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インデックス投資の出口戦略。いま考える2つの時期とその後の資産形成

出口 al-nik-425516-unsplash投資信託
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月数万円のインデックス投資への積立は、資産形成をしていくのに有効な方法です。

株式の平均リターンは5%~7%程度ありますので、預貯金で持っておくより遥かにいいです。ただし、15年、20年と積立を続けていくことが重要です。

すぐにお金持ちになれませんし、お金持ちになるくらいの資産形成は難しいです。そのため、セミリタイアなどが目標であれば、別の方法がいいでしょう。

我が家も、iDeCoも含めて、積立投資をしています。入口(投資)は簡単です。

ただ、入金して投資を続けるだけなので。

こうした積立投資は、売る(出口)のほうが難しいですよね。

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インデックス投資の出口戦略

「出口戦略」という響きがなにかすごいことをするように連想させてしまいますが、

積み立てた運用資産をいつ売りますか?

というものです。

将来の株価変動は予測不能ですので、10年、20年先の出口のことは考えておく必要があります。とはいえ、投資の最中に考えていけばいいと思います。

ライフステージ、年齢、家庭、仕事環境などの変化で考えは変わるものです。

①リロアロケーション

投資家本人の加齢による資産配分比率の変更

②定率の取り崩し

ポートフォリオを崩さない範囲で売却していく

積立投資の逆バージョンですが、「定額」で売ると株価が低いときに多く売ることになり、ドルコスト平均のメリットがデメリットと化してしまいます。

定率で取り崩せば、株価が高いときに多くの投信を売り、運用資産の減少スピードを緩めることができます。

③必要になった分だけ取り崩す

インデックス投資を実践されている方の著書では、上記3つのことが記されています。

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いつ売却するかは、投資目的によりますね。

資産取崩しシミュレーションもできるよ

資産寿命を延ばすという考え。10秒でできる便利なシミュレーションを紹介
人生100年時代と言われるなか、自分たちの金融資産を長く延ばすことを考えておく必要があります。 特に定年間近であれば、なおさらです。 30代・40代の現役の私たちもまだ先ですが、考えておく必要があります。今後、増税、社会保険料のアップで
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20年後にどうするか

我が家も積立投資は有効だと思い、実行しています。

積立投資をする目的は2つあります。キャピタルゲイン狙いですが、

○教育費の一助

○老後資金(自分年金)

この2点ですね。

30代後半で子どもを授かった我が家は、定年間近に子どもが大学生になります。

このため、老後資金を貯める期間は、教育費がかかる期間と重なっており、貯金余力は著しく低くなる期間です。

そのため、お金を増やす必要があります。

積立投資は、子どもの大学生になる時期を見越して、売却を想定しています。

ただし、そのときの預貯金状況によっては、積立継続も考えています。

老後はキャッシュフローのほうが重要

これは、完全に私の性格によるものですが、積立投資してきた資産を取り崩して、老後資金に充てる・・・

もしかしたら、積立投資をしているあなたはそう考えているのかもしれません。

私の場合ですが、それは・・・・・

多分、無理です。

  • 含み益が膨らんでいる状態では、資産の取り崩しに抵抗感を覚えて行動できなくなる恐れ。
  • また、下落時には、売却をためらってしまいそうなこと。

老後資金のことを考えると、キャッシュフローを分厚くする方がいいです。ペーパーアセットであれば、配当金収入です。

自分で取り崩すという意思を介することなく、配当を出す企業の株あるいはETFを保有していれば、定期的に入金してくれます。

積立投資の良いところは、自分の意思で判断することなく、投資を続けられることです。

ただ、逆の売却には、自分で判断していく必要があります。

老後資金のような場合、定期的に取り崩していく必要がありますが、何十回もその判断をしていくのは私には不可能だと思っています。

必ず、そのときの自分の感情が出てきます。

もしかしたら、欲が出てしまうかもしれないし、値下がりしているときに売りたくないという余計な感情が判断を鈍らせるかもしれません。

自分の性格を踏まえると、その情景が目に浮かびます。

元本を増やせれば高配当株への投資

元本を増やせれば、高配当株への投資が第一選択肢です。

『配当金』という定期的な安定収入と自分の判断なく利益を確定できることは、心の安定を生みます。

キャッシュフローが増える=年収が増えることと同義です。退職後にも、安定したキャッシュフローがあれば、安心材料になるのは間違いありません。

そのため、我が家の積立投資の出口は、

「自分で取り崩していく」というものではなく、

売却後に高配当株に回して「キャッシュフローを作る」ことを想定しています。

自分の感情や性格などを踏まえて、出口戦略を考えておくことが大事です。

ただし、投資の際に考えておくのは大事ですが、それに固執しすぎず、定期的に考えをメンテナンスしておくほうがいいでしょう。

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投資は買うより『売る』方が難しい

投資は、買うのは簡単ですが、売却が難しいですね。

いつ「売るか」は、そのときの相場環境などにも心が揺れ動かされることがあるので、難しいです。

利食い千人力

相場の格言にもありますが、含み益を実現益にすることで初めて私たちのポケットが膨らみます。自由に使える状態となります。

いつ売るか。

難しい問題ですが、積立投資の場合は、ゆっくりと考えていけるのも魅力ですね。

毎月、投資を続けることで資産を増やしていけると思い、これからも続けていきます。

あなたも積立投資を実践して、また、出口も見据えてみてくださいね。

ではでは。

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この記事を書いた人

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ジンカブ~配当金再投資~おさいふプラス

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