みずほリース(8425)(旧興銀リース)は、国内連続増配株のトップクラスの実績を誇ります。
- 19期連続増配(21年3月期予定)
- 大株主はみずほ銀行
業績好調で低い配当性向でありながら、配当金を毎年増やす「連続増配」を実現しています。
今回のコロナショックで株価は異常なまでの下げを見せ、その際にすかさず購入することができました。
安定した配当金を実現している銘柄であり、また、株主優待もあるため、長期保有しやすい銘柄と考えています。
配当金推移や株主優待、業績推移についてまとめてみました。
みずほリースの株主還元
まずは、みずほリースの株主還元について見ておきましょう。
19期連続増配!安定配当銘柄
21年3月期で19期連続の増配を予定しています。
素晴らしいですね。
20年3月期は、50周年のため2円の記念配当が入っています。
これだけ増配を続けているのにもかかわらず、配当性向は22%程度とかなり低く、今後の増配力は十二分にありますね。
増配率が高いわけではありませんが、着実に増配を続けている姿勢は素晴らしいものがありますね。
みずほリースの株主優待
みずほリースは、株主優待も実施しています。
クオカードが3000円分ももらえるので、魅力的ですね。
また、1年以上継続して保有した場合は4000円のクオカードにレベルアップしますので、配当と優待を楽しめる銘柄となっています。
みずほリースから株主優待が届きました。
1000円のクオカード×枚数だったんですね。3000円分のクオカードだったら管理もしやすかったのに。
クオカードは使い勝手がいいので、メリットのある株主優待ですね。
みずほリースの業績推移
これだけ増配を続けているわけですので、業績も安定して推移しています。
みずほリースは、名前の通り、リース事業を展開しています。
みずほリースは、産業・工作機械、情報通信機器、輸送用機器、土木建設機械、医療機器、商業・サービス業用機器、事務用機器とバランスよくリース事業を展開していますね。
リースは、売上高の94%、利益の58%を担っていますが、「産業・工作機械」「情報通信機器」のウェートが高いですね。
航空機リース・ファイナンス、不動産などについても順調に増加傾向です。
新型コロナウイルスで懸念されるのは、航空機リースですが、決算説明会による説明では今のところ大きな影響はなさそうです。今後も注視しておきたいところ。
有利子負債は年々増加傾向にありますが、営業資産残高の増加等によるものであり、特段の心配はないと思われます。
2023年度までの中期経営計画について
5か年の中期経営計画を打ち出しているみずほリースですが、最終年度となる2023年度には純利益300億円、配当性向25%などの数値目標を掲げています。
大株主であるみずほ、丸紅との協業により、主力のリース・ファイナンス事業の強化を図っていくことを掲げています。
リコーリースを持分法適用関連会社
同じリース会社のリコーリースの20%の株主を取得し、持分法適用関連会社にしています。
リコーリースもリース業界の中でトップクラスの連続増配銘柄であり、堅実経営が魅力の銘柄。
そのリコーリースとみずほリースが手を組み、みずほリースはさらなる成長が期待できますね。
リコーリースは、中小企業を中心とした顧客基盤を有していますので、みずほリースとの補完性も高いですね。
みずほリースの株主指標
みずほリースの株価推移ですが、コロナショックで崖から転げ落ちるように下がっていきました。
リース会社の下げはきつく、そのあとの回復も遅いですね。
1800円を割れたところで買いに行きましたが、ほぼ底値で手に入れてることができました。
みずほリースの株式指標です。
8425 みずほリースの株式指標 | |
株価 | 2,191円(R2.5.22) |
PER(予) | 5.91 |
PBR(実) | 0.57 |
ミックス係数 | 3.38 |
配当利回り(予) | 3.8% |
配当性向(予) | 22.7% |
増配率(3期平均) | 6.3% |
リース業界は、非常に割安な銘柄が多いですが、逆に言うと成長力はあまり評価されていません。
みずほリースは、着実な成長力が魅力的と考えますが、
- 連続増配銘柄
- 株主優待あり
- 時価総額1000億円程度
という点にも魅力を感じています。
中期経営計画通りになると、中期経営計画最終年度となる2023年度には、
1株配当金は84円から
約150円
に増加します。
配当利回りは7%
まで上がり、
永久保有できる水準にまで上がりますね。
最後に総合利回りのチェックです。
8425 みずほリースの総合利回り | |
配当利回り | 3.8% |
優待利回り | 1.4%(※) |
総合利回り | 5.2% |
※優待利回り 3000円で試算 ※1年継続は4000円、優待利回り1.8%に増加 |
総合利回り5%を超えていますし、将来の配当利回り7%以上にもなる可能性を秘めています。
2500円以下の株価は非常に割安に放置されていると考えますが、長期保有と見た場合、落ち込んだ今の株価はチャンスかもしれません。
ということで、家族名義でも保有することにしています。
コツコツと個別銘柄の投資ができる積立投資先としても良いかもしれませんね。
将来のお金の不安を小さくしていくためには、資産運用は欠かせません。
資産運用の代表的なツールが「株式投資」。
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