安定した配当金を得ることを目的に、連続増配株への投資をしています。
リース業界は、継続課金ビジネスですので、景気変動の影響を受けるものの、比較的、安定した収益があります。
リコーリースは、上場以来26期連続で配当金を増やしている国内屈指の増配銘柄です。
国内リース業界は、同社創業者がリース会社を立ち上げたのが始まりです。
国内最初のリース会社なんですね。
堅実経営がモットーで保有したい銘柄のひとつ。
また、QUOカードがもらえる株主優待制度もあり、優待の楽しみもある銘柄です。
リコーリースの配当利回り、配当性向、配当金推移、業績をチェックしてみました。
26年連続増配銘柄
国内トップは、花王の31期連続増配を予定していますが、リコーリースは連続増配銘柄では国内屈指の増配銘柄です。
1996年の上場以来、毎年配当金を増やしています。
金融業ですので、あのリーマンショックのときが気になる点ですが、そのリーマンショックのときも、減配せず、増配を続けている企業です。
株主還元に強い意志を感じますね。
3月期決算銘柄ですので、配当金を増やすために保有したい銘柄です。
リコーリースの配当金推移・増配推移
2009年度以降の配当金の推移です。
毎年、着実に増えており、約10年間で配当金は2倍に増えています。
リース業界は、三菱UFJリースの19年連続増配、オリックスの10年連続増配など、増配銘柄が多いですね。
増配率は2015年3月期以降は、10%前後の増配率を保持しており、高い増配率です。
魅力的な水準ですね。
リコーリースの配当性向
リコーリースの配当性向の目標は25%でしたので、20年3月期に達成。
十分な配当余力を有しています。
23年度には、配当性向30%を目標としており、増配が続くことが予想されます。
リコーリースの配当利回り
増配を続けている同社ですが、配当利回りはそれほど高くありません。
このため、株価が低いときに保有して、ずーっと持っておくことで取得単価ベースでは高配当株に変身してくれる銘柄ですね。
配当金狙いの投資で最も避けたのは減配です。
減配すると株価も下落するのが多いので、ダブルショックを受けます。
過去にサンリオ、ZOZOと苦い経験をしました。
そのため、増配銘柄への投資で、リコーリースのような企業は保有したい銘柄です。
リコーリースの株主優待
配当利回り自体は魅力的な水準ではありませんが、リコーリースは株主優待を用意してくれています。
3月末の権利確定日に株主である場合、QUOカードがもらえるんです。
これで、実質利回りは高くなりますね。株主優待には、税金もかかりませんし(一時所得の対象ですが50万円を超えないと課税されません)。
保有期間によってQUOカードの金額も上がるので、長く持つほどお得ですね。
<100株>クオカード
- 保有継続期間が1年未満 2,000円分
- 保有継続期間が1年以上 4,000円分
- 保有継続期間が3年以上 5,000円分
<300株>カタログ
- 保有継続期間が1年未満 5,000円分
- 保有継続期間が1年以上 8,000円分
- 保有継続期間が3年以上 10,000円分
5,000円となるとインパクトがありますね。
3000円のクオカードをもらいました。
100株保有の場合、配当金と合わせて、1万円以上の収入源となります。
隠れ優待
また、アンケートに答えると1000円のクオカードが抽選で当たります。
隠れ優待ですね!
リコーリースの事業
リコーという名前がつくように、コピー機メーカーのリコーから発祥した企業ですが、事務機リースが多いです。
そのほか、医療機関や介護事業者向けのローン、集金代行などの手数料ビジネスも手掛けています。
オリックスのように航空機リースはしていませんが、不動産ビジネスも展開していますね。
リコーリースの売上高
リーマンショックのときには、微減していますが、そのあとは順調に増えています。
安定した事務機リースに加えて、高齢化社会を捉えた「医療・介護」関連の融資事業が育ってきているのが注目です。
融資事業は、営業利益に占める比率も上昇しており、第2の収益源として育ってきています。
リコーリースの株価
週足のリコーリースの株価です。
3000円割れは一つの目安ですね。
8566 リコーリースの株式指標 | |
株価 | 2,963円 最新株価はこちら |
PER(予) | 8.10 |
PBR(実) | 0.50 |
ミックス係数 | 4.07 |
配当利回り(予) | 3.2% |
配当性向(予) | 26.0% |
増配率(3期平均) | 10.8% |
指標で見ても割安な水準です。
8566 リコーリースの総合利回り | |
配当利回り | 3.2% |
優待利回り(3000円) | 1.0% |
総合利回り | 4.2% |
リコーリースは、26期連続増配銘柄と国内屈指です。
こうした増配銘柄を持つことで、配当金を増やしてくれるので、エントリーした銘柄です。
楽天証券は指標に関する情報が多いので、持っておくと便利。
2つの口座持つのがおすすめです。
また、売買手数料を安くするならDMM株です。
リアルタイムで米国株の株価を見るのも重宝します。単価の高い株を買う際には、DMM株を利用しています。
コメント