこ株の業績うんぬんより、ESG投資の方針により、たばこ株は買わない
というメッセージです。
環境、健康を守らない企業には投資しない
世界最大の政府系ファンドであるノルウェー政府年金基金(GPRG)は、2019年3月8日に石油やガス関連株の一部を投資対象から外すと発表。
同基金のサイトには、「環境破壊に影響」「たばこを製造」「人権侵害」などを理由とした投資排除リストを明記しています。
<ノルウェー政府年金基金(GPRG)の主な投資排除・経過観察リスト>
石油・資源 |
|
電力 |
|
たばこ |
|
人権侵害 |
|
核兵器関与 |
|
などが挙げられています。
こうした銘柄は、ESG投資の対象外となり買いが入りにくい状況ですね。
フィリップス・モリス・インターナショナル(PMI)は紙巻きたばこから全面撤退(次世代たばこへの転換)を方針として打ち出しています。
連続増配株であり、高配当株であり、業績も安定しており、キャッシュフローも安定しており、減配リスクの低い銘柄です。
ただ、こうした銘柄への投資が増えてしまったのは多いな反省点です。
資産毀損(含み損)に耐えつつ、配当再投資が前提であれば、配当のない株の含み損よりは全然気にならないですが、やっぱり含み益があるほうがいいですよね。
分散投資を遅まきながら実施中
たばこ株への集中をしたことで、配当金収入は増えています。
一時は、ポートフォリオの50%を超えていたんですが、分散投資をしていくなかで、その数値を割るようになっています。
分散投資は、10~20銘柄くらいが妥当だと思っていますが(それ以上だと目が届かない)、徐々にたばこ株の比率を下げていくことで、今までにない銘柄に目を行くようになっています。
結果的に売却益を得たりとプラスに働いているわけですが、
安定配当を手に入れていくためには、私の反省点として、
- 特定の業種への投資に偏らないようなポートフォリオを組む
- 配当金の受取ベースを重視しすぎない
最初から考えておくのは取っても大切ですね。
こうした経験から、銘柄選びの勉強、財務を読む勉強をどんどんすることができたので、結果的には良かったかなとも思います。
また、今の配当利回りで株を買いたい!という気持ちも強く出過ぎていたように思います。
買い値にもっとこだわっていくべきですね。
冒頭の話に戻りますが、
- 売却益を1度限り
- 配当金は安定した連続収入
私は、このインカム重視の投資を今後も続けようと思います。
右肩上がりで増える配当金収入は、喜び以外何物でもありません。
分散投資を心掛けながら、配当金投資を継続していきたいと思います。
配当の成長性の高い銘柄に投資していきたい。
これからの長い投資生活を考えると、反省はあるものの、非常に良い期間を過ごせています。
株式投資は、リターンを生み、生活にもプラスになっているので、一生続けていきます。
以上、私の反省点でした。
分散投資をするには、お金もかかります。
幸い、いまでは少額投資で株が買えるLINE証券があります。
将来のお金の不安を小さくしていくためには、資産運用は欠かせません。
資産運用の代表的なツールが「株式投資」。
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