株主優待をもらえると単純に嬉しいものですが、人気のある株主優待はそれが下支えとなって、株価の下落余地も限られているように思います。
株主優待を導入している企業は、年々増えていますし、投資する側にとっても、長期で保有できるのでメリットがありますね。
我が家は安定配当銘柄への投資を中心にしていますが、配当金は再投資するので、家族にメリットは表面上ありません。
株主優待をもらえると、「現物」が来ますので、家族メリットもあります。
生活面でのメリットがある株主優待、収入アップになる配当金、資産価値アップになる株価の上昇と三位一体w
の投資はなかなか良いものです。
業績の良い銘柄で、我が家が現在考えている、優先度の高い株主優待を実施している銘柄をピックアップしてみました。
我が家が狙っている優先度の高い株主優待銘柄
いくら株主優待が魅力でも、業績が悪かったり、株価が下落傾向だと興味は出てきませんので、それらをクリアしていて、優先度高めで投資したい銘柄群です。
なお、すべて保有しておらず、ウォッチを続けている状態です。
8793 NECキャピタルソリューション
NECキャピタルソリューションは、NEC子会社のリース会社です。
近年、増配傾向が続いており、業績も好調です。
リース会社はどこも優待が魅力的なのですが、そのなかでも、NECキャピタルソリューションは時価総額が低めなのが良いですね。
<上場リース企業の時価総額比較> 20年1月15日時点
- NECキャピタル 時価総額543億円
- リコーリース 1315億円
- 東京センチュリー 6088億円
- みずほリース 1659億円
- 芙蓉総合リース 2166億円
- 三菱UFJリース 6208億円
今後の株価の成長期待もあります(もちろん、業績が伴うことが必然ですが)。
配当金は、ずっと横ばいで維持していましたが、増配方針に変更しています。
まだ、配当性向はわずか20%程度と増配余力を十分に有していますね。
7605 フジ・コーポレーション
タイヤ・ホイール小売会社です。
100株以上で三菱UFJニコスギフトカードが5000円分もらえます。
優待利回り2.3%(株価2159円)と高いです。
優待内容名 | 優待獲得株数 | |
三菱UFJニコスギフトカード | 5,000円相当 | 100株以上 |
10,000円相当 | 1,000株以上 | |
20,000円相当 | 5,000株以上 |
優待をもらうには、1年以上継続して保有している必要がありますので、すぐにもらえるわけではありませんが、長期保有していけそうな銘柄だなと判断しています。
LINE証券を使って、コツコツと積立投資をしており、権利確定日となる4月末までになんとか単元化できればと考えています。業績は好調に推移しています。
消費税増税後の反動でやや月次は悪いですね。
配当金は毎年増配という形ではありません。
20年10月期は、減配予想となっていますが、2019年10月期は特別配当5円が含まれているので、配当維持ですね。
2685 アダストリア
国内外のSPAブランドを取扱うファッション小売チェーンでグローバルワークなどを展開するアダストリア。
グローバルワークは、価格安めでおしゃれで、使いやすいので好きです。
100株保有で3000円の優待券がもらえます。2年以上継続すると、2000円上乗せされ5000円の優待にパワーアップします。
優待内容名 | 優待獲得株数 | 備考 | |
株主優待券 | 3,000円相当 | 100株以上 | ※優待券のみの利用可、有効期間:1年間 ※2年以上継続保有の場合2,000円増 |
10,000円相当 | 1,000株以上 | ||
20,000円相当 | 10,000株以上 |
公式 アダストリアの株主優待
子どもが生まれると、親の服にお金をかける余力が乏しくなるので、こうした優待は喜ばれると思うと欲しくなります。
業績は、好調に推移しています。18年2月期の利益はどんぞこでしたが、V字回復していますね。
2685 アダストリア 業績 マネックス証券より配当金は、減配もあるので、配当狙いの銘柄としてはやや心もとないです。
3418 バルニバービ
レストラン運営会社のバルニバービは、外食企業で時価総額100億円程度の小さな会社ですが、成長期待のある銘柄です。
100株保有で1000円の優待券と優待は大したことないんですが、利用している店舗が同社の運営なので、優待も消化できそうです。
優待内容名 | 優待獲得株数 | 備考 | |
(1)食事券 または (2)自社オリジナル商品 | (1)1,000円相当 | 100株以上 | ※食事券(2,000円)1枚で(2)1つと交換可 |
(1)2,000円相当 (2,000円×1枚) または(2) | 200株以上 | ※継続保有の株主には株数および保有年数に応じたメンバーカードを発行。自社グループ店舗にて利用割引や特別価格優待等有 | |
(1)4,000円相当 (2,000円×2枚) または(2) | 600株以上 |
公式 バルニバービの株主優待
何より成長力高めですし、まだ、運営店舗が80店舗ほどですので、今後店舗数が増えていけば、化けるかもしれません。ただ、チェーン店ではないので、急速な店舗展開はないと思いますが。
8850 スターツコーポレーション
スターツコーポレーションは、ピタットハウスでおなじみに不動産会社です。
優待の内容が幅広く、使わないかもしれないけど欲しい優待ですw
優待内容名 | 優待獲得株数 | 備考 |
優待券12枚 | 100株以上 | ※不動産賃貸および売買の仲介手数料10%割引 ハワイコンドミニアム宿泊料金20%割引 温泉旅館宿泊料金20%割引 グアムリゾートホテル宿泊料金およびゴルフプレーフィー20%割引 カンボジアリゾートホテル宿泊料金20%割引 ビジネスホテル宿泊料金20%割引 リゾートホテル宿泊・飲食料金20%割引 国内ゴルフプレーフィー20%割引 和食レストラン飲食料金20%割引に利用可 |
同社の業績自体もよく、成長力のある銘柄ですね。
番外編
興味のある銘柄では、思いつくままに羅列しておくと、
トリドールHD(3397)が運営する丸亀製麺は、安くておいしいので利用するのですが、優待も使いやすいので、再参入したい銘柄です。
一時期業績が悪くなり、その手前で運良く売り抜けれたのですが、このところは、客足も回復傾向です。
難点は株価が高いことですので、もう少し下げて欲しいところです。200株保有できれば優待券も長期でたくさんもらえるので、非常に魅力度の高い優待銘柄と考えています。
クリエイトレストランツHD(3387)は、株式分割と優待内容も変更されるので、魅力度が増しましたね(株価は爆上げしてしまいましたが)。
FJネクストは、100株保有で1500円相当のカタログがもらえます。
内外トランスラインも100株保有で1500円相当のカタログがもらえます。12月決算の銘柄なので、優先順位は低めです。
優待・配当魅力の7銘柄
なお、これらのほかにトップクラスに保有しておきたい銘柄は、こちらの記事でまとめています。
具体的には、
- 8591 オリックス
- 9433 KDDI(または沖縄セルラー)
- 8905 イオンモール
- 7192 日本モーゲージサービス
- 9432 NTT(日本電信電話)
- 9728 日本管財
- 8897 タカラレーベン
特に、オリックスは最上級の優待銘柄ではないでしょうか。
日本モーゲージサービスもすごい優待で業績もいい銘柄です。
株主優待で生活メリットを受ける
株主優待をもらえると財布にやさしくなったり嬉しかったりするので、魅力的ですね。
また、配当金のあるような銘柄は再投資で複利運用もできますし、株価も上がれば三位一体の投資です!w
株価が上がるかは、やはり業績が大事です。
株主優待が届きすぎると「投資しすぎ!」と怒られる要因にもなりますが、適度に優待で家族メリットを生み出しながら、配当も増やして、資産形成をしていく方針です。
株主優待は、長期保有制度のある優待に着目しています。
株主優待を検索するには、SBI証券 が便利です。
これから株主優待にも興味をもって、投資を始めてみようと考えている方は、まずはSBI証券の口座を持っておくと便利です。ネット証券最大手ですし、使いやすいですね。
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