高配当株・連続増配株への投資で、キャッシュフローを作っていこうとたくらんでいます。
2018年は税引き後約40万円の配当金を受け取っています。
特に、連続増配株への投資を基本としていますが、高配当株であったサンリオが減配したことで、減配に対する強い嫌悪感を覚えました。サンリオはまだ保有していますが。
そのため、「連続増配株」というのは一つのキーワードです。
日本株、米国株の両方に投資していますが、株主への責任、姿勢というのはやっぱり米国株のほうがいいんでしょうね。
20年連続増配だった明光ネットワークジャパン
20年もの間、増配を続けていた明光ネットワークジャパンは、あっさりと減配を発表しました。
2018年9月期は配当性向が170%とタコ足配当となっていました。
2019年8月期は1株益38.4円ですので、仮に減配しなくても配当性向は100%を超えることになります。
来期の業績予想は悪いのかと思えば、むしろいいくらいの予想をされています。
今期キャッシュもかなり減らしていますので、連続増配という冠を捨ててでも、減配に踏み切ったのでしょう。
ただ、こうもあっさり減配を発表するのは、やはり残念ですね。
ま、過去に1度も投資したことがないですが。
コード | 銘柄名 | 連続増配年数 | 配当性向 |
---|---|---|---|
4452 | 花王 | 30 | 39% |
8566 | リコーリース | 25 | 23% |
4967 | 小林製薬 | 23 | 28% |
7466 | SPK | 22 | 24% |
8593 | 三菱UFJリース | 21 | 32% |
4732 | ユー・エス・エス | 22 | 50.1% |
8425 | みずほリース | 19 | 22.7% |
9058 | トランコム | 19 | 20% |
9436 | 沖縄セルラー電話 | 19 | 40% |
2391 | プラネット | 18 | 64% |
8113 | ユニ・チャーム | 18 | 26% |
9433 | KDDI | 18 | 41.7% |
8439 | 東京センチュリー | 18 | 26% |
8424 | 芙蓉総合リース | 18 | 23% |
5947 | リンナイ | 18 | 23% |
9989 | サンドラッグ | 18 | 32% |
6869 | シスメックス | 17 | 36% |
2914 | 日本たばこ産業(JT) | 16 | 75% |
8876 | リログループ | 17 | 30% |
7504 | 高速 | 16 | 26% |
2449 | プラップジャパン | 16 | |
3844 | コムチュア | 15 | |
9787 | イオンディライト | 16 | |
7611 | ハイディ日高 | 15 | |
9037 | ハマキョウレックス | 14 | |
2371 | カカクコム | 14 | |
7613 | シークス | 13 | |
1973 | NECネッツ | 13 | |
3097 | 物語コーポレーション | 13 |
これをもって、日本株すべてがダメだとは思いませんが、海外企業に勤める方の声も聞けば、米国・欧州株のほうが株主還元に対する姿勢が強固ですね。
意地でも増配してくれます。
日本株は20年以上増配銘柄は数えるほどしかありませんが、米国は120社以上あります。
キャッシュフローを強くできる配当金投資
配当金狙いの投資は、個人的にはですが、株価の変動を気にすることなく、ただただ株数の増加をめざし、配当金を増やしていくだけというのが気に入っています。
資産形成のスピードは遅いですが、毎年、確定した利益(配当金)を運んでくれるので、家計キャッシュフローも改善します。
この配当金投資を実践するのには、とにかく株を買いまくることですが、資金には限りがあります。
このため、配当金を増やしていくには、
- 高配当株を買う
- 連続増配株を買う
シンプルですが、この2点です。
特に、増配株であれば、毎年勝手に配当金が増えてくれます。
保有する米国たばこ会社のアルトリア・グループ(MO)であれば、毎年安定して8%の増配を続けています。
2018年は18%もアップしていますね。
49年連続増配銘柄ですし、たばこ産業という特殊な事業ですので、キャッシュフローが潤沢です。
今後も安定して配当金を運んでくれるでしょう。
自分の資金以外に、「増配」という力が加わることで、手持ちの株の配当金を増やすことができます。
このため、「減配」はかなり嫌いです。
日本では、20年連続増配という大台を達成していた明光ネットワークジャパンが、こうもあっさり降りる(減配)のは、かなり残念でしたね。
日本株でも減配しにくい企業はある
以前、高配当株でも減配リスクの少ない企業への投資をまとめました。
- 時価総額が大きい
- 経常利益率が高い
- 自己資本比率が高い
- 景気の影響を受けにくい
- 経営者が株主への利益配分に積極的
挙げられていたのは、
- 日本たばこ産業
- KDDI
ですね。
両銘柄とも保有しており、我が家の配当金の主力です。
日本たばこ産業は、たばこ人口の減少を値上げと海外市場の開拓で、今後も収益を維持してくれると考えています。
配当性向は年々上がっていますが、まだ増配余地はあります。
15年連続で増配しています。
KDDIは、17年連続増配銘柄で、安定した収益力を誇ります。
増配余地は、JT以上にありますね。まだまだ増配を続けることができるでしょう。
菅官房長官の発言(携帯電話料金高すぎ!)など、政府の介入が気になるところですが。
配当金投資は増配にこだわろう
もしもはありませんが、リーマンショック後の2009年3月に日本たばこ産業(JT)に投資をしていた場合です。
安値1,080円ですから、捕らぬ狸の皮算用ですが、10年間持ち続けていれば、今の配当金で配当利回りを計算すると13.8%にもなります。
お宝株になりますね。当時は、配当利回りが低かったので投資を見送ったのが悔やまれます。。。
1,000万円投資していれば、年間138万円の配当金が手に入る計算です。
これも、毎年のように増配を続けてくれているからこそ、です。
連続増配株を保有するというのは、とっても大事だなと改めて思います。
2018年は150円配当ですが、もし仮に2019年に10円増配をしてくれれば、
株価2883円の場合、配当利回りは5.20% ⇒ 5.54%にもなります。
収益が落ちているので、増配はやや小幅になりそうな気もしますが。
安値で購入して、持ち続けることが大切ですね。
配当金投資でキャッシュフローを強化
配当金投資と不動産収入の2本柱を家計のキャッシュフロー強化と考え、取り組んでいます。
株価の値上がり益を得られれば一番ですが、暴落のたびに配当金投資をしていてよかったと思えるので、今後も継続して、配当金収入を増やしていきたいと思います。
再掲しますが、減配リスクは極力避けたいですね。
- 時価総額が大きい
- 経常利益率が高い
- 自己資本比率が高い
- 景気の影響を受けにくい
- 経営者が株主への利益配分に積極的
たばこ株など生活必需品株、通信株、エネルギー株など、私たちの生活にはなくてはならない伝統産業で、増配をしている、株主還元に積極的な銘柄への投資を、愚直に続けたいと思う。
最低限、配当性向の推移チェックは必要不可欠ですね。
ではでは。
米国株・日本株の投資には、SBI証券 がおすすめです。
住信SBIネット銀行を活用すれば、円→米ドルへの両替手数料も抑えることができます。≫ SBI証券
コメント