このところ、株価の変動が大きくなっています。
まだ下げ始まったところかもしれませんし、底値かもしれません。
分からないので、投資資金は何回かに分けて、投資していくのが無難です。
インデックス投資への積立投資であれば、積立金額を上げるくらいでほかはやることありません。
ただただ、市場に居座り続けることができるよう、淡々と向き合うだけです。
リーマンショック当時は、結婚当初で投資に興味を持ったときでした。
自分たちの給料だけでは、ただただ働くだけで終わってしまいそうで、なにか焦っていたようにも思います。
お金を増やすことで、経済的な不安を和らげ、楽しみも増やすことができます。
ただ、リターンを得る反面、取らなければならないのがリスクです。
100年に1度と言われたリーマンショックの原因はサブプライムショックです。
2007年8月のパリバショック、2009年3月のリーマンショックを含めて、この期間、どのくらい株価が下がったのかを見てみます。
高値からわずか20日で3,000円以上も下落
まず日経平均株価です。
2018年10月25日現在で見ると、急落しています。
なかなかえげつない下げですね。
買いのチャンスかなとも思いましたが、投資資金が乏しくなっているので、グッと堪えました。
チャート的には窓を開けているのが気になるところです。窓は2つ目ですね。
わずか20日程度で大きな下落をしているわけですが、まだ20日ともいえます。
この10年での最大級の下げと言えば、リーマンショックでしょう。
投資を始めたころだったので、被害はなく、その分記憶もあいまいです。
株価の変動がすごいなーというのは、印象として残っていますが。
インデックスファンドに投資をしていた場合
アメリカの代表指数であるS&P500(日本の日経平均株価のようなもの)の推移を見てみます。
途中上げ下げはもちろんあるわけですが、直近高値から底値までなんと350日以上もかかっています。
その間の下落率は、実に▲56%にもなっています。
じわじわと下げて、2008年9月から急落していますね。
高値から底値まで300日以上も下げていることを見れば、今回の20日程度はまだまだ浅いとも思いますね。
今回がリーマンショック級に下がるかどうかは分かりませんが(神のみぞ知る)。
ほかの指標も見てみましょう。
インカム狙いの投資をしていた場合(VWO)
インデックスファンドの雄であるバンガード社のETFには、Vanguard High Dividend Yield (VYM)という高配当株式で構成されたものがあります。
同じ期間で見てみると、意外にも下落率はインデックスファンド(S&P500)よりも下げがきつい▲58.7%の下落となっています。
VYMも途中上げ下げはありますが、直近高値から底値まで350日以上もかかっています。
300日以上も下げが続いていたら、その間ちょくちょく買っていると、資金が足りません。
かといって、底値はどこかは分からないので、積立投資をしておくというのが一つの手段ですね。
分散投資をしていた場合(セゾンバンガード・グローバル・ファンド)
最後に、株式と債券にそれぞれ投資するバランスファンドのセゾン・バンガード・グローバルバランスファンドを見てみましょう。
こちらももれなくリーマンショックのときには下げています。
ただ、下落率は直近高値から▲36%と上記の株式のみのポートフォリオよりも損失は小さかったですね。
その後の上昇相場では、株式のみのほうがリターンが良くなっているわけですが、300日以上にも下げ続けるときのジェットコースターが緩やかだと精神的にはいいのかもしれません。
積立投資を続ける!
この10年不景気知らずですが、リーマンショックのときには、派遣切りが横行し、年越し派遣村などというのもありました。
世界の景気悪化は必ず日本にも影響を及ぼします。
投資を長く続けるためには、給料収入をはじめとする確かなキャッシュフローを作ることです。
不安が大きくなれば、投資どころではありません。
しかし、安定したキャッシュフローを持っていれば、生活には困らないため、投資を続けることができます。
株安は恐怖心を抱きますが、安値で優良株を手に入れるチャンスでもあります。
いつ下げ止まるかは分からないので、投資資金を何回かに分けて使っていくのが最善でしょう。
インデックスファンドへの積立投資であれば、積立金額を増やしてあげればいいわけで。
投資の世界では見逃し三振はありません。
安値を見逃しても、買い損ねても、儲け損ねても、損することはありません。
下落相場カモーンとドンと構えながら、投資資金を確保しつつ、途中下車しないように、果敢に攻めるのが大事ですね。
自分の中での底値を想定しつつ、投資資金は一度に投下せず、時間分散を図りながら、投資していきます。
急落のあとは、急反発もあります。
あーもっと突っ込んでおけば良かった!と思って残念がるくらいがちょうどいい。
また、下落が来るかもしれません。
相場は上げ下げを繰り返すわけですから。
それにしても、最近の株価の変動は大きいですね。。。
欲しい株の株価だけ下がってくれればいいんですけどw
ではでは。
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