9年連続増配ストップ。日産自動車の配当利回り・配当金推移・配当性向

日産自動車 3月配当
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世界第2位に自動車販売台数を誇る日産自動車【7201】(販売台数は、ルノー、日産、三菱自動車の合算)。

配当利回りが5%半ばを超える超高配当株でしたが、業績悪化により利回り急降下しています。

配当金狙いの投資をしているので、この利回りはとても魅力があります。

ただ、自動車株という景気の変動の影響が大きい銘柄なので、投資するにあたり、過去の配当金推移や配当性向などを調べてみました。

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日産自動車の配当金・配当利回り・配当性向

日産自動車 2017年度決算説明資料

日産自動車 2017年度決算説明資料

日産自動車の株価は、かなり軟調です。

そのため、配当利回りがグッと上がっているわけですが、配当金は9年連続で増配しています。

配当性向は、30%程度と十分に増配余地があります。

日産自動車 配当金 配当性向

ただ、気になるのがリーマンショックがあった2009年度は配当金をゼロにしています。

無配です。

すでにリーマンショックから11年が経過しており、景気拡大が続いていますが息切れしてもおかしくない年数です。

過去に無配になっている事実は頭の片隅には入れておこうと思います。

トヨタ、ホンダ、マツダ、SUBARUと比較してみましたが、日産が配当性向が高いわけでもないですね。

むしろ、自動車株はかなりの増配余地があります。

追記

2019年度は、配当金を40円から未定へ。

日産自動車の配当金の増配率

2009年度に無配に転落し、2010年度に復配、2011年度以降は順調に配当金を増やしています。

日産自動車 配当金 増配率

やや増配率は下落傾向ですね。

まだ、配当の余力は十二分にありますが、配当金に振り向けるよりも、余力を残しておきたいのかもしれません。

配当金に対する配当性向30%を目途とするなど、具体的な数字は言われていないですね。

当社は、株主の皆様への利益還元を重要な経営方針のひとつとして位置づけており、世界的に競争力のある配当水準が日産の戦略であり、株主の皆様との関係においても重要な鍵であると考えている。

配当利回りの推移

2018年10月12日終値で5.66%となっています。→ 最新株価

株価の下落と増配が相まって、配当利回りはとてつもなく魅力的な数値となっています。

2018年12月26日終値856.9円で配当利回りは6.65%に上がっています。

ほかの自動車株と比較しても、群を抜く利回りの良さです。

日産自動車 配当金 比較

トヨタは2017年度実績

なぜ、ここまで日産の人気がないのだろうと不思議。

ノートは好きなので、よくカーシェアで利用しています。

日産の大株主は、ルノーが43%も保有しているので、この莫大な配当金が仏ルノーの懐に入っていると思うとやや複雑な感じがします。

かつてルノーによる日産自動車の子会社化騒動がありましたが、いつフランス政府が介入するか分からないやや不安なところでしょうか。

連結売上高・営業利益率

連結売上高は、12兆円ととてつもない数字ですね。

日産自動車 売上高

出典:日産HP

営業利益率は5%程度と高収益という感じではありません。

日産自動車 営業利益率

出典:日産HP

トヨタ、ホンダ、マツダ、SUBARUと比較すると、SUBARUの高収益ぶりがよくわかります。

日産自動車 営業利益率

2017年度決算

営業キャッシュフロー率は、9%とこちらも高いというほどではないですね。

トヨタはさすがの数字と言ったところでしょうか。

個人的には20%を超える企業を好んでいます。

日産自動車 営業CF率

投資指標 ROE、ROIC

株主資本に対してどれだけ利益を上げることができているかをみるROEは、14%程度となっており、同業他社と比較してもいい数字ですね。

もう一つの指標としては、企業が使った投資に対して、どれだけ利益をあげているかというROICというものがあります。

同業他社と比較すると、日産がいいというよりはSUBARUすごいなというところ。

CCC

CCCは、キャッシュ・コンバージョン・サイクルの略で、どれだけ現金回収が早いかを見る指標です。

これが短ければ短いほど、現金化が早いので、企業としては効率がいいですね。

日産はわずか12.2日とかなり効率がいいといえます。

日産自動車 CCC

マツダは算出できていないためゼロ

CCC(=Cash Conversion Cycle:キャッシュ・コンバージョン・サイクル)とは、企業が原材料や商品仕入などへ現金を投入してから最終的に現金化されるまでの日数を示し、資金効率を見るための指標です。CCCは小さい方ほど資金効率は良いということができます。

引用:ファイナンス用語辞典

ちなみに、Amazonは▲27日程度なので、モノを売る前に現金が入ってきている企業。

すごいですね。最近、Amazonへの投資に向けて色々調べています。余談でした。

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2019年3月期は大幅下方修正へ

日産自動車が平成31年3月期(2019年3月期)の業績を大幅に下落修正しました。

純利益も22%も落ちており、減配リスクが高まっています。

日産自動車 平成31年3月期決算 業績下方修正

日産自動車 平成31年3月期決算 業績下方修正

追記 19年11月12日発表。

通期の同利益を従来予想の1700億円→1100億円(前期は3191億円)に35.3%下方修正し、減益率が46.7%減→65.5%減に拡大する見通し。

配当金は計画40円を未定へ。

無配リスク拡大。

株価

最後に株価を見ておきましょう。

日足で見ると、このところ下落基調です。

日産自動車 株価チャート

かぶたん 
日産自動車 株価チャート

まだ、一段の下落があるのかもしれません。

あまり株価の上昇は期待できなさそうなチャートですね。

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日産自動車は貯金株としていいかも

財務の安定性も高く、業績も順調ですね。

株価だけが軟調ですが、増配基調が続くのであれば、投資妙味があるといったところでしょうか。

配当余力も十分にありますが、過去に無配に転落している点は見逃せません。

たばこ株と通信株に偏っているので、ポートフォリオの観点からほかの銘柄も組み入れたいところです。

日産自動車も魅力的ですが、どちらかというとSUBARUのほうがいいなと調べていくうちに思いました。

それでも日産の5%をはるかに超える利回りは魅力的であることには違いはありませんね。

無配転落をしている点もあり、我が家は日産自動車株への投資しないこととしています。

配当金収入は、家計のキャッシュフローをプラスにしてくれますので、今後も配当金投資を続けていきたい。

我が家は、SBI証券をメインに利用していますが、投資することによる効果は大きいものです。

高配当株・連続増配への投資目的

○配当で将来の安定収入を作る

○増配銘柄に投資して、勝手に配当が作る仕組みづくり

10年後を見据えて、株価下落も気にせず保有し続ける

年間90万円の住居費相当を配当金で賄うのを第一目標

高配当株への投資方針

ではでは。

2019年3月期決算で、17円の減配を発表しました。

配当金狙いの銘柄

企業名(リンクは分析記事)配当利回り連続増配年
NTTドコモ4.8%程度5年
NTT(日本電信電話)3.8%程度8年
KDDI4.0%程度18年
日本たばこ産業(JT)5.8%程度16年
伊藤忠商事4.5%程度5年
ZOZO1.0%程度10年
(ストップ)
ゆうちょ銀行3.5%程度
オリックス4.7%程度9年
出光興産5.0%程度
(8306)三菱UFJフィナンシャルグループ5.0%程度2年
2124 JACリクルートメント4.0%程度10年
8897 タカラレーベン4.5%程度3年
(9616)共立メンテナンス1.0%程度8年
(3003)ヒューリック3.0%程度9年・12月優待
(6670)MCJ3.0%程度3月優待
アルトリアグループ(MO)4.5%程度49年
ブリティッシュアメリカンタバコ(BTI)4.5%程度18年
T(AT&T)6.5%程度34年
【RDS-B】ロイヤル・ダッチ・シェル6.0%程度過去70年減配なし
企業名(リンクは分析記事)配当利回り連続増配年
ブリヂストン3.9%程度9年
ストップ(2019年)
ゴールドウィン1.0%程度9年
東京海上ホールディングス3.3%程度7年
JR各社の比較1.0%~
【9434】ソフトバンク6.0%程度0年
沖縄セルラー3.0%程度18年
キヤノン5.0%程度0年
日産自動車5.7%程度9年
投資予定なし
SUBARU5.0%程度0年
投資予定なし
【8058】三菱商事3.9%程度
累進配当政策採用銘柄
3年
【8053】住友商事5.2%程度3年
【8002】丸紅4.5%程度4年連続増配
期初公表の配当を下限
三井住友フィナンシャルグループ4.0%程度
累進配当政策採用銘柄
0年
【1928】積水ハウス4.7%程度
1月決算
6年
【1925】大和ハウス3.0%程度10年 優待あり
【8934】サンフロンティア不動産3.0%程度9年
ホテル優待
花王1.5%程度
12月決算
29年(国内トップ)
【8267】イオン1.8%程度イオンのビジネスモデル
【3382】セブン&アイHD2.5%程度セブン&アイHDのビジネスモデル
【2782】セリア1.9%程度9年連続増配
減配なし
ニトリHD0.7%程度15年
【3087】ドトール・日レスホールディングス1.5%程度2月優待株
アイカ工業3.0%程度10年連続増配
リーマンショックのときも減配せず
【8566】リコーリース2.0%程度23年連続増配
上場以来増配
【8793】NECキャピタルソリューション2.5%程度3年連続増配
優待あり(カタログ)
大手リース7社
【6304】小松製作所4.0%程度2年連続増配
配当性向40%以上
60%を超えない限り減配しない方針
【2124】JACリクルートメント3.0%程度9年連続増配
日本郵政3.5%程度-
【2371】カカクコム1.8%程度14期連続増配
【8252】丸井グループ2.5%程度
優待1.0%程度
7期連続増配
【7272】ヤマハ発動機4.5%程度6期連続増配
【3086】J.フロントリテイリング3.0%程度9期連続増配
【2502】アサヒグループホールディング2.0%程度12期連続増配
【4182】三菱ガス化学5.8%程度10年減配なし
【8570】イオンフィナンシャルサービス4.0%程度25年減配なし
【8697】JPX日本取引所グループ2.5%程度たびたび減配
【AAPL】Apple2.0%程度6年連続増配
配当性向25%
【XOM】エクソンモービル4.0%程度36年連続増配
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3月配当9月配当国内株(配当)
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※ 当ブログでは、具体的な銘柄や投資信託について言及することがありますが、売買の推奨等を目的としたものではありません。最終的な投資決定はご自身の判断でなさるようにお願いします。

おさいふプラス~配当金再投資~

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