子どもをもつ世代はどんな年収で、どれだけ貯金があって、どれだけ借金をしているのでしょうか。
子ども1人3,000万円はかかるとも言われますが、子どもを育てるには体力・経済力が必要です。子育てにはお金がかかるんです。
子どもと接すること、子育てをすることは、金銭では変えられないものですけどね。
子どものいる世帯の平均年収は700万円ほどということですが、どのくらいの貯金やしゃっきんがあるのでしょうか。
児童のいる世帯 平均所得は700万円以上
国民生活基礎調査(平成28年)によると、児童のいる世帯の平均所得金額は707.8万円となっています。
やはり、子育てをするには、お金がかかりますからね。それなりの年収があるのかなと想像します。
と思ったのですが、以前パワーカップルの記事を書いたときに、年収700万円以上の世帯は4世帯に1世帯なので、児童がいる世帯の平均としては高いなという印象を持ちました。
年代別児童のいる世帯
それで、児童のいる世帯の年代別に見てみました。
そうか、70代以上とかも入っているんですね。そうですよね。孫といっしょに住んでいるケースもありますからね。
子どもを産むのは最近では30~39歳が多いです。
その年代の平均所得金額を見ると591.4万円、手取りは467.1万円となっています。
単純に12か月で割ると、月々の手取り金額は38.9万円ですね。実際はボーナスを加味すると、もっと手取りは低いはずです。
40代になって、平均所得は700万円を超えてきますね。
30代の多い所得は?
30代の所得を見ていくと、最も多いのは500~550万円の世帯です。次に多いのが、600~650万円ですね。
400万円から750万円の所得のある世帯が大部分を占めます。
子どもが生まれると、エンゲル係数は上がります。食費にかかるお金、大きくなればスマホ代など通信費もかかってきます。
当然ながら、教育費もかかってきますからね。我が家も、住宅ローンを除けば、もっとも高い支出は保育料となっています。
特に、0歳~2歳児クラスは保育料は高いですよね。
どのくらい貯金をしているのか
年代別ではありませんが、児童のいる世帯の貯金額別です。
多いのは、「100万円~200万円」、「500~700万円」となっていますね。50万円未満という厳しい世帯も多いです。
子どもが3人以上の世帯数は少ないですね。
子どもが一人と二人の場合はほとんど変わりません。
子どもが3人もいる家庭には、税優遇や補助金があってもいいんでないかいって思うくらいです。
どのくらい借金しているのか
子どもが生まれる、小学生に上がることをきっかけにマイホームを購入される方も多いですよね。
借金別で見ると、2,000万円~3,000万円のある世帯がもっとも多くなっています。
これは住宅ローンであることが想像できますね。
フラット35の平均借入金額が2,800万円くらいですので、それとも合致します。
マイホームを購入する場合には、3,000万円近い住宅ローンを組むわけですが、年収の5~6倍の借入があり、貯金の5倍くらいの借金を有するというのが分かります。
児童のいる世帯まとめ
まとめてみると、児童のいる世帯では、
- 平均所得金額 707.8万円
- 平均手取金額 551.7万円
- 子どもが一人 貯金738万円 借金775万円
- 子どもが2人 貯金635.2万円 借金1,100万円
- 子どもが3人 貯金621.7万円 借金1,065万円
となっています。
子どもを育てていくことは、お金もかかって大変な部分もありますが、毎月きちんと積立をしていれば恐れることはありません。
急に大きなお金を用意しなければならないわけではないので、毎月コツコツと積立をしていきたいですね。
毎月積立は自動化しておこう
貯金は、仕組みづくりが大事だと言われます。
余ったら貯金をしようという思うと、なかなか貯まりません。
入ったお金は自然と使ってしまいます。
そのため、まずは入ったお金のうち、一部を貯金に回すのが有効です。先取り貯金と呼ばれるものです。
給与天引きは最強ですね。
給与天引き制度がない場合は、ネット銀行などの自動振込サービスを利用するといいです。我が家も、給料日直後に毎月自動で住信SBIネット銀行とauじぶん銀行にお金を振り込んでいます。
振り込んでいると言っても、毎回手動で振り込むのではなく、たった1度設定すれば、あとは毎月自動で振り込んでくれます。
このほか、ひふみ投信やセゾン資産形成の達人ファンドなどの投資信託にも毎月積立をしています。
複利の力を活かせば、自分たちが貯めるお金以上にお金が増えていきます。
毎月3万円を積み立てれば、18歳のときに600万円貯めることができるんですから、積立の力は強いものです。
継続できる力が、お金の不安を和らげてくれるはず。そう思い、毎月タンタンと積立をしています。
以上、子どものいる世帯のお金状況を見てみました。
あなたも少額でもいいので、積み立てできる仕組みづくりに取り組んでいこう!
ではでは。
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