システム開発会社のシステム情報(3677)は、コロナショック後から株価は3倍になるなど好調ですね。
独立系SIとして、システム開発受託やコンサルティング、クラウド、RPAなどを展開しています。
2020年テレワークサービス「Telekumo」提供開始しています。
主要取引先は三菱電機インフォメーションシステムズ、第一生命情報システム、NTTデータなど大手が勢ぞろいです。
配当金も増配が続いており、また、株主優待も魅力的な銘柄です。
システム情報の業績推移
2013年10月に上場した企業ですが、2019年9月期で9期連続増収、8期連続増益と業績の伸びがすごいです。
2020年9月期も増収増益予想ですので、10期連続増収、9期連続増益とさらに業績が拡大していますね。
営業利益率も上がってきており、収益力が高まっている点も魅力的ですね。
20年9月期はやや鈍化していますが、年率20%以上で増収している点はすごいです。
成長企業ですね。
時価総額は300億円程度ですので、株価のさらなる上げも期待できるのではないでしょうか。
まだまだ伸びていきそうです。
売上高比率で見てみると、保険分野の売上がかなりのウェートを占めていますね。
官公庁案件にも力を入れており、四季報では「官公庁関連の大型案件が寄与」とありますね。
配当金推移
配当性向は35%に高めており、増配が続いています。
上場以来連続増配をしており、株主還元の姿勢、そして、増配を続けるだけの業績の裏付けがある点で非常に好ましいですね。
配当性向は目標通りで推移しており、19年9月期以降は30%から35%に引き上げていますので、業績の伸びとともに増配が期待できますね。
配当性向のコミットがあるのは、私は好意的に見ていますが、業績が悪化すると自動的に減配する可能性もあります。
大手生損保などに強み
主要取引先は三菱電機インフォメーションシステムズ、第一生命情報システム、NTTデータ、日本IBMなどのそうそうたるメンバーが名を連ねていますが、リコーなどとも取引がありますね。
先ほど見たように、生損保向けのビジネスに強みがありますね。
システム情報の強みは、CMMIの最高ランクである最高位レベル5に到達したプロジェクト管理能力です。
この最高位レベルの5を達成している日本企業は、システム情報を入れてわずか8社しかありません。
システム情報はかなりレベルが高いことが分かりますね。
ROE推移
ROEの推移を見てみると、20%台で推移しており、高いROEを誇っています。
効率的な経営ができていますね。
- Return On Equityの略称で和訳は自己資本利益率。企業の自己資本(株主資本)に対する当期純利益の割合。
- ROE=当期純利益÷自己資本 または ROE=EPS(一株当たり利益)÷BPS(一株当たり純資産)。
- 「投下した資本に対し、企業がどれだけの利潤を上げられるのか」と最も重要視される財務指標
- ROA:総資産に対する利益率。当期純利益÷総資産×100
- ROIC:(投下資本利益率、Return on Invested Capital)とは、税引後営業利益を投下資本で割ることで求められる指標。
システム情報の財務面
自己資本比率は60%を超えており、有利子負債もほとんどなく、全く問題のない財務ですね。
手元流動性比率は2.0ヵ月となっています(出所:2020年夏号四季報)
D/Eレシオも極めて低く、財務の安定性は高いと言えます。
システム情報のキャッシュフローの推移
キャッシュフローもプラスで推移しており、こちらも全く問題なさそうですね。
システム情報のの株価推移・指標
コロナショックのあとに、システム情報はねらい目だなと思っていたんですが、
少額投資でクオカード優待がもらえる銘柄。株価はおおよそ。
— ジン@配当と優待好き💹 (@jin_walletplus1) March 31, 2020
✅原田工業6904 株価800円 クオカード3000円
✅システム情報3677 株価600円、クオカード500円
✅ギガプライズ3830 株価900円、クオカード500円
✅eBASE3835 株価700円 クオカード500円
✅トーセイ8923 株価900円 クオカード1000円
そのあとあれよあれよと株価が上がっていきました。
まさかここまで急ピッチで上がるとは。
システム情報の株主優待
システム情報は、公式HPは探してみても見つからなかったのですが、株主優待を実施しています。
クオカード500円と抽選で50名に10万円相当の旅行券というユニークな株主優待を実施していますね。
もし、当選すれば優待利回りはすごいことになります。
ちなみにクオカード優待は長期保有で利回りが上がります。
- 1年未満 500円
- 1年以上 1000円
- 3年以上 2000円
と最大4倍にもなりますので、長期保有向きですね。
【2022年9月の権利確定日】
- 9月末日が権利確定日の権利付き最終日は9月28日(水)(この日までに株保有が必要)
権利落ち日は、9月30日(金)(この日以降に株を売っても優待がもらえる日)
指標面も見ておきます。
3677 システム情報の株式指標 | |
株価 | 1,392円(R2.7.2)最新の株価はこちら |
PER(予) | 32.52 |
PBR(実) | 9.98 |
ミックス係数 | 324.53 |
配当利回り(予) | 1.1% |
配当性向(予) | 35.0% |
増配率(3期平均) | 27.6% |
営業利益率(予) | 11.1% |
ROE(実) | 28.9% |
ROA(実) | 19.2% |
営業CFマージン(実) | 8.8% |
自己資本比率 | 64.0% |
D/Eレシオ | 0.08 |
ネットD/Eレシオ | -0.56 |
PSR(時価総額÷売上高) | 2.48 |
PEGレシオ(PER÷EPS成長率) | 1.45 |
優待利回りの比較です。
3677 システム情報の総合利回り | |
配当利回り | 1.1% |
優待利回り(500円クオカード) | 0.4% |
優待利回り(1000円クオカード)※1年以上継続保有 | 0.7% |
優待利回り(2000円クオカード)※3年以上継続保有 | 1.4% |
システム情報は成長力のある増配・優待銘柄
システム情報は、高収益、増配が続いている小型株として、魅力的ですね。
財務面も良く、心配のない銘柄です。
システム受託、RPAやクラウド導入などライバルは多い分野ですが、一定の地位とそれを保つだけの実力を兼ね備えた企業と言えるのではないでしょうか。
魅力的な銘柄ですね。
ではでは。
将来のお金の不安を小さくしていくためには、資産運用は欠かせません。
資産運用の代表的なツールが「株式投資」。
株式投資では、ある程度の資金が必要ですが、何事も「小さく始めること」が大事です。
少額でも投資する良い方法があります。
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