ふるなびで寄付するとAmazonやPayPayで使えるコインがもらえる!

【高配当株より安定配当株】配当利回りだけを見た投資がNGな理由

高配当 安定配当株配当金投資
スポンサーリンク
スポンサーリンク

「配当利回りの高さ」だけで投資先を選ぶのはNGです。

配当利回りは高くても5%~7%ですので、そのくらいの株価の下落は往々にしてあるものです。

また、高配当株のなかには、業績が悪化して、株価が売られて、高配当になっている銘柄も少なくありません。

業績が悪化すると、配当金を出す資金が不足してくるわけですので、必然的に配当金を減らす「減配」という経営判断が下されることになります。

このため、「配当利回りの高さ」ではなく、業績が上向きで、配当金を出し続けることができる業績の裏付けがあるか?を見ておく必要がありますね。

スポンサーリンク

高配当というだけで投資はNG

高配当株は魅力的なのですが、高配当が続く場合が魅力的になるので、その裏付けとなる業績が良いことが前提です。

例えば、配当利回りが6%を超えて、個人投資家の人気を集めていた日産自動車(7201)は、ゴーンの問題などもあり、何かと世間を騒がせていました。

業績はかなり悪く、下方修正、四半期決算ごとの悪化でサインはいくらでもあったのです。

日産自動車はついに無配に転落しています。

高配当6%が0%になったわけですね。

7201 日産自動車 無配に

私は自動車会社の株は保有していませんが、景気の影響を色濃く受けるため、ポートフォリオの中心にすべきではないなぁと改めて感じました。

7201 日産自動車 業績推移

このほか、高配当で人気の銘柄では、日本たばこ産業(JT)があります。

配当性向が95.5%にまで上昇しており、得られた資金はほぼ配当金で吐き出している状態です。

成長期待もなく、16期続いた連続増配もストップしましたので、減配リスクが濃くなっていると考えられます。

2914 JT 配当性向

あのウォーレンバフェットが購入した三菱商事(ほか総合商社4社をバフェットは購入)も、高配当株として人気ですが配当性向が99%にまで上昇していますので、注意しておいたほうが良さそうですね。

8058 三菱商事 配当性向

業績が良い銘柄の安定配当株を選ぼう

高配当株のなかでも、業績が安定している、右肩上がりの銘柄に投資しておきたいものですね。

特に、EPS(1株当たりの利益)の推移が右肩上がりの銘柄であれば、最終利益が伸びている証拠ですので、投資候補と言えます。

また、配当性向が高すぎずに、安定して推移している銘柄は無理なく配当を出していることが分かります。

沖縄セルラーは19期連続増配の安定配当株

例えば、KDDI子会社の沖縄セルラーは、19期連続で増配を続けており、安定した増配銘柄です。

菅総理の影響で、NTTドコモやKDDI株は大きく下げていますが、なぜか沖縄セルラーはそれほど下げていないですね。

7_9436 沖縄セルラー 配当金

全国保証は8期連続の増配株

住宅ローン保証を手掛ける全国保証は、営業利益率70%超えのスーパー高収益企業です。

配当性向も低く抑えながら、増配を続けていますね。

中期経営計画では、22年度に1株144円まで配当金を引き上げる計画を打ち出しています。

安定した業績が見込める事業なので、強気の姿勢ですね。

7164 全国保証 配当金推移

損保最大手の東京海上HD

東京海上HDは、上場来減配をしておらず、保険最大手として、安定配当株です。

見た目は減配をしていますが、一時配当を出していたためで、普通配当ベースでは増配が続いています。

8766 東京海上HD 配当金 増配

芙蓉総合リースは19期連続増配

芙蓉総合リースは、19期連続で配当金を増やしてきている増配株です。

これだけ配当を増やしてきても、配当性向はわずか24%程度と非常に低く、無理なく増配を続けている証拠ですね。

10_8424 芙蓉総合リース 配当金推移

配当性向を抑えながらも増配が続いているのは、業績が良い証拠でもあります。

スポンサーリンク

安定配当株に投資をするのが大切

繰り返しになりますが「高配当利回り」だけを見て投資をすることはNGです。

私も過去にやらかしました。

投資に慣れてくると、高配当株投資は案外難しいものです。

配当金が将来も出し続けるのかを見極める必要があるわけですが、最低限のチェックは、

  • EPSが右肩上がりか(右肩下がりは基本NG)
  • 配当性向は安定して推移しているか(右肩上がりは基本NG)

EPSと配当性向の推移を見ておくことが大事ですね。

もちろん、いわずもがなですが、それだけで投資するのではなく、最低限の入り口チェックというだけです。

  • 売上は伸びているのか
  • 過去の配当履歴はどうか
  • たびたび減配していないか
  • 財務基盤は強固か

いくつもの財務チェックをしながら、投資先を選ぶのが良いです。

私も色々と経験していますが、まだまだです。

スポンサーリンク

不労所得が増えていくと投資資金も増える

配当金投資には批判もあるところではありますが、増収・増益企業で配当ももらえれば、投資先としては安定してなかなか良いと感じます。

業績が良ければ株価も上がっていくので、先ほど事例に出した全国保証や芙蓉総合リースは、含み益が徐々に膨らみながら、配当や優待をのんびりともらえる状態です。

まずは、「業績」。

投資先を選ぶには、まずは業績が良いこと、財務が良いことは大事ですね。

「配当利回りが高い」というだけで投資をしてしまうと、手痛いしっぺ返しを食らってしまうかもしれません。

業績が良く、安定配当株は探してみるとたくさんありますので、探してみてくださいね。

ではでは。

created by Rinker
¥2,300(2024/12/02 23:44:28時点 Amazon調べ-詳細)
スポンサーリンク
スポンサーリンク
配当金投資
スポンサーリンク
スポンサーリンク
フォローする
この記事を書いた人

ふるさと納税、貯金ネタ、節約、株式投資、住宅ローンなど会社員の気になるマネー情報を発信。ぜひフォローしてください。

フォローする

※ 当ブログでは、具体的な銘柄や投資信託について言及することがありますが、売買の推奨等を目的としたものではありません。最終的な投資決定はご自身の判断でなさるようにお願いします。

ジンカブ~配当金再投資~おさいふプラス

コメント