株価が下がったときに購入して、高いときに売る。言葉にするととても簡単ですが、「言うは易く行うは難し」。
なかなかうまくいきません。
そこで、買うタイミングを分散して、毎月少額から投資できるのが積立投資。
一度設定すれば、買う判断が不要なので、淡々と積み上げるだけです。
信託報酬というコストが安く、日経平均など指数に連動するインデックスファンドが人気です。我が家は、インデックスファンドとアクティブファンドをそれぞれ積み立てしています。
2018年7月末までの運用成績を比較してみました。
たった7ヶ月。ほとんど動きません。長く積立するのがやっぱり大事です。
2018年7月末までの比較【2018年】
積立投資先以外に、指数として「ニッセイ日経225インデックスファンド」「ニッセイ外国株式インデックスファンド」も比較しています。
ちょっと折れ線が多いですが、次のようになっています。
上下10%内に収まっていますね。
わずか7か月のことなので、運用成績を見ること自体が不要とも言えます。
毎日、基準価格を追う必要もないのが積立投資ですからね。
それにしても、SBIジェイリバイブは調子が悪いですね・・・。
インデックスファンドの比較
ほかにも良いインデックスファンドはありますが、我が家は楽天全米株式インデックスファンド(VTI)がメインとなっています。
と言っても、気にするほどではありません。7か月の比較ですから。
ひふみ投信・セゾン投信の比較
楽天全米株式インデックスファンド(VTI)とひふみ投信、セゾン資産形成の達人ファンドを比較してみました。
2018年はひふみ投信が調子悪いとも言われています。確かにマイナスリターンなので、調子がいいとは言えませんね。
私は約2年間積立で30万円の元本に対して、34万円ほどの評価益となっており、若干含み益となっています。
今後の相場状況によって、含み損突入もあるでしょう。
ただ、ゴールは数年先ではなく、10年以上先を見据えていますので、淡々と積み立てることを重視しています。
楽天全米株式インデックスファンド(VTI)設定からの比較
楽天全米株式インデックスファンド(VTI)が設定された2017年9月29日から2018年7月31日までの比較です。
中小型成長株ファンド(ネクストジャパン)の調子がいいですね。約20%上昇しています。
このファンドは人気が出過ぎて、一時、買付中止となっていました。ファンドの資産が大きくなりすぎるとパフォーマンスに影響が出るとも言われます。
アクティブファンドの難しいところですね。
そう考えると、無難なのはインデックスファンドです。
インデックスファンドのみの比較です。
ひふみ投信とセゾン資産形成達人ファンドの比較です。
わずか3か月、比較時期を変えるだけで随分と景色が違ってきますよね。
比較していますが、2018年だけを見るなどは全くもって意味がなく、ゴールを見据えて、積立投資をすることが大事ですね。
数ヶ月で結果が出るなんて言うのは虫のいい話なのです。
長期での比較
例えば、ひふみ投信が設定されたときからの比較をしてみると、今年は調子の悪いSBIジェイリバイブですが、すごい成績を上げています。
積立投資は、焦らずじっくりと淡々と続けていくというのが大事ですね。ホント。
積立投資は最低でも10年は積立を続けていきたいものです。
ゴールを見据えて積立していこう
積立投資は貯金のようなものではなく、値動きのあるリスク資産への投資です。
そのため、預貯金では絶対に手に入らないリターンが生まれてきます。
人生100年時代、できるだけ自分たちの資産を増やし、減らさない取組が必要ですね。私はその取組のひとつが、積立投資だと思っています。
すぐに結果が出る方法ではありません。
株式のリターンは、5%~7%程度見込めると言われます。しかし、それは10年、20年と積立をした場合ですね。
短期間では大きく下がることもあれば、上がることもあります。
一喜一憂することなく、ゴールを見据えて、積立を続けたいものです。
積立投資で読んでおきたい本です。
積立投資をするには、証券口座の開設が必要なので、この機会に作っておきましょう。
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