2018年からつみたてNISAが始まり、積立投資が身近になっています。
とはいえ、積立投資により結果が出始めるのは、20年、あるいは、30年と積立を継続していかないと大きな複利のリターンは得られません。
積立投資で大事なことは、ファンド選びももちろんは、一番は、どれだけ長く続けられるか、です。
長期で積立投資を続けるための2つのポイントをまとめました。
積立投資の効果
少し見にくいですが、積立投資は、毎月少額で投資できる点がメリットです。
複利の力を活かせば、元本を大きく増やせる可能性が高いですね。
けれども、20年、あるいは、30年など長い時間の積立をしていくことで、複利効果を得ることができます。
市場と連動するインデックスファンドであれば、市場の成長を取り込むことができます。
アクティブファンドもテーマ型ではなく、長期目線で投資しているファンドは有望です。
具体的には、
などが挙げられますね。
我が家は、ひふみ投信 とセゾン投信に毎月積立投資をしています。
インデックスファンドの投資も有用ですが、株価全般が長期にわたって停滞低迷したときには、積立投資の効果はほとんどないことには留意が必要です。
さわかみ投信の代表は、つみたてNISAの非課税期間20年間のしばりがあることがネック。
長期保有で積立投資をしていくと、17年後あたりから成績の積み上がりが加速する。
このため、20年、30年と積立を続けることが大切だと言っています。
20年、30年と積立続けられること
積立投資をしていくには、最低でも20年は積み上げておきたいところ。
20年は振り返れば早いかもしれませんが、これから20年間、毎月積立を続けるというのは、結構至難の業です。
基本的に、収入から毎月積立投資の金額をねん出するので、20年、30年と出し続けることを前提としているからです。
収入がずっと続くかは分からない点、ライフイベントによって、お金の考え方、使い方は大きく変わることを踏まえておく必要がありますね。
20年、30年と積立を続けることを重視する。
毎月の積立投資金額よりも、長期で積立を続けることを重視するほうが大切です。
途中で途切れてしまえば、複利の効果が小さいからです。
例えば、月1万円を30年、利回り5%で運用できれば、2.5倍にもなります。
月3万円を年利6%で、10年で止めてしまった場合、同じ元本360万円でも1.36倍程度にしかなりません。
積立期間が短いと、複利効果が出にくいのです。
より大きなリターンを得るためにも、長く続けて複利効果を得たいですよね。
積立投資を長く続ける2つの方法
我が家は子どもの教育費の積立を一部、積立投資をしています。
そこでの方法は、積立投資金額ありきではなく、長く続けることに主眼を置いています。
利用しているのは、eMAXIS Slim S&P500や楽天VTIですが、
毎月の収入から拠出しているのではなく、今あるお金を教育費目的なので18年で割って積立投資をしています。
つまり、止めない限り100%、18年間は積立投資を続けることができるのです。
その時の家計の状況を踏まえて、積立投資を続け、結婚をした時にでも渡してやれればいいかなというスタンスです。
2つ目は、給料収入以外の収入源を作っていくことです。
おすすめは、配当金です。
例えば、年間5%の配当利回りの企業に100万円を投資すれば、税引き後4万円の配当金が入ってきます。
月1万円の積立投資をしているのであれば、4か月分を賄うことができますね。
給料収入からの入金投資だけでなく、配当金などの不労収入も活用しておくと、長く積立投資をすることができますね。
SBI証券 であれば、未成年者の口座の開設が可能です。我が家では、子ども名義で日本たばこ産業やオリックスの株を購入し、その配当金を積立投資に回しています。
積立投資は長く続けることを意識しよう
積立投資は、少額でも長く続けることで元本が2倍以上に増える確率が高い投資手法であるといえます。
そのためには、できるだけ長期の積立投資をすることに主眼を置いておきたい。
給料収入からの入金投資を前提に、
- 投資に回す預金を積立年数で割って、毎月取り崩す
- 配当金などの給料以外の収入源を作り、積立投資資金とする
ことで、長期での積立投資をする環境を作り続けることができますね。
積立投資は、投資期間を長く取ることを考えて、始めたいもの。
そして、楽天VTIなどインデックスファンドを中心に、我が家では、ひふみ投信 やセゾン投信などの長期目線のファンドに投資を続けています。
預貯金の積立投資への振替を中心に、給料からも積立も組み合わせています。
短期で結果を求めず、長く続けることが大切ですね。
「20年続けられるためにはどうすればいいか」を考えておきましょう。
口座開設は無料ですので、まずは資料請求をしてみてくださいね。
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