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【配当利回り6.5%】含み損拡大でもJTへの投資を続ける理由

JT配当利回り国内株(配当)
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日本たばこ産業(JT、2914)の株価下落が止まりません。

2012年以来6年半ぶりの安値です。

配当利回りは6%を超えており、魅力的すぎる水準です。

想定為替レートの110円より円高に振れていることや、2015年に買収したイランのたばこ大手「アリヤン・タバコ」の米国制裁強化の影響なども影響しています。

我が家は2017年頃からJT株を購入し始めたので、含み損が大きくなっています。

ただ、目的は配当金なので、株価の下落がこれ以上進まなければ、4年程度で配当金が含み損を上回ります。4年って長いですが・・。

もちろん、買い増しによる平均取得単価の下げ+株価上昇があれば、配当金が含み損を超えるのは短くなりますね。

JTへの投資魅力は「安定した配当金」であり、トータルリターンではプラスになる可能性が高いと思っています。

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JTの株価の推移

JTの10年チャートを見ると、今の株価2400円くらいでも、10年前から保有していれば約2倍になっていますね。

この3年で半値にはなっていますが、長期目線で見ると、また違った景色になりそうです。

JT 株価チャート 2914

JT 株価チャート 2914

2010年10月に投資できていれば、約2倍になっているので、短期ではなく、長期投資を続けたいものです。

JTの配当金

JTへの投資目的は、安定した配当金収入です。

そして、2019年期では配当性向74%程度と高くなる予定ですが、安定配当は今後も持続すると思っています。

JTの魅力をさらっとまとめてみると、

【JTの魅力】

  • 独占企業である
  • 値上げできる商品&習慣性のある商品
  • M&A巧者で海外たばこ事業の増加
  • 営業利益率&営業キャッシュフローマージンが20%以上と安定
  • 自己資本比率47%と財務良好
  • 16期連続増配(リーマンショック時も増配継続)
  • 上場以来一度も減配をしていない
  • 国(財務大臣)が大株主であり、配当金・たばこ税収は貴重な財源(国・地方で年間2兆円の税収)

安定した収益力と財務、その他のバックボーンは、今後の安定配当を裏付けるものだと思っています。

JTの配当金を見てみると、

【JTの配当金】

2008年度 1株 24円(配当性向19.3%)

2019年度 1株 154円(配当性向74.6%)

JT 配当金 2019年

実に6.4倍にもなっています。

株価は約2倍、配当金は約6倍となっており、長期で見ればパフォーマンスは良かったわけです。

今後のパフォーマンスがいいというわけではありません。
いまは配当性向「高くなっていますので、これからの10年の配当金増加は鈍化することは間違いないでしょう。
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JTのリスク

一方、JTの配当利回りの高さから見て取れるようにリスクも大きい点があります。

約2兆円の巨額の「のれん代」

まず、JTは海外のたばこ会社を買いまくっていますので、いわゆる「のれん代」が2兆円にものぼります。

出典)日本たばこ産業(JT)2018年有価証券報告書より

出典)日本たばこ産業(JT)2018年有価証券報告書より

IFRS(国際会計基準)を採用しているJTでは、毎年、買収企業のチェックをしており、計画通りの利益を出せていなければ、減損損失を計上する必要があります。

減損リスクを抱えている点や、IFRSでも日本基準と同じように、定期償却の導入議論が出ています。

仮に、20年消却とすれば、年間1000億円の営業利益の押し下げとなり、約20%の利益が吹っ飛ぶ計算です。

ただ、JTは安定したキャッシュフローがあります。たばこ事業の魅力です。

JT キャッシュフロー

JT 12月決算

のれんの償却をしたとしても、キャッシュアウトのない会計上の費用となるので、安定配当金への影響はあまりないかなと思っています。

日本郵政が買収企業が思うように利益を出さずに、巨額損失を計上しましたが、キャッシュフローは痛まず、配当金にも影響なかったというのもあります。

たばこ市場の縮小

最も懸念すべきリスクは、たばこ市場の縮小です。

国内、海外先進国では、年々下がっています。

喫煙率の低下

出典)国立がん研究センター

利用者は減っても、それを補う値上げで収益をカバーしてきたわけですが、今後も値上げをしてもユーザーが付いてきてくれるかは分かりません。

ただ、たばこがなくなることは想定しづらいです。

500年以上も歴史のある商品ですので、そう簡単には消えないでしょう。

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JTは引き続き買い増し方針

世界の主要たばこ企業は、再編が繰り返されており、JTは世界3位のたばこメーカーです(中国除く)。

主要たばこ産業の再編 資料:財務省

主要たばこ産業の再編 資料:財務省

もし、インペリアル(英)やKT&G(韓)を買収することができれば、その地位は更に強固になることはずですが、大手の再編はあるでしょうか。。

たばこ市場の縮小やESG投資の影響で、株価の下落は止まりません。

ただ、我が家はJTへの投資は「配当金を得ること」ですので、安定配当を揺るがす業績、特にキャッシュフローの悪化がない限りは、永久保有する方針です。

【JTの指標】

株価 2379.5円

予想PER 11.4

PBR 1.63倍

配当利回り 6.47

PBRで見ると割安とは言えませんが、PERで見ると割安な水準と言えます。

配当利回りが上がっていますので、16年も保有すれば、配当金で投資資金の回収ができます。

株価の下落により、含み損は膨らんでいますが、年2回の安定配当と毎年の増配を期待して、保有し続ける方針です。

配当金狙いでは、魅力的な銘柄だと思っています。

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