配当を毎年のように増やしてくれる会社に投資をしています。
そのなかでも、アルトリア・グループ(MO)米国株への投資をしています。
アルトリア・グループ(MO)は、たばこメーカーです。マルボロで有名ですね。フィリップモリスの米国事業のみを展開している会社です。
現在、200株ほど保有していますが、1株2.80$ですので、年間560$を受け取ることができます。1$110円とした場合、年間6万円ほどの配当収入ですね。税引き後5万円弱です。→買い増ししました。
まだまだ、少額ですが定期的に積み増していきたいと思っていたところ、株価を下げていましたので、追加購入しています。
49年連続の増配銘柄
アルトリア・グループは、1株利益の80%を配当に回す方針を出しています。
そして、49年連続で増配をしてくれています。すごいですね。
過去10年の増配率は9.6%で、このところは毎年8%を増配してくれています。
2018年はすでに6%の増配を示しています。もしかしたら、年2回の増配の可能性もあるかもしれませんね。
↓増配がありました!
増配ニュース!
2018年1Q 1株0.7$(6%増配!)
2018年3Q 1株0.8$(14.3%増配!今年2回目の増配) 参考 ニュース
2019年3Q 1株0.84$(5.0%増配!) 参考 ニュース
配当金支払日
決算月 | 配当金支払い月 | |
1Q | 3月 | 4月 |
2Q | 6月 | 7月 |
3Q | 9月 | 10月 |
4Q | 12月 | 1月 |
株価
ついに60$を割り込み、50$台に突入しています。
今回の株価下落によって割安に感じます。
過去5年のトータルリターンは、181%とS&P500を上回っています。
たばこ事業、マルボロがシェア40%以上
アルトリア・グループ(MO)は、たばこ事業のみを展開している会社で、安定した業績です。
営業利益率は30%を超えています。高収益体質ですね。
出典:stockclip
設備投資がほとんど不要なので、莫大なフリーキャッシュフローを創出することができます。
私たち株主にとっては、こうして安定して生み出されるキャッシュフローは、心強いですね。
しかも、利益の80%は配当金に出す方針であること、49年連続で配当を増やしてくれていることを考えると、まさに金の生る木と言えます。
マルボロのシェアは、2018年第1四半期で43.2%と高いシェアを誇っています。2017年同時期と比較すると、▲0.5%とややシェアを落としています。
世界最大手ビールメーカーの大株主
米国株四季報(2018春夏号)を見てみると、アルトリア・グループ(MO)は、アンハイザー・ブッシュ・インベブ(BUD)の大株主です。
アンハイザー・ブッシュ・インベブ(BUD)は、世界最大手のビールメーカーで世界シェア3割です。
アンハイザー・ブッシュ・インベブ(BUD)の発行済株式は、19億3,370万190株のうち、アルトリア・グループ(MO)は同社株を9.5%保有する第2位の株主です。
アンハイザー・ブッシュ・インベブ(BUD)も高配当株です。
米国四季報によると、2017年12月期は1株配当4.05$となっています。
アルトリア・グループ(MO)は、1億8,370万1,518株を保有する計算となり、年間7億4400万$の配当金を受け取ることができます。
1ドル110円で計算すると毎年700億円以上もの巨額の配当金が入ってくるわけです。
スゴイですね。
営業キャッシュフロー・マージン
会計的にごまかしにくい、営業キャッシュフローを売上高で割った、「営業キャッシュフロー・マージン比率」を重視しています。
現金を稼げる力を見るためです。
法人税減税のこともあり、アルトリアも上がってきていますね。
PMやBTI(グラフ上BATS)の強さも光ります。
どの銘柄も、強い現金創出力を有していますね。
定期的に購入する方針
毎年、安定して配当を増やしてくれることは、家計収入を増やすことができます。
アルトリア・グループ(MO)はシーゲル銘柄としても有名です。
あまりにも有名な「株式投資の未来」によると、1957年から2003年までの運用成績ナンバーワンがアルトリア・グループ(MO)ですね。
たばこ銘柄は、規制や訴訟と言った問題を抱えています。
資本市場では、企業にとっての悪材料が、投資家にとって好材料に転じることがある。
人気が離散した結果、株価が下がり、辛抱強く保有し続けた投資家のリターンは押し上げられた。
アルトリア・グループは、これからも配当を出し続けてくれると思います。その配当を再投資して、保有株数を増やしていきたい。
給料以外の収入源を増やしていくには、配当金が毎年のように増える銘柄への投資が良い方法だと思います。
配当金が増えるのがこんなにうれしいとは。
この本は昔読んでいましたが、すぐに行動に出さなかったことを激しく後悔しています。
ではでは。
≫ 米国株への投資は、住信SBIネット銀行でドル転して、SBI証券で購入すると手数料を抑えることができます。
日本たばこ産業(JT)株にも投資をしています。
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