ほかの方の年収は知る機会があまりないですが、どのくらい稼いでいるのか?
就職活動をする際にもっと年収について興味を持つべきだったなと思いつつ、今になって年収について興味を持ってみました。
令和2年賃金構造基本統計調査では、男女別、年齢別、職業別の年収を細かにまとめてくれています。
この記事では単位は千円、きまって支給する現金×12+年間賞与を合わせた金額を年収として算出しています。
それでは、どのくらい稼いでいるのか、見てみましょう。
男女合計で見る年収
男女合計)年齢別で見る年収
年齢別で見る年収では、5歳階級別の年収を見ることができます。
50歳代になると年収は頭打ちとなっていますね。
続いて、学歴別にみると大学院卒の年収がめちゃくちゃ高いですね。
男女合計)職業別に見る年収
職業別に見てみると、パイロット、医師、大学教授、公認会計士、税理士、法曹(弁護士など)の順に高くなっていますね。
年収の低い順にすると次のようになっていました。
男性で見る年収の違い
男性の年齢別に見ると、50歳代で年収は頭打ちという感じですね。
学歴別にみると、男女合計と同様に大学院卒の年収がめちゃくちゃ高くなっています。
男性の職業別に見る年収
職業別は男女合計と同様に、パイロット、医師、大学教授などが年収1,000万円を超えていますね。
不詳ってなんだろ。年収約680万円(43.9歳)と意外と稼いでいますね。
年収の低い順は次のようになっています。
賞与はどのくらい(男性)
賞与だけで見ると、公認会計士がトップの約300万円となっていますね。
うらやましい水準です。
低い順です。
女性で見る年収の推移
続いて、最後に女性の年収推移、年齢区分別です。
こちらはちょっと景色が変わって、40代で年収は頭打ちとなっていますね。
学歴別にみると大学院卒が高いのは変わらないですね。
職業別に見る女性の年収
女性も年収が高いのは医師、大学教授の順となっていますね。
助産師がランクインしています。
年収の低い順は次のようになっています。
賞与はどのくらい(女性)
大学教授が最も高く、約270万円の賞与とやはり高いですね。
上場会社で見る年収が高いのは
賃金構造基本統計調査で見る年収を見てきましたが、上場会社の場合はどうでしょう。
有価証券報告書に年収が記載されていますので、個別に見ることができますね。
年収の上位をいくつかピックアップしてみました。
最も高いのは、M&Aキャピタルパートナーズの年収3,000万円(31.4歳)となっています。
すごすぎるでしょ
総合商社はやはり年収が高いですね。
入社するのも大変だと思いますが、入ることができればかなり年収は高くなりますね。
所得の中央値は下がっている
年収について見てきました。
私たちの所得は減っている状況というのは悲しい現実ですね。
加えて、消費税増税、社会保険料のアップなど手取りが減っていますので、豊かさを実感できないわけです。
年収だけがすべてではもちろんないですが、就職活動をする際には上場企業であれば、年収を見ることもできるのでチェックしておくことは大事な要素ですね。
転職なり副業なりで生涯年収を増やす取り組みは、もはや欠かせない状況だなと感じたデータでした。
コメント