ふるさと納税をしていますか。
ふるさと納税は、自己負担2,000円でお肉、お米、家電などの返礼品がもらえるお得な制度です。
サラリーマンの節税対策としても人気が高いです。
そのサラリーマンの究極の節税方法ふるさと納税に、「ふるさと納税」ワンストップ特例制度が創設されました。
これにより、ふるさと納税をした際に確定申告が必要だったのが、要件を満たせば、確定申告が不要になります。
めちゃくちゃ便利になりましたね。
さて、本日はふるさと納税が初めての方に、「ふるさと納税をするまでの流れ」を解説してみたいと思います。
By: Images Money
ふるさと納税を実施する「5つ」のプロセス
出典:総務省HP
ふるさと納税は、寄付金控除を受けることができるので納税という冠はついていますが、実質は「寄付金」制度です。ふるさと納税で節税するために6つのプロセスを得る必要があります。
簡単だけどね。
①寄付金額を決めよう
まずは、寄附金上限額を確認する必要があります。というか、
これが一番大事
です。
最低でも自己負担額2,000円は発生するので、この2,000円を超えないようにする必要があります。
寄付金上限額は、2015年から約2倍になっており、かなりかなり!節税できます。
出典:総務省
寄付金上限額のチェック!
寄付金の上限額は個人住民税所得割額の2割なのですが、いくらか分からなーい!調べるの面倒くさーい!って方は、寄付金上限額を簡単にチェックするツールを活用しましょう。
総務省のHPにアクセスすると、簡単に上限額を確認できるエクセルをダウンロードすることができます。
「控除額計算シミュレーション」というエクセルファイルです。簡単ですよーー。
①給与年収(税込)を入力し、②家族構成を入力します。③寄付金額を入力し、④自己負担額が2,000円になればOKです。ギリギリのラインを検討してみましょう。
年収600万円(共働き、扶養16歳未満子ども1人)だと、ふるさと納税によって節税できる金額は、なななんと
82,000円!!
2015年(平成27年)から寄付金上限額が約2倍になっているので、大きいですね!!
10年で82万円!!早く始めたほうがいいに決まってますね。
必ず自己負担額が2,000円になるように寄付をしましょう。
例えば、年収300万円で寄付を先ほどと同じように84,000円しようとすると、
自己負担額が46,314円となってしまい、これではふるさと納税をする意味がありません。
あくまで、自己負担額を2,000円にする必要がありますね。
限度額が簡単にわかるサイトもまとめました。
これ、便利です。
他のサイトでは、住宅ローン控除などを加味した限度額算出が可能なので、総務省のエクセルシミュレーションツールよりも、そちらを使うほうがいいですよ。
≫ まずは簡単に限度額を計算してみたい方は「控除上限額シミュレーション」をしてみましょう。
②寄付先を見つけよう
ふるさとチョイスというサイトを利用すると、簡単にふるさと納税先を選ぶことができます。
例えば、「お礼の品でチョイス」を選択すると、値段や種類ごとに検索できるようになっています。どこに、どうやって納付すればいいのか?把握するためにも便利なサイトです。
何がいいのか見つけるのも楽しいですね。
また、ふるぽというサイトもおすすめです。寄付だけして、あとで記念品を選ぶという便利なサービスをしています。
関連記事 ふるさと納税の記念品選びを来年に持ち越すことができる!ふるさと納税のポイント制度を知っておこう
③寄付を申し込んで、支払おう!
寄付先を見つけたら、あとはお金を払うだけ!
ここで私がこだわっているのはクレジットカード払いをするようにしています。
なぜなら、クレジットカードのポイント分さらにお得になるからですね。
楽天カードがお勧めの1枚ですね。年会費無料で還元率は1.0%です。JCBの調査でも7年連続でNo.1の人気カードです。
まだ、作られていない方は、ぜひ作っておきましょう。
また、nanacoチャージによるポイント改悪(漢方スタイルクラブカード)や、還元率改悪なこともある(漢方スタイルクラブカード、REXカード、リーダーズカードなど)なかで、改めて思うと使いやすいのが「楽天カード」です。
※楽天カードもnanacoチャージ対象外になりました。
さきほどのふるさとチョイスでクレジットカード払いができる自治体を探すことができます。
ちょっとでも節約しましょう。楽天カードで支払うと楽天スーパーポイントも貯まるので、さらに節約につながりますね。
④特典をゲット
ふるさと納税をすると、自治体によりますが1,2ヶ月でふるさと納税の魅力「特産品」が届きます。
ふるさと納税特産品の特集がされている本で、お肉部門1位の各務原市のA5ランク飛騨牛。昨年、初めてのふるさと納税先に選んだわけですけど、めちゃくちゃおいしかったです!!
今年は寄付金額上限額が8万超えと選択肢が増えているので、4,5月に1,2回ふるさと納税をしてみたいと思います。各務原市は今年もしようかな、と。
⑥確定申告が不要に!!
ワンストップ特例制度を利用すると、確定申告が不要になります。
今までは、確定申告が必ず必要だったのですが、それが「ふるさと納税」ワンストップ特例制度によりますます利用勝手がよくなりました。
この制度は「特例」なので暫定的なものです。
それに、確定申告が必要な場合もありますので注意が必要です。
なんでもかんでも確定申告が不要だと思って、確定申告しないと所得税も住民税も控除されないので、ただ単に寄付しただけになりますよ!ここ注意!
ワンストップ特例には期限があるので注意
ワンストップ特例、つまり、ふるさと納税をして確定申告不要にするためには、ふるさと納税先に「寄附金税額控除に係る申告特例申請書」を提出する必要があります。
自治体によっては、特産品と一緒に送付してくれる自治体や、請求しないと書類を送付してくれない自治体もありますので注意が必要です。
こんな書類です。
もう一つ注意点です。
この書類は、ふるさと納税を実施した翌年の1月10日までに納税先に申請(必着!)しておく必要があります。
期限を超えると確定申告しないと税額控除を受けることができないのでワンストップ特例制度を利用する場合は、絶対に申請しておきましょう。
関連記事 【ふるさと納税】確定申告が不要になるワンストップ特例制度の利用方法と注意点
確定申告が必要な場合とは?
確定申告が必要な場合は、以下のときです。
- 6つ以上の自治体にふるさと納税する場合
- 住宅ローン控除や医療費控除など確定申告をする場合
- 自営業者や高所得のサラリーマンなどもともと確定申告が必要な方
我が家は、住宅ローン控除などで確定申告が必要なので、ちゃんと忘れずにふるさと納税した寄付金控除もしないといけませんね。
住宅ローン控除を使って住民税がゼロになる場合は差し引く住民税がないので、ふるさと納税しても損するだけですので注意が必要ですねー。
所得税の還付・住民税の控除とは?
ちなみに、確定申告が不要な場合、つまり、「ふるさと納税ワンストップ特例制度」が適用される場合は、所得税の還付がなく、個人住民税から減額されます(来年度分)。
確定申告が必要な場合は、今まで通り、所得税の還付と個人住民税の減額となりますね。
どちらの場合も、今年から個人住民税所得割の2割が限度額というのは変わりません。
住民税の減額は税額控除なので「還付」ではありません。
ふるさと納税をした翌年の6月~翌5月の住民税が安くなります。詳しくはこちらに書きました!ぜひ併せて読んでみてください。
関連記事 ふるさと納税しても住民税は還付されないよ。控除されるのはいつ?
ふるさと納税で最も大事なこと
繰り返しになりますが、ふるさと納税で最も大事なことは自分の寄付金上限額はいくらか?ってことです。
自己負担額は最低額が2,000円です。
逆に言えば、2,000円は必ず負担する必要があります。
2,000円の負担でどれだけ節税プラス特産品をゲットできるかがカギですね。やっぱり私は美味しいものが食べたいです!!食は命!!
我が家は住宅ローンと保育料とかなり家計負担が増えていますので、少しでも節税して家計負担を減らしたいと思っています。
繰り返しになりますが、ふるさと納税の寄付金上限額が約2倍になり、確定申告が不要になったので(※必要な場合もある)、
ふるさと納税をする人が増えている
みたいですね。我が家も夫婦そろってふるさと納税をしたいと思っています。
次回は、住宅ローン控除とふるさと納税の併用について、記事にします。お楽しみに~。
※更新しました!
ふるさと納税は、クレジットカード払いが便利!
繰り返しになりますが、ふるさと納税はクレジットカード払いが一番便利です。
三井住友VISAカードは、カードを使うことで貯まったポイントでふるさと納税もできるようになっています。これはお得なクレジットカードですね。さすがVISA大手です。
関連記事 三井住友VISAカードのワールドポイントでふるさと納税も。iDにも使えておススメの1枚です
繰り返しになりますが、楽天カードも楽天市場でふるさと納税ができるのでポイントが貯まって便利です。
まとめると、この3枚がおすすめですね。
おすすめふるさと納税ができるサイト
私は還元率の高い特産品である「電化製品」を選ぶことができるふるなびというまとめサイトをお勧めします。
特に年収の高い人は、おすすめですね。
自分が使いやすいサイトを利用して頂ければ一番ですが、迷った場合はまずはふるさとチョイスかさとふるです。
家電も選びたい場合はふるなびは見やすいですし、分かりやすいので便利です。
私も家電大好きです。
そんな家電を取り扱っている「ふるなび」は、ふるさと納税まとめサイトの中でも、まずは登録しておきたいサイトと言えます。
ふるなびの会員登録は、3分ほどでできましたよ。ふるさと納税に興味を持たれた方は、ぜひ利用してみてくださいね。
還元率が高いと言われる、家電を特産品として扱っている自治体は、ふるなび限定でしか取り扱っていないこと(飯山市、安曇野市など)あるので、必須のサイトですね。
ふるさと納税をするなら、ふるなびで決まり!です。
公式 ふるなび
また、いろんな返礼品を幅広く見たい場合は、ふるさとチョイスが最強です!
≫≫ ふるさとチョイス
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