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【配当利回り5%以上】ソフトバンクは減配リスクが低い理由

ソフトバンク配当3月配当
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通信会社は、安定した収入源を持っており、潤沢なキャッシュフローがあります。

このため、安定配当株としても魅力的な投資先です。

NTTドコモとKDDIに投資をしているので、ソフトバンクにはIPOで当選したときを除いては、投資をせず、保有していません。

ただ、上場してこの1年。

ソフトバンクは、通信会社のなかでも、成長を感じる決算も出ていますね。

そして、通信会社随一、上場企業の中でも、魅力的は配当利回り(5.7%)と高いのも魅力です。

配当性向は85%と明言していますので、減配リスクを意識する水準ですが、減配リスクは意外と低いのかもしれません。

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ソフトバンクは、ソフトバンクグループの子会社

ソフトバンクは、ソフトバンクグループの子会社ですね。

ソフトバンクグループは、ソフトバンクの66.49%の株を持つ筆頭株主です。

その保有価値は、4.8兆円とアリババ(12.4兆円)につぐ価値を有していますね。

ソフトバンクグループ 20年3月期2Q決算説明資料より 負債

ソフトバンクグループ 20年3月期2Q決算説明資料より 負債

ソフトバンクが減配しにくい理由

子会社であるソフトバンクは、配当性向85%と非常に高い(あのJTよりも高い!)。

配当性向 通信株

ドコモ、KDDIは2019年3月期予想。ソフトバンクは2020年3月期以降の目標配当性向

この配当性向の高さから、投資先としては敬遠してきました。

ただ、ソフトバンクグループの支払い利息をペイするためにも、ソフトバンクの配当金は、SBGにとって欠かせない資金源です。

SBGの支払い利息は、年間2000億円前後あるようですが、ソフトバンクの配当金は約2,700億円となっており、この配当金はSBGにとって必要不可欠です。

ソフトバンクグループ 20年3月期2Q決算説明資料より

ソフトバンクグループ 20年3月期2Q決算説明資料より

親会社の財務のことを踏まえると、ソフトバンクの配当金は減配しづらいのでは?と思ってしまいます。

ソフトバンクの配当金は、上半期で約1,950億円を使っています。

ソフトバンク 2020年3月期2Q 配当金の支払い額

ソフトバンク 2020年3月期2Q 配当金の支払い額

年間約3,900億円の配当金を出しており、このうち親会社であるSBGには7割近い2,700億円を支払うことになるわけです。

まさに、SBはSBGにとって金のなる木、キャッシュ創出マシーンと言えますね。

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ソフトバンクの業績は好調

携帯電話料金の官製値下げにより、最大手であるドコモは業績が苦しんでいます。

一方、ソフトバンクは、業績は上向いており、料金の値下げの影響が出ていません。

ソフトバンク 2020年3月期2Q 業績は好調

ソフトバンク 2020年3月期2Q 業績は好調

最たる理由は、ヤフーを子会社にしたことで、業績が通信分野だけでなく、ネット事業にも展開しているからです。

ソフトバンク 2020年3月期2Q Yahoo!

ソフトバンク 2020年3月期2Q Yahoo!

主力の通信事業も順調

主力のスマホ事業も契約件数が伸びており、格安スマホのY!mobile(ワイモバイル)やLINEモバイルも加わって、好調ですね。

ソフトバンク 2020年3月期2Q 契約件数

ソフトバンク 2020年3月期2Q 契約件数

月額3,480円で50GBまで使える「ウルトラ・ギガ・モンスター+」が非常に好調みたいですね。

SBの売り上げの7割は、スマホ事業を含むコンシューマー事業です。

私はソフトバンクを使ったことはありませんが、こうした容量の多いプランは人気のようです。

ソフトバンクの成長 買収

ソフトバンクは、NTTドコモやKDDIと比較すると有利子負債が高く、自己資本比率が低いです。

ヤフーを子会社かしたことにより、借入金が増加しています。

ソフトバンク 2020年3月期2Q 有利子負債

ソフトバンク 2020年3月期2Q 有利子負債

通信分野だけではく、非通信分野を強化しているのは、KDDIやNTTドコモと同様なんですが、ソフトバンクの子会社は魅力的なものが多い。

ヤフーを子会社にしたことに加えて、ヤフーには、高級宿泊ホテルサイトの一休、上場会社では「アスクル」「バリューコマース」などがあります。

ソフトバンク 2020年3月期2Q 子会社

ソフトバンク 2020年3月期2Q 子会社

ソフトバンク 2020年3月期2Q 子会社2

ソフトバンク 2020年3月期2Q 子会社2

これに加えて、業績が好調なZOZOを子会社化します。

私はZOZO株の株主でしたが、今回のTOBに応じて、ZOZO株を売却しました。

また、先日はLINEをグループに迎え入れることが決まっています。

ソフトバンク 2020年3月期2Q 子会社

単に親会社であるソフトバンクグループのキャッシュマシーンという印象しかもっていなかったのですが、見方を改めました。

携帯事業も好調ですし、非通信分野は買収などによって、急速に魅力的は事業ポートフォリオを構築しつつあります。

成長企業としても魅力的になっているのではないでしょうか。

LINEはLINEペイキャンペーンの影響もあり、大赤字の会社ですが。

配当性向85%の高還元

そして、ソフトバンクの魅力はその配当利回りの高さです。

配当性向85%と非常に高いので、配当金狙いにはうってつけの銘柄と言えます。

ソフトバンク 2020年3月期2Q 株主還元

ソフトバンク 2020年3月期2Q 株主還元

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ソフトバンクの株価と他社比較

上場は、公募割れとなり急落したんですが、そのあとは市場も評価し始めて、株価は上がっていますね。

ソフトバンク 1年チャート SBI証券より

ソフトバンク 1年チャート SBI証券より

公開価格の1500円付近でうろうろしていますが、ヤフー、ZOZO、LINEなどの大型買収を乗り越えて、業績もついてこれば、株価の上昇もあると考えます。

《同業他社と比較》

ソフトバンク

NTTドコモ

KDDI

(銘柄コード)

9434

9437

9433

業種

情報・通信

情報・通信

情報・通信

株価1,483.5 円3,007.0 円3,150.0 円
売買単位100 株100 株100 株
時価総額71,017 億円100,290 億円74,194 億円
予想PER14.8 倍17.3 倍11.9 倍
PBR6.45 倍1.82 倍1.69 倍
予想配当利回り5.73%3.99%3.49%
実績配当利回り2.53%3.66%3.33%
ROE43.89%12.03%15.52%
ROA7.88%8.85%8.88%
自己資本比率21.60%73.20%57.10%

ソフトバンクの最新株価はこちら。

配当利回りは、5.7%とNTTドコモやKDDIと比較しても、魅力的です。

見てきたように、配当性向は高いものの、親会社であるSBGの重要な資金源であり、事業環境もいいことから減配リスクは低いのではないでしょうか。

ROEは3社の中で最も高い44%となっています。

ソフトバンクは、指標面で特別割安なわけではありません。

  • 配当金の安定度
  • 配当利回りの高さ
  • 株価が低いので投資しやすい水準

なども考えると、魅力的な投資先と感じます。

配当株として、持ちたい銘柄と言えますね。

ではでは。

 

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